@yumesajiki週刊月曜日
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◎創刊にあたって
2022年明けまして、本日1月10日より劇団夢桟敷の活動経過やエピソード、企画などを紹介するコーナーを設けます。
週イチの月曜日発行で、善戦か悪戦か?その様子を綴る誌面を公開できればとの願いもあります。
タイトルは
@yumesajiki週刊月曜日
週の初めに活動の点検と方向を提案と記録するものとなります。
一昨年より続く新型コロナがいつ終息するかわからない現状です。
演劇も大いに影響されており、公演・公開ワークショプ・日常稽古の困難さにも見舞われています。
困難はコロナ由来に限ったことではありませんが、演劇自体が常に発展途上である劇団夢桟敷は更なる模索を試みることが問われています。
不自由な今日こそ、新たな発見を導き出す「演劇実験」を意識し行動すること。
夢桟敷として標榜してきた
Post underground teatro
「アングラ万華鏡」劇場
志しを諦めずに押し進めて参ります。
試行錯誤は承知の上で、今後ともご協力を宜しくお願いします。
(演劇実験部編集人 TNS)
■
テラヤマプロジェクト
①上映会 2021.3
②書簡劇 2021.5-11
③訪問劇へ❗️2022活動計画
◎連載(1)
2021年3月13日(土)
熊本市国際交流会館
1.映画上映会
「あたしはあなたの病気です」
注(「疫病流行記」寺山修司より構成)
2.寺山修司についての講演
概論 三枝泰之(国際寺山修司学会)
「人間 寺山修司」 寺山偏陸
3.劇団夢桟敷寸劇
「観客席」(寺山修司)より
「レミング」(寺山修司)より
一部抜粋。
■只今、上映されたDVDをお渡ししています。興味お有りの方はお問い合わせください。
【寺山作品関連上演略歴】
劇団夢桟敷
寺山演劇 過去の公演資料として
■追悼公演
没後20年
「新 観客席」
2003年10月25日(土)18:00
10月26日(日)13:00
場・熊本市子ども文化会館
没後25年
「疫病流行記」
2008年8月2日(土)19:00
8月3日(日)14:00・18:00
場・熊本市同仁堂スタジオライフ
没後30年
「レミング〜世界の涯まで連れてって」
2013年4月27日(土)14:00・18:00
4月28日(日)14:00
場・熊本市現代美術館アートロフト
〈市街劇〉
「ポータル・ゲート・プロジェクト 1メートル四方国家」
(Street Art-plex Kumamoto 参加)
「遊戯療法」~レミングより~
2013年11月28日(木)19:30
11月29日(金)19:30
11月30日(土)14:00・18:00
12月1日(日)14:00
場・熊本市GALLERY ADO
〈寺山修司「学習会」〉ワークショップ
資料・演劇理論誌「地下演劇⑤」
(天井桟敷地下演劇編集委員会)
〜人力飛行機ソロモンより〜
2014年1月〜3月(毎週金曜日)
場・熊本市黒髪コミュニティーセンター
〈実験映画創作上映会〉
「あたしはあなたの病気です」〜疫病流行記より
2021年3月13日(土)16:00-20:00)
場・熊本市国際交流会館
追記
寺山演劇エピソード
追悼公演
①没後20年「観客席」2003
中高生を対象とした寺山演劇を企画実施。
出演者も没後に生まれた中高生が中心メンバー。
闇を塗るペンキ屋を中学教師が演じ、尻を塗られたのは中学生女子。
後援は熊本市教育委員会。
②没後25年「疫病流行記」2008年
舞台を4つに区切る。
過去・現在・未来と時間の交差点。
バタバタとペスト病に感染して倒れるダンスの時、お客さんを参加させて倒れるダンスをおこなう。
お客さんたちは笑って倒れていた。
③没後30年「レミング」2013年
世界の涯まで!壁を抜ける!
をテーマに寺山戯曲をそれぞれに解釈して物語を構成する。
映画の撮影現場のようでもあり、ひとりの女優の失われた記憶の再構築のようでもあり…。
⑤「遊戯療法」レミングより2013
密室空間をICU(集中治療室)のようにレイアウトする。
ここでは登場人物たちが分裂したり、他者と自分が入れ替わったり、幽体離脱して身体やこころを彷徨う仕掛けする。
出演者たちの口から飛び出す「シュール」や「アバンギャルド」は個人によって自由自在に変容する面白さを発見する。
⑥寺山修司ワールド学習会2014
公演活動を通じて、私たちの経験を演劇実験室天井桟敷の市街劇を視点に絞り考察する学習会となる。
現在に生きる者としてテラヤマワールドは今後、どのような方向へ増殖と分裂を繰り返しながら拡散されて行くのか?
シュールとアバンギャルドはどこまで管理社会から解き放たれるか?
週イチの連続演劇ワークショップとして3ヶ月行う。
⑦ 〈実験映画創作上映会〉
2020-2021
テラヤマプロジェクト第一弾
「あたしはあなたの病気です」〜疫病流行記より
企画は2019年末よりスタートしたが、2020から現実がコロナ禍に襲いかかり、市街劇と劇場公演の同時演劇公演が中止となった。
映画製作に取りかかる。
目に見えないウィルスに対応しながら菌の疫病拡散の物語を取り組む。
2021年3月に上映会と寺山概論(三枝泰之氏)・人間寺山修司を語る(寺山偏陸氏)のプログラムで実施する。
(山南純平・さかもとまり)
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