ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

果てぬ村のミナ

2012-12-27 18:58:20 | 鑑賞


県内の水窪が舞台となった映画  斜面の茶畑に点在する農家
若者の働く場所はない 茶業を継ぐにも収入は少ない 限界集落

それでも良いものを作り提供したいという満足感が唯一の支え
そこへ60年前に住んでいた少女が さほど変わらない年齢で戻ってくる

奇妙な物語だが 茶畑 山道 方言 何とも親しみのある映画だった
あまね村という設定 人口が毎年100人減少のセリフが「かわね」と聞こえた

そしてまた60年後に少女が戻ってきた 風景は変わっていなかった
いつまでも変わらない日本の原風景 それを残せという教えなのか

祭りの場面ではいつも見かける島田のIし田君が映った気がした
次は島根県壱岐郡海士町が舞台の「カミハテ商店」を見たい