劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第18号 2022.09.19発行〉
https://yumesajiki.jimdofree.com/
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劇団夢桟敷は岐路に立たされている。
迷っていると思っていましたが、そんなことではありません。
何処に向かって行くのか?
楽しみながら着地点なし!で迷宮します。
それが劇団夢桟敷の特徴です。
ポストアングラ劇。
■ご挨拶【復活版】
5月2日(第17号)以降、休刊していました「週刊月曜日」が4ヶ月半ぶりに復活再開いたします。
昨年よりテラヤマプロジェクトと銘打ちまして「あたしはあなたの病気です」映像製作・寺山偏陸氏(寺山修司義弟・元演劇実験室天井桟敷)を迎えてのトークイベント(2021.3熊本市国際交流会館)に続いて、第2弾「訪問劇・市街劇」をワークショップ形式で行なってきました。
以降、私こと山南の健康問題(生活習慣病発症と食道と直腸癌治療)に見舞われ活動自体が停滞していました。
健康第一。それに反して…
「あたしの名前は病気です」が私的に現実化したように、演劇の虚構との境界が曖昧になってしまいました。
同時にコロナ禍で会場の予約や密になる呼びかけに躊躇するようになったことも停滞要因と言えます。
劇団は一人で成り立っているものではないのですが、座長夢現(さかもとまり)との二人三脚が身体の都合やコロナによる言い訳で停滞したことを反省しています。
座長夢現は健康そのもの!女優としての活動と劇団を支える力の衰えはありません。
他メンバーは?…活動の停滞と共に熊本から離れて行った者もいます。これは生活を支える経済の問題でもあり、劇団としては個人生活の自由な選択に対して介入できない事情もあります。
劇団夢桟敷は一般企業や商業活動とは異なり、有名性や営利を目的とした価値観ではない劇団だからです。
旗揚げ1979年当初よりプロ・アマの垣根はなく、入退団の激しい繰り返しがありました。
出入り自由は気楽さか?不気味さか?
未来ある若者たちの特権か?
去る者は追わず、来る者は拒まず。
たかが「週刊月曜日」の休刊でしたが、演劇の活動との関係で我が劇団の問題は根深いようにも思えるようになりました。
もう一踏ん張り!未だか、未だか。
毎年毎月毎日のように「何故、演劇なのか?」にこだわっていましたが、考えるだけで行動が伴わないと空回りしてしまいます。
口先だけの虚しさよ。
空白の4ヶ月半を如何に埋め合わせるか。できることを探すしかありません。
ということで10月よりワークショップ公開と役者募集に限らずスタッフワークの拡大を図ります。
そのための点検と確認、呼びかけの通信として週刊月曜日を発信することにいたします。
尚、前回の映像製作の修正版(タイトル変更中)として取り組むことと来年春演劇公演に向けて準備体制に入りました。
関係してきた皆さんに呼びかけることもあるでしょう。又、新たな出会いでスタートすることもあります。
この通信で今後の活動が発表されますのでよろしくお願いします。
問
劇団夢桟敷
090-4581-5190
yumesajiki@ybb.ne.jp
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