さて、名古屋公演は29日と30日の二日間3公演。わたしが見たのは30日の千秋楽でした。千秋楽だったから、遠征で来られてたOSKファンの方もいらしたと思うけど、客席は9割方埋まってましたねぇ。
で、結論から。
OSKの良さがよくわかった!!!
って感じ??特に洋舞ショー!めちゃくちゃカッコイイの!ダンスばりばりなの!テンション上がるの!(力説)
「ああ、これがレビューショーなんだ・・・」
って思いましたね!
宝塚ってのは、やはり「タカラヅカ文化」であり、レビューである前に「タカラヅカ」ってゆー装置を楽しむ娯楽なんだなぁ、と強く思った。
OSKのショーは、もっと原始的な楽しみなんですよ。宝塚が「うっとり」なら、OSKは「ドキドキ」ですね。
いやー、面白かった!
見に行ったのが千秋楽だったからこれ以上お金使わずに済んだけど、まだ公演がつづいてたら、ウッカリもう一回ぐらい見に行っちゃってたかも??
桜花昇さんがーーーー!!桜花さんのダンスがーーーー!忘れられないーーーー!
じゃ、ここから詳細いきます。
**********************************
●「春のおどりはヨーイヤサァー」って、あれ!?都をどり!?
一部は「義経桜絵巻」って題で・・・まぁ、読んで字の如し、義経モノですね。芝居仕立てのショーっつーか、ショー仕立ての芝居っつーか、「演技!芝居!」っていうよりは、ショーだね、これは。さすがダンスのOSK。ショーの二本立て!
「春のおどりはヨーイヤサァー」って声で幕が上がるんだけど・・・これって祇園の「都をどり」とおんなじだぁ!(宝塚の日本モノショーってどうだっけ?花の宝塚風土記とか、このセリフあったかなぁ?)
わたくしはかねてより、宝塚ってどことなく花柳界のシステムの影響を受けてる気が・・・って思ってて、「いやでも、日本文化ってなべてこんな感じなのかもー」という気もしつつ・・・ま、わたしが評論家とかなら調べてみたいトコですが、シロートがそこまでするのもねぇ、ということで、そんな気がするってところで止まっております。実際、どうなんでしょうね??
で、OSKで「都をどり」に重なる要素をみつけて、「へえー!」って思ったワケ。(そんだけです。うーん、我ながらオチのない文章・・・)
そういえば、去年の「都をどり」は、題材が義経だったなぁ。
特筆すべきは日舞ーーー!!
娘役の若木志帆さんと北原沙織さん、日舞がちょーキレーイ!!
変な言い方だけど「ホントに日舞だ!」って感じなの。余技じゃないね、あれはー。腰の落とし方、扇の扱い方、みやびで美しい~んです!
わたしの見方が間違ってなければ、
トップ:大貴誠さん
二番手:桜花昇さん
三番手:高世麻央さん
娘役はほぼWトップ:若木志帆さん&北原沙織さん
になるのかな。
義経の大貴さんは歌と芝居が堪能!声にチカラがあるよねー。
桜花さんは弁慶だったんだけど、ナギナタ振り回す姿がスラリとキレイ。その立ち姿を見た瞬間、わたしのダンサーセンサー大発動!!宝塚のコムちゃんにしてもマギーにしても、ダンサーって立ち姿でわかるもんね。重心をグッと引き上げた、きれいな立ち姿っ!それで「桜花さん、踊れそう!二部がたのしみー!!」と、なぜか芝居で二部のためのダンサーチェックをしていたわたし(笑)
さらに、狐の忠信で出てきた高世さん、ぴょこんぴょこんと跳ねるんだけど、そのジャンプのキレの良さに、またもわたくしのダンサーセンサー大発動っ!!
一部も華やかできれいだったんだけどさー、とにかく二部がイイのっ。イチ押し!オススメ!
●レビュー「ハッピー・ゲーム」
ショーは幕開きからいきなり桜花さんが芯で踊ってて、「やっぱりー!キャー!」ってテンション上がる上がる(笑)てゆーか、わたしってダンサー好きだったんだなーってはじめて思いました。歌、ダンス、芝居で、べつにどれを重視っていうのは、わたしのなかにはないんですけどね。コムちゃんのダンスを見慣れているせいで、キレイなダンスに目がない!ってのもあるかも。コムちゃんファンだからダンサー好きになったのか、ダンサー好きだからコムちゃんファンになったのか・・・タマゴが先かニワトリが先かって感じで、その辺は定かじゃないですけどね。自分が運動神経激悪だから、身体能力高いのに憧れがあるんだよね・・・。
で、桜花さんのダンスがキレイなんですよーーーー!歌もイケるし!!
パキッと上がる足、しなやかな身体!!うわー、なんてわたし好みなダンス!(涙)ちくしょー、こないだまで「我が歌ブギ」で、名鉄ホールに来てたんじゃないか!見に行きゃよかったー!
高世さんのダンスは、キレのあるシャープなダンス。これまた見ていて気持ちいい!!
歌で聞かせる大貴さんの脇で、対称的な持ち味の「ダンサー」ふたりが、バリバリに踊ってるんですよ!もう、たまらーん!楽しーい!
若木さんと北原さんも、ダンス激ウマ!長い腕が華麗に動く動く!
レビュー内容はすごく王道。(思いつくまま書き出すので順不同です)
・バスケ少年やらサッカー少年やら出てくるスポーツモノ場面。
・カルメンを題材にしたスパニッシュな踊り。(カルメンの若木さんが絶品)
・群舞を黒と白にチーム分けし、競い合うような群舞。
・トップ+二番手三番手が、3人だけで「OSKゴーゴー!」とか歌っちゃう。
・チアガールを模した、娘役群舞。(ここでラインダンスだったかな。)
これでもか!ってぐらい、王道レビュー驀進!またわたしってば、すごい王道好きだからさー、ど真ん中でしたね(笑)
●陶酔の「タカラヅカ・レビュー」、健康的な「OSKレビュー」!
「ダンスのOSK」っていうだけあって、みんなめちゃくちゃ踊れますね。なんというか、踊ることへ意識が高いね。(宝塚が低いっていってるんじゃなくて、OSKは劇団的にダンスに比重があるんだなと思って。伝統的に。)
それから、OSKのダンスは拍にビシッと合うよね。宝塚だと、拍からわずかに遅らしたり早めたりで、「キザさ」とか「(それぞれの)男役のニュアンス」が表現されるとこあるけど、OSKは男役である前にダンサー!娘役である前にダンサー!って感じで、拍にジャストで振りが入りますね。だから揃うと迫力というか、スピード感がすごくあるねー。
なんか、「ああ、20世紀前半に流行ったという『レビュー』って、こういうものだったんだ!」って、目からウロコ。SKDとか日劇ダンシングチームも、こんな感じだったのかな。タカラヅカ・レビューから、タカラヅカっていう装置をはずすと、レビューってもともとこういうものだったんだなーって思いました。
宝塚とは違う魅力なんだよね。ハツラツっていうのかな・・・ものすごく健康的。いやみのない健康的な色気が魅力的。
チアガールな場面とか、あの振付は宝塚ではできんな・・・。まるで組体操みたいな、アクロバティックな技とかあるんですよ。清く正しく美しく、の枠から、あれはほんの少しはみ出す振りだろうなあ。
それから、男役と女役が対等。男役としての魅力、女役としての魅力っていうものは、もちろんそれぞれあるんだけど、宝塚みたいに「寄り添い」って感じがないんだよね。そこまで男役中心社会じゃないというか。
宝塚には「女は寄り添ってこそ美しい」とか、「こんな男がステキ」とか、古きよき社会的な美学が反映されてて、見る側もそこに「あーいうお嫁さんイイわね」とか、たぶんどこか社会とか自分を投影してウットリ見る部分ありますけど、OSKはもっとシンプル。社会思想が顔を出さない、純粋な娯楽としてのレビューですね。
宝塚はタカラヅカっちゅー装置や思想に抱き込まれていく、めくるめく陶酔がありますけれど、OSKには溌剌とした勢いのある、レビューという娯楽がもともともっている、純粋な快感と高揚感がある気がします。
似て非なるものだな、宝塚とOSK。
とにかくわたしは、いきなりOSKのファンにもなってしまいました!秋のおどり、松竹座まで見に行っちゃおうかなー。
まーつまり、レビュー文化じたいが好きなんだよね・・・(遠い目)SKDとか日劇ダンシングチームも、いちど見てみたかったですね。
なんとなく宝塚のレビュドリとかラッキースターとか思い出す部分があって、「中村一徳センセは、こういうレビューを志向してんのかな」とか思った。・・・ら、帰宅してもらってきたOSKのチラシ眺めてたら、去年の「春のおどり」、洋舞レビューの「ダンシング・フォーリーズ!」は、ずばり一徳せんせが演出してたのね!?(びっくり)
●思いっきり余談。
わたしは5年前・・・かな?名古屋にきていた「ASUKAの嵐/We Love Revue!」を見てるんですよ。ショーはともかく、芝居がよろしくなくてね・・・。どうも間延びした脚本で、あれは作品的にあまりよろしくなかったな、などと話しながら、友人Rと帰ったのを思い出します。
それから程なくして、近鉄がOSKを解散するという記事を新聞で見ました。OSKの団員の一部が、NewOSKとして再出発するらしいことも、メディアを通して知っていました。
ASUKAの~でハマれなくてもなお、わたしのOSKへの興味は薄れることはなくってね。というのは、井上ひさしが書いた大衆芸能に関する本で、はじめての「断髪した男装の麗人」はOSKのスターだったとか、当時どれほどOSK人気がスゴかったかとかを読んでいたもんで、「どういうものなんだろう、OSKって」って、ずーっと興味しんしんだったんですねー。
春のおどりがよかったので、我が家にある唯一のOSK映像「ASUKAの嵐/We Love Revue!」(BS2で放映したときに録画しといたやつ)を引っ張り出してきて見ましたけれど、うーん、やっぱあの演目より、今回の「春のおどり」のほうが、作品として断然好きだな。
春のおどりのパンフレットに寄稿していた田辺聖子せんせいの文章、すごくイイ文章でしたねー。これ読めただけでも、1000円出してパンフ買ってよかったなと思った!小さいころ、写真館をしていた父や父のお弟子さんたちとOSKを毎春見に行っていた思い出にからめて、当時のOSKがどういう存在だったかを、宝塚を軽く引き合いに出しつつわかりやすく書いています。田辺聖子ってもう78歳なんだねえ。
最後の傘回し、もっと優雅でノンビリしたものを想像してたら、なんのなんの(笑)ビシビシ!バシバシ!拍にあわせてダンサーらしくキビキビ動かされるんですねー。
とかく、元気の出る舞台でした!
で、結論から。
OSKの良さがよくわかった!!!
って感じ??特に洋舞ショー!めちゃくちゃカッコイイの!ダンスばりばりなの!テンション上がるの!(力説)
「ああ、これがレビューショーなんだ・・・」
って思いましたね!
宝塚ってのは、やはり「タカラヅカ文化」であり、レビューである前に「タカラヅカ」ってゆー装置を楽しむ娯楽なんだなぁ、と強く思った。
OSKのショーは、もっと原始的な楽しみなんですよ。宝塚が「うっとり」なら、OSKは「ドキドキ」ですね。
いやー、面白かった!
見に行ったのが千秋楽だったからこれ以上お金使わずに済んだけど、まだ公演がつづいてたら、ウッカリもう一回ぐらい見に行っちゃってたかも??
桜花昇さんがーーーー!!桜花さんのダンスがーーーー!忘れられないーーーー!
じゃ、ここから詳細いきます。
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●「春のおどりはヨーイヤサァー」って、あれ!?都をどり!?
一部は「義経桜絵巻」って題で・・・まぁ、読んで字の如し、義経モノですね。芝居仕立てのショーっつーか、ショー仕立ての芝居っつーか、「演技!芝居!」っていうよりは、ショーだね、これは。さすがダンスのOSK。ショーの二本立て!
「春のおどりはヨーイヤサァー」って声で幕が上がるんだけど・・・これって祇園の「都をどり」とおんなじだぁ!(宝塚の日本モノショーってどうだっけ?花の宝塚風土記とか、このセリフあったかなぁ?)
わたくしはかねてより、宝塚ってどことなく花柳界のシステムの影響を受けてる気が・・・って思ってて、「いやでも、日本文化ってなべてこんな感じなのかもー」という気もしつつ・・・ま、わたしが評論家とかなら調べてみたいトコですが、シロートがそこまでするのもねぇ、ということで、そんな気がするってところで止まっております。実際、どうなんでしょうね??
で、OSKで「都をどり」に重なる要素をみつけて、「へえー!」って思ったワケ。(そんだけです。うーん、我ながらオチのない文章・・・)
そういえば、去年の「都をどり」は、題材が義経だったなぁ。
特筆すべきは日舞ーーー!!
娘役の若木志帆さんと北原沙織さん、日舞がちょーキレーイ!!
変な言い方だけど「ホントに日舞だ!」って感じなの。余技じゃないね、あれはー。腰の落とし方、扇の扱い方、みやびで美しい~んです!
わたしの見方が間違ってなければ、
トップ:大貴誠さん
二番手:桜花昇さん
三番手:高世麻央さん
娘役はほぼWトップ:若木志帆さん&北原沙織さん
になるのかな。
義経の大貴さんは歌と芝居が堪能!声にチカラがあるよねー。
桜花さんは弁慶だったんだけど、ナギナタ振り回す姿がスラリとキレイ。その立ち姿を見た瞬間、わたしのダンサーセンサー大発動!!宝塚のコムちゃんにしてもマギーにしても、ダンサーって立ち姿でわかるもんね。重心をグッと引き上げた、きれいな立ち姿っ!それで「桜花さん、踊れそう!二部がたのしみー!!」と、なぜか芝居で二部のためのダンサーチェックをしていたわたし(笑)
さらに、狐の忠信で出てきた高世さん、ぴょこんぴょこんと跳ねるんだけど、そのジャンプのキレの良さに、またもわたくしのダンサーセンサー大発動っ!!
一部も華やかできれいだったんだけどさー、とにかく二部がイイのっ。イチ押し!オススメ!
●レビュー「ハッピー・ゲーム」
ショーは幕開きからいきなり桜花さんが芯で踊ってて、「やっぱりー!キャー!」ってテンション上がる上がる(笑)てゆーか、わたしってダンサー好きだったんだなーってはじめて思いました。歌、ダンス、芝居で、べつにどれを重視っていうのは、わたしのなかにはないんですけどね。コムちゃんのダンスを見慣れているせいで、キレイなダンスに目がない!ってのもあるかも。コムちゃんファンだからダンサー好きになったのか、ダンサー好きだからコムちゃんファンになったのか・・・タマゴが先かニワトリが先かって感じで、その辺は定かじゃないですけどね。自分が運動神経激悪だから、身体能力高いのに憧れがあるんだよね・・・。
で、桜花さんのダンスがキレイなんですよーーーー!歌もイケるし!!
パキッと上がる足、しなやかな身体!!うわー、なんてわたし好みなダンス!(涙)ちくしょー、こないだまで「我が歌ブギ」で、名鉄ホールに来てたんじゃないか!見に行きゃよかったー!
高世さんのダンスは、キレのあるシャープなダンス。これまた見ていて気持ちいい!!
歌で聞かせる大貴さんの脇で、対称的な持ち味の「ダンサー」ふたりが、バリバリに踊ってるんですよ!もう、たまらーん!楽しーい!
若木さんと北原さんも、ダンス激ウマ!長い腕が華麗に動く動く!
レビュー内容はすごく王道。(思いつくまま書き出すので順不同です)
・バスケ少年やらサッカー少年やら出てくるスポーツモノ場面。
・カルメンを題材にしたスパニッシュな踊り。(カルメンの若木さんが絶品)
・群舞を黒と白にチーム分けし、競い合うような群舞。
・トップ+二番手三番手が、3人だけで「OSKゴーゴー!」とか歌っちゃう。
・チアガールを模した、娘役群舞。(ここでラインダンスだったかな。)
これでもか!ってぐらい、王道レビュー驀進!またわたしってば、すごい王道好きだからさー、ど真ん中でしたね(笑)
●陶酔の「タカラヅカ・レビュー」、健康的な「OSKレビュー」!
「ダンスのOSK」っていうだけあって、みんなめちゃくちゃ踊れますね。なんというか、踊ることへ意識が高いね。(宝塚が低いっていってるんじゃなくて、OSKは劇団的にダンスに比重があるんだなと思って。伝統的に。)
それから、OSKのダンスは拍にビシッと合うよね。宝塚だと、拍からわずかに遅らしたり早めたりで、「キザさ」とか「(それぞれの)男役のニュアンス」が表現されるとこあるけど、OSKは男役である前にダンサー!娘役である前にダンサー!って感じで、拍にジャストで振りが入りますね。だから揃うと迫力というか、スピード感がすごくあるねー。
なんか、「ああ、20世紀前半に流行ったという『レビュー』って、こういうものだったんだ!」って、目からウロコ。SKDとか日劇ダンシングチームも、こんな感じだったのかな。タカラヅカ・レビューから、タカラヅカっていう装置をはずすと、レビューってもともとこういうものだったんだなーって思いました。
宝塚とは違う魅力なんだよね。ハツラツっていうのかな・・・ものすごく健康的。いやみのない健康的な色気が魅力的。
チアガールな場面とか、あの振付は宝塚ではできんな・・・。まるで組体操みたいな、アクロバティックな技とかあるんですよ。清く正しく美しく、の枠から、あれはほんの少しはみ出す振りだろうなあ。
それから、男役と女役が対等。男役としての魅力、女役としての魅力っていうものは、もちろんそれぞれあるんだけど、宝塚みたいに「寄り添い」って感じがないんだよね。そこまで男役中心社会じゃないというか。
宝塚には「女は寄り添ってこそ美しい」とか、「こんな男がステキ」とか、古きよき社会的な美学が反映されてて、見る側もそこに「あーいうお嫁さんイイわね」とか、たぶんどこか社会とか自分を投影してウットリ見る部分ありますけど、OSKはもっとシンプル。社会思想が顔を出さない、純粋な娯楽としてのレビューですね。
宝塚はタカラヅカっちゅー装置や思想に抱き込まれていく、めくるめく陶酔がありますけれど、OSKには溌剌とした勢いのある、レビューという娯楽がもともともっている、純粋な快感と高揚感がある気がします。
似て非なるものだな、宝塚とOSK。
とにかくわたしは、いきなりOSKのファンにもなってしまいました!秋のおどり、松竹座まで見に行っちゃおうかなー。
まーつまり、レビュー文化じたいが好きなんだよね・・・(遠い目)SKDとか日劇ダンシングチームも、いちど見てみたかったですね。
なんとなく宝塚のレビュドリとかラッキースターとか思い出す部分があって、「中村一徳センセは、こういうレビューを志向してんのかな」とか思った。・・・ら、帰宅してもらってきたOSKのチラシ眺めてたら、去年の「春のおどり」、洋舞レビューの「ダンシング・フォーリーズ!」は、ずばり一徳せんせが演出してたのね!?(びっくり)
●思いっきり余談。
わたしは5年前・・・かな?名古屋にきていた「ASUKAの嵐/We Love Revue!」を見てるんですよ。ショーはともかく、芝居がよろしくなくてね・・・。どうも間延びした脚本で、あれは作品的にあまりよろしくなかったな、などと話しながら、友人Rと帰ったのを思い出します。
それから程なくして、近鉄がOSKを解散するという記事を新聞で見ました。OSKの団員の一部が、NewOSKとして再出発するらしいことも、メディアを通して知っていました。
ASUKAの~でハマれなくてもなお、わたしのOSKへの興味は薄れることはなくってね。というのは、井上ひさしが書いた大衆芸能に関する本で、はじめての「断髪した男装の麗人」はOSKのスターだったとか、当時どれほどOSK人気がスゴかったかとかを読んでいたもんで、「どういうものなんだろう、OSKって」って、ずーっと興味しんしんだったんですねー。
春のおどりがよかったので、我が家にある唯一のOSK映像「ASUKAの嵐/We Love Revue!」(BS2で放映したときに録画しといたやつ)を引っ張り出してきて見ましたけれど、うーん、やっぱあの演目より、今回の「春のおどり」のほうが、作品として断然好きだな。
春のおどりのパンフレットに寄稿していた田辺聖子せんせいの文章、すごくイイ文章でしたねー。これ読めただけでも、1000円出してパンフ買ってよかったなと思った!小さいころ、写真館をしていた父や父のお弟子さんたちとOSKを毎春見に行っていた思い出にからめて、当時のOSKがどういう存在だったかを、宝塚を軽く引き合いに出しつつわかりやすく書いています。田辺聖子ってもう78歳なんだねえ。
最後の傘回し、もっと優雅でノンビリしたものを想像してたら、なんのなんの(笑)ビシビシ!バシバシ!拍にあわせてダンサーらしくキビキビ動かされるんですねー。
とかく、元気の出る舞台でした!
20年近く前に宝塚にハマって以来の歌劇ファンで、ここ数年はNewOSKの熱心なファンと化しております。OSKでいろいろ検索してるうちに、こちらに辿り着きました。
「春のおどり」気に入っていただけてとても嬉しいです!
幕あきの”春のおどりはヨ~イヤサー!”ですが、お察しのとおり、もともと「春のおどり」が花街のおどりを真似て作られたことからきているそうです。宝塚でも「春の踊り」を冠した日本物ショーでは使っていましたよ(私が観た中では紫吹月組の「宝塚風土記」とか)。
私もレビュー文化にとても興味があるので、”レビューのトリビア”シリーズが面白いです。また時々お邪魔させていただきます。
そして9月は松竹座に是非是非いらしてください!
わーーー!!OSKファンの方に数少ないOSK記事にコメントいただけて、とてもうれしいです!(シロウトが書いてるので、内容はお恥ずかしい限りなんですが・・・汗)
>幕あきの”春のおどりはヨ~イヤサー!”ですが~
ああ、やはり花街の影響下にあってのものだったんですね。レビューは外来のものなのに、純日本的な花街の影響でレビューがつくられているっていうのは、おもしろいものですね!知ることができてうれしいです。ご教示ありがとうございました!
秋のおどり、ばっちりチケット手配済みです。楽しみにしています。てゆーか、実は13日にアピオ行ったんですよー!(しかも二回見ました・笑)アピオの感想を昨日、書く予定だったんですが、宝塚のラインナップ発表が入ってしまったので、先送りになっちゃいまして(笑)
そんな矢先に、OSKファンの雪乃さまにコメントいただけて、なんだか興奮しております。OSKレビュー、ホントにホントに好きなんですよー。もうすこし交通費のかからない土地に住んでいれば、世界館も見に行きたいんですが・・・。
雪乃さまのブログを拝見しながら、もっとOSKの魅力について、勉強していきたいと思っています!
私は今はすっかりOSKに漬かっているので、なまいきむすめKさんのように、初めてご覧になった方の感想はとても新鮮なんです。
アピオ公演にもいらしてたんですね!
感想アップされるのを楽しみにしております。・・今回は感想うかがうのがちょっとコワいような気もしますが・・(汗)
レビューを愛するお仲間として、どうぞ仲良くして下さいね♪
「これは、秋のおどりを待たず、ぜひアピオに行かねば!」と(笑)
>感想アップされるのを楽しみにしております。・・今回は感想うかがうのがちょっとコワいような気もしますが・・(汗)
はははははっ(笑)
ホントにしろうとなので、わたしごときの感想じゃー、いかがなものかって感じですけれど、書いたら見てやっていただけるとうれしいです☆
レビューは楽しいです!
名古屋にもレビュー公演がもっとあればいいのにー!
こちらこそ、ぜひ仲良くしてくださいマセ♪♪
今年の春のおどり、気に入っていただけたようで、本当に良かったです。
そして、楽しく読みやすい感想をありがとうございます。
アピオでは、どうやら同じ空間で観劇していたようです。
また、色々な感想を楽しみにしています。
(OSKとは関係ないですが、左に並んだ“東山動植物園”の文字の数々。
幼い頃に慣れ親しんだ所なので、とても懐かしいです。)
いろんな意味でシロウトが書いているブログなので、恐縮というかお恥ずかしいというか・・・(恥)
>アピオでは、どうやら同じ空間で観劇していたようです。
満姫さまも、13日をご観劇だったのですね♪2日間のうちの1日だから、確率二分の一のご縁ですね☆☆
>(OSKとは関係ないですが、左に並んだ“東山動植物園”の文字の数々。幼い頃に慣れ親しんだ所なので、とても懐かしいです。)
おお!もうひとつご縁がv
わたしはモノゴコロついたころからずーっと名古屋なので、遠足だの写生大会だの、東山公園にはホントよく行きましたです。先日、ひさしぶりに行ったら、昔ほどの活気はなくって、ちょっとさびしく思ったりしましたー。
巡り巡って辿り着きました。
感想を、とても興味深く嬉しく拝見しました!
「春のおどり」については、全体の感想を結局アップできなかったヘナチョコです。>自分
(^^;
千秋楽の様子についての内容をトラバさせていただきました。
「秋のおどり」、私も参ります!
これからも、どうぞよろしくお願いします!!
(*^^*)
>千秋楽の様子についての内容をトラバさせていただきました。
わぁ!トラバまでありがとうございます!
さっそく読みに参りますね!
>「春のおどり」については、全体の感想を結局アップできなかったヘナチョコです。>自分
なかなか、書くのって時間がかかりますもんねえ。秋のおどりでは、ぜひガツンと書いてくださいませ!楽しみにしてます☆