etceterakoの勝手にエトセトラ

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「レザネ・フォール」のツレさまによる「マリコさんいじり」と爆笑トーク

2009年11月29日 | 宝塚歌劇

※ツレ様がおもしろすぎて、今日はツレ様のトークを紹介しただけで終わってしまった。またこんど、別記事でもうすこし演目自体のことも書くつもりです。

 行ってきましたOG公演。何で行ったかっていうと、中日劇場で近いからっていうのと、歌踊りいっぱいで楽しそうっていうのと・・・レビューネタだから・・・。レビュヲタ的にコレは買いでしょう!みたいな・・・。

演出は宝塚の大野拓史先生です。
出演は以下の12名のOGさん。(敬称略)
 
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 鳳蘭・麻路さき・湖月わたる・彩輝なお・星奈優里・福井貴一
 瑠菜まり・苑宮令奈・雪路かほ・陽色萌・汐夏ゆりさ・南海まり
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 いやあ、これ面白かったです。とりあえず、ツレ様が最強すぎる!!(笑)
 ツレ様のトークが面白すぎて笑い転げました。
 ツレ様、ホントに楽しい方ですねえ。ツレ様のディナーショーとかトークショーは、めっちゃ楽しいんだろうなあ。

 特に何が最高て、ツレ様がマリコ様をいじる(?)のが最高!
 俗な言い方で表現しますと、ドSとドMですよ!

 物語は、フランスはパリのレビュー小屋が舞台で、そこにひとりのワケあり男(福井貴一)が駆け込んできて、レビュー小屋のメンバーたちは彼をかくまってやるんですね。で、男がレビュー小屋の裏側をのぞき、踊り子たちとふれあうことで自分探しを終えて出頭を決意するって話。

 芝居のつづきで、最後の場面が長いレビューショーになってるんですよ。今回、チラシにも「レビュー」じゃなくて「レビュー・ショー」って書いてありましたねえ。

 そんで、レビューにはツレ様オンステージコーナー(と、わたしが勝手に名づけた)がありましてですね。
・ツレ様がソロを数曲うたいーの、
・客席をいじりーの、
・マリコさん、星奈さん、さえちゃんを呼んで十分ぐらい?、ご当地(名古屋)をネタにトークしまくりーの、

っていうのがあって、トークでマリコさんが失敗してアドリブがグダグダになっちゃったんですね。それに対して、ツレ様がつっこむつっこむ。鬼のようにつっこんでました。なんか・・・文字で説明しにくいんだけど・・・あの場でナマで、ツレ様の声で聞くとめっちゃ笑えるんだよー!

(台詞は、細かいことは覚えてないんで、雰囲気で書いてます。)

ツレさま:今回、わたくしたちは(役が)フランス人ということで!!(強弁)
      フランスで何を食べました?(という強引設定でトーク進む。芝居中だから。)
マリコさん:ええ・・・。ひつまぶしを!!
全員(ツレ、ゆり、さえ):「・・・・!?」(この沈黙の意味が、さいしょ客席はわかんなかった)
マリコさん:「ええと・・・ひまつぶし・・・だったかしら、ひつまぶし・・・?どっちだったかしら・・・?」
ツレさま:「・・・あのね、ここはじつはマリコが『つぶし』って言ってみんなで『ひまぶしでしょ!』ってツッコム予定だったんですよ・・・」
マリコさん:(あちゃーって感じで笑う)
ツレさま:「それで?ほかには?」
マリコさん:「エビムスとか!」
全員:「っ!?天むす・・・ですよね・・・!?
マリコさん:「・・・・っ!」
ツレさま:「何も考えずにしゃべるからよ。もっと考えてしゃべりなさい!(笑)

 このあとも、マリコさんは、おっとり~したグダグダトーク(?)をしてしまう場面があり、その度にツレ様に「考えてしゃべれー!」とお叱り(?)を受けまくってました。カーテンコールにもトークがあって、そこでも『愛のお叱り』がっ。

ツレ様:「中日劇場は・・・みんなどう?マリコは?」
マリコさん:「私は宝塚で」
ツレ様:「ああ、宝塚でね、よく公演しているから・・・」
マリコさん:「他にも○○(覚えてないけど固有名詞)で使ったことがあって・・・」
ツレ様:「んまあっ、『使った』だなんて(笑)使わせていただいたって言いなさいよっ(笑)」
マリコさん:「あ・・・あの・・・使わせていただいてっ・・・!(恐縮しきり)」
ツレ様:「何も考えずにしゃべってるから、ほんとに(笑)

(この後、マリコさんは震災後の初の舞台が中日劇場でーって話をして、客席拍手、じーんとする内容で終わる)

ツレ様:「ゆりちゃんは(中日劇場はいつ以来か)?」
ゆりちゃん:「私は宝塚で雪組にいたときでしょうか。なつかしかったです」
ツレ様:「さえちゃんは?」
さえちゃん:「わたしは5月に・・・。」
ツレ様:「へえ、5月」
さえちゃん:「そう。5月にも(中日劇場に)おじゃまさせていただいてるんです」
ツレ様:「あなた、まず公演名言いなさいよっ(笑)」←愛のお叱り
さえちゃん:「(はっとして)ええっと、○○(←ごめん、覚えてない)で岡幸二郎さん主演の舞台で・・・」
ツレ様:「あ、そう。岡さん。岡さん、(レザネ・フォールの)東京公演を見に来てくださったのよね。そのあと、メールいただいてね。出たいっておっしゃってて、レビューも出る気みたいなんだけど、レビューは出さないわよ!(笑)だってタカラヅカですものねえ(笑)」

(このあとも、何だか忘れたけどマリコさんがまた「愛のお叱り」を受けてしまった!)


 で、このへんで、完全に舞台の上(主に、マリコさん、さえちゃん周辺)が楽屋モードに!
 マリコさんが、さえちゃんの手をとって(?)・・・なんか、女の子同士がじゃれあう感じで、片手をつないじゃってですね・・・。客席のほうは見ず、完全に「ツレ様に甘えつつ訴える?」モードに突入。

マリコさん:「だってさえちゃんも!さえちゃんもねえ、明日は(公演会場)どこなの?って聞いても、さあ・・・って感じで(さえちゃんだって頼りない、と言いたいマリコさん)・・・」
ツレ様:「ふたりとも、何も考えなさすぎなのよ!(笑)」←バッサリ
さえちゃん、マリコさん:(笑っている)
ツレ様:「じゃあワタル、明日(の公演会場)はどこだか、わかる?」
わたるくん:「(自信まんまんで)明日もココですっ!」
ツレ様:「・・・明日を聞いてちゃダメね。明日も同じ会場だってことぐらいは、私だって知ってるわよ・・・。もっとわかりにくいとこ聞かないと!じゃあ、一番遠い会場は?」
ゆりちゃん:「福岡ですよね?」
わたるくん:「福岡?」
その他みんな:「(福岡かな?)という素振り」
ツレ様:「佐賀と福岡、どっちが遠いですっけ?佐賀?福岡?」
ゆりちゃん:「今回、佐賀はないですよ」
ツレ様:「えっ!?」
マリコさん:「何年か前(たぶん狸御殿のツアー)に、佐賀ありましたよね」
全員:(爆笑)
ツレさま:「いやあねえ。私ってば、昔のことはよく覚えてるのよ。おほほほほ!(大笑)」


 しゃべってる台詞と人物、多少いれちがってるかも。一回みただけの記憶で書いてるので。

 あと、面白かったのが、ツレ様の個人的思い出話シリーズ

(星奈ゆりの心の恋人が松平健サマだという話から)

ツレさま:「松平健さまでしょ。私が宝塚にいたときにねえ、公演を見にいらしたのよ。まだ彼がデビューした直後よ。こおんな素敵な二枚目でねえー!客席降りしたときに見つけて、アラなあんて二枚目で素敵なのかしらと思ってねえ。(客席降りのアドリブで)『お客様ハンサムですね。お客様二枚目だわ。俳優になれるわよ。なぜ俳優にならないの。俳優になるべきだわ』って(ほめそやしを)やったのよ。で、舞台袖に引っ込んだら上級生に叱られてね。『ツレの馬鹿ッ!あれは俳優さんよ!』って叱られたのよお!(笑)」

 こういう話を、アッケラカーンとした調子でおっしゃるんですねえ。口調と身振り手振りがまたオモシロイ。笑えるんだって、劇場で聞くと。

 松平健さんといえば、彼は「レビューファン」らしいですね。レビューという舞台芸能をすごくお好きでいらっしゃって、その延長線上にマツケンサンバがあるらしいですよ。
(マツケンさんの舞台、宝塚OGさんよく出るし、マツケンサンバは日劇の真島さんが振付、OSKの吉峯さんが歌詞書いてるもんね)
 週刊文春の阿川さんのインタビューに出たとき、「レビューが好きだ」ってハッキリ言ってましたよ。

 話を戻して、ツレサマの、もひとつ面白かった話。

 (いろんな人と共演してるから、どれが誰といっしょだったか忘れてしまう、という話)

ツレさま:「ある日ねえ、栄養注射を打ちに病院へ行ったんですよ。で、向こうに知ってる顔が注射打ってたんですね。だからわたしは『やあやあ、元気ぃぃ!?』って(チカラいっぱい手を振りながら)言ったら、向こうも手を振り返してくれて、でもすぐうつむいちゃったんですね。で、わたしは彼はどこで知り合ったんだったかと・・・考えてみたんですけど、よく思い出したら、彼は(TVで見て知ってるだけの)今田耕司さんだったんですよ!(爆笑) 向こうも、わたしに手を振られたから振り返したけど、うつむいてドコで知り合ったんだったかと、考えていたんでしょうねえ(大笑)」

 手を振るのを再現してくれるんだけど、力いっぱい元気いっぱいで、なんかオモシロイんですね(笑)明るいねえ、ツレさま。

 ああーん。(ツレ様の)客席いじりが面白かった件とかも、もうちょっと書きたいんだけど、時間切れです・・・。ツレ様のトーク紹介するだけで5000字もかかるって一体・・・。
 や、だって、すごく面白くて、誰かに内容を話したくてたまらなかったんだもん!

 ツレ様は大スターだねえ。
 上に雰囲気だけ紹介したトークの数々、字とセリフだけでみると、押しが強いとゆーか、(悪くとると)図々しいというか・・・そういう感じに見えるかもしれないんですが、ナマで聞くと全然そういうんじゃないんですよ。とにかく単にアッケラカーン!って感じ。ツレ様はスケール大きいですよ。ただ者じゃないっすね。

(という、ツレ様語りは、また演目に絡めて別途書くつもりですけども・・・)

 舞台も客席も、ほんとうにホッコリマッタリと、宝塚OG!っていう特別な集団を微笑ましく楽しむ感じで、居心地よかったです。ツレ様の「愛のお叱り」(と、わたしが名づけた下級生いじり)も、おっとりした下級生たちと、宝塚と、レビューへの愛情がいっぱいで、ぜんぜん意地悪な感じじゃないんですよね。まあ、なんていうか、タカラヅカっていう集団の内輪ノリ?の延長線上にある微笑ましさなんだろうなあ。

 まとまらなくなってきました。えーっと、今日はとにかく忘れずにツレ様のアドリブを書き付けたかっただけなのです。最高だよ、ツレ様っ!!


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