宝塚イズム 12
宝塚イズムの12は、タニちゃんのインタビューが載ってました。
いや、もう・・・。タニちゃんっていうのは、男役とか宝塚とか、そういう枠組み関係なくてタニちゃんっていうジャンルなんだなーとしみじみ。
写真も、女性らしいカッコですごい美女っぷりなんだけど、やっぱり持ってるオーラが、変わらないタニちゃんだー!!
インタビュー内容は、「きちんとしていて、すっごく前向き」。ほんとに生真面目だなー、タニちゃんー!抜擢の宝塚生活、絶対に大変だったと思うんだけど、「大変だった」とか「すこしのんびりしたい」とか、そんな言葉がどこにも出てこないんですよ。宝塚には全ての基本があったって言ってて、宝塚時代を懐古モードじゃなく、前向きに自分の人生の一部として語ってます。読んでて元気のでるインタビューですね。
あー。あと、今号では、わたしが書いたOSKの春のおどりのレポを載せていただけました。中村一徳せんせいだから、ぜひレポしたいと思っておったのです。批評文じゃなくて、ただの紹介文です。媒体がタカラヅカ専門誌だから、タカラヅカのスタッフが参加した作品を並べて紹介した程度ですが。
でー。その中で、いっこだけ弁解しときたいとこがあるんですが。
チェリーガールズの紹介んところで、タカラヅカのAQUA5にわざわざ触れているのです。「いらんのじゃないか」「OSKのチェリーガールズを語るとこで、なんでAQUA5を引き合いに出すんだ」とお感じの節もあるかと思うんですね・・・。
わたしも、そー思います。いらん一言です。
でも、わざと入れたのです。
理由はー。いつだったか、「チェリーガールズって、AQUA5に対抗してるのかなー」って、悪気無く、ほんとーに悪気無く無邪気に会話してるのを聞いちゃったことがあるのですよっ。
で、まあ、対抗どころか、性質がまったく違うものなんだけど、「ひとり誤解しているということは、全国に10人ぐらいは誤解してる方がいるかも」と思って、わたしのレポでは、敢えて触れて、敢えて真っ向否定(「性質が違うもの」と断言)したのです。
というわけでしたとさ。弁明終わりです。
以下が本の内容。青弓社HPからコピペです。
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特集 若手スター展望
昭和の香り漂う男役──愛音羽麗●大越アイコ
「ファイアー!」●荷宮和子
雪組若手スターたち●岩見那津子
各組の戦力を新人公演で見る●榊原和子
公演評[2010・2-5]
花組『虞美人』
なぜに咲くのか、美しく●大越アイコ
「典型的娘役」の可能性●松本理沙
「ほかの男と通じてないならおまえのことを愛してやろう」てなことを考えないのがあるべき宝塚のヒーローである●荷宮和子
三人称のドラマチック歌劇●林嗣響子
月組『紫子』『Heat on Beat!』
風変わりな男装のお嬢さま●林嗣響子
月組『HAMLET!!』
To Be Or Not To Be●大越アイコ
月組『THE SCARLET PIMPERNEL』
剣は刺さらないっ!!●倉橋耕平
葛藤を表す/隠すということ●玉置育子
雪組『ソルフェリーノの夜明け』『Carnevale 睡夢』
迫真のドラマここにあり! 見応えある雪組公演●鶴岡英理子
わかりやすさは罪ですか?●木谷富士子
「わが愛はソルフェリーノの丘の彼方にーっ!」●荷宮和子
ツボを押さえたショー●東 園子
星組『ハプスブルクの宝剣──魂に宿る光』『BOLERO』
ユダヤと女性──「ハプスブルクの宝剣」は宝塚の宝剣足りえるか?●水野 麗
主演者の魅力と企画の齟齬に残る無念●鶴岡英理子
柚希礼音に見た陰●岩見那津子
宙組『シャングリラ──水之城』
SF的想像力の集成●倉橋耕平
未来へのロマンとノスタルジーの旅●木谷富士子
宙組『Je Chante──終わりなき喝采』
雨の後の可憐な花を思う●柿田 肇
失われた過去への郷愁●大越アイコ
フィクションの力●貫田優子
桜乃彩音ミュージック・サロン『evergreen』
ホーム・宝塚での最後の日●柿田 肇
OG公演評
『カーテンズ』[大和悠河/鳳蘭]
楽しいミュージカル賛歌●木谷富士子
『Frank&Friends/MITSUKO』[安蘭けい]
選ばれた者だけが見る風景●佐藤さくら
『ディートリッヒ──生きた 愛した 永遠に』[和央ようか/花總まり/麻尋えりか]
和央ようかのワンマンショー●木谷富士子
愛の賛歌●石井唯衣
『薔薇とサムライ──GoemonRock OverDrive』[天海祐希/森奈みはる]
宝塚テイスト満載の大冒険活劇●水野成美
『DOWN TOWN FOLLIES VOL.7──男らしく姦しく』[香寿たつき]
アラフィフ集団真剣に遊ぶ●石井唯衣
『戯伝写楽』[大和悠河]
天才と狂気の狭間で●木谷富士子
安寿ミラ ダンスコンサート『FEMALE vol.10』[安寿ミラ/天勢いづる]
安寿ミラ『FEMALE』のファイナル●榊原和子
瀬奈じゅんコンサート『ALive──Handsome Woman』[瀬奈じゅん]
マニッシュな素顔のままで●榊原和子
OGへのロングインタビュー
大和悠河──宝塚にはすべての基本があった●聞き手:榊原和子
植田景子というパイオニアのいま●鶴岡英理子
タカラヅカとOSK──中村一徳の「JUMPING TOMORROW!」を楽しむ春に●林嗣響子
連載
ジェンダーから読むタカラヅカの過去と現在(2)
七十七期卒業生が開く「歓待の場」●大越アイコ
宝塚バカ一代(6)
メガネをかければ宝塚一!──彩吹真央の萌えツボ●荷宮和子
寺田瀧雄メモリアル(6)
没後十年、よみがえった寺田ワールド●薮下哲司
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