劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

副島靖英先生

2021-03-22 11:11:59 | 2020-2022 日記

今から18年前の2003年3月。
GREAT TEACHER STORY 
(注)略して「GTS」。この「S」は熊本市立武蔵中学の副島靖英先生の「S」だった。

退職祝いの関係者限定の演劇公演をした。
この経験は通常の演劇公演とは違って、個別な物語であるにも関わらず、社会が悩む教育現場の大きな問題にも思えた。
人の物語は社会風刺の刃物になる。

退職後、フリースクールを開設された先生だった。不登校の生徒さんたちの居場所を作られた。
生きていれば78歳になっているのだが…。

演劇部の顧問だった先生は国語の教師だったが、演劇を美術や音楽のように教科に入れる必要があると主張されていた。
遺志を引き継ぐことはできなかったが、その意味を今でも考えている。
学校の先生になった元劇団員もいる。機会があれば先生の教え子だった彼らと話をしたいと思うのだが…?

今朝、先生が夢に現れて「酒をキープしているから勝手に飲んでいいよ。」と微笑んでいた。
桜が咲く頃になると先生のことを思い出す。…生きているのだな。


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