劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

週刊月曜日 第15号

2022-04-20 13:38:57 | 2020-2022 日記

劇団夢桟敷「週刊月曜日」
〈第15号 2022.04.20(水)発行〉
https://yumesajiki.jimdofree.com/

【参加者募集】
■演劇ワークショップ(1)
「錬肉術」
〜身体表現・肉体言語〜
時:5月11日(水)19:00-21:00
場:黒髪コミュニティ
 熊本市中央区子飼本町15番20号
問合せ:090-4581-5190
 yumesajiki@ybb.ne.jp
(注)一般公開参加型、完全予約制です。
参加費無料。
(但し、次回公演と上映会に興味のある方を優先いたします。詳細については当日会場にて説明します。)
コーチ◎坂本真里/山南純平

「言葉のない演劇」を体験しましょう。
テーマは「夢を語る。」
えっ「夢を?」
そうです、「今朝見た夢を語ります。」
「言葉のない」と「語る」は矛盾しませんか?
語ることは言葉だけではないことを経験していただきます。
「表現」は「伝える」ことを手段に止まることなく、それ以上の「モノとコト」があると思われます。
「モノ・コト」を形にする作業が「表現」では欠かせません。
「無言劇」へ挑戦するワークショップです。
無言劇というとパントマイムを想像される方も多いことでしょう。
劇団夢桟敷も年齢国籍不詳のムーラン氏のパントマイム講座を受けたことがあります。それをダンスに取り入れたり、人形の動き(操り、カラクリ、ロボットなど)を扱うようになりました。
又、暗黒舞踏(山海塾の滑川五郎氏や白虎社)のワークショップに参加して、身体訓練方を学んだりしました。
しかしそれは一時的な経験でしたし、その分野自体は途方もなく奥深さがあり、簡単に演劇に取り入れることはできないという自覚も生まれました。
演劇の稽古ではその後、自己流になっていくことが多々有りました。
同じことを繰り返している内に、「こうしたら良いのではないか」と気づくことや「こういうことか!」と発見することもあります。
「劇的なるものを巡って」
稽古場では俳優の姿勢や表情を「あーでもない、こーでもない」と模索します。
模索することが面倒臭いと思えば苦痛ですが、面倒臭いことが面白いと思えるようになると辞められなくなります。
俳優や演劇には麻薬性があるからでしょうか。一般に言えることではなく、個別性格や興味次第でのめり込んでしまう不思議な力があります。
セリフを入れることも大事ですが、姿勢や表情が言葉以上に「ものを語る」があります。
「いい役者だな〜」「味がある人」「カッコイイ!」諸々。
どうやら俳優は人を引き寄せる力があるらしい。まるで磁石のような人間に見えます。
今回の演劇ワークショップ課題「夢を語る」では、まるで夢の中にいるような動きを求めます。
日常生活での行為に速度を早めたりスローモーション、動きを止める、時間を巻き戻したりします。
「錬夢術」から「錬肉術」へ。
ワークショップでは身体全体の表情を自らが気づく・発見する時間となります。