山川草一郎ブログ

保守系無党派・山川草一郎の時事評論です。主に日本外交論、二大政党制論、メディア論などを扱ってます。

オオカミ少年の断末魔

2004年07月05日 | 政局ウォッチ
「無党派層が関心がないといって寝ててくれればいいが、そうもいかない」と言ったのは森喜朗首相だったが、今の小泉純一郎首相は正反対の心境ではないだろうか。 前回参院選で「自民党をぶっ壊す」と豪語した小泉首相は、3年間でこの公約を相当分、実現したようだ。 経世会時代、単なる「利権配分システム」になりさがってしまった自民党は、小泉総裁のもとで無党派層の支持を民主党と競い合う「保守政党」に近づいた。確か . . . 本文を読む

選挙を知らない子供たち ― 「駅前投票」の提案

2004年07月05日 | 社会時評
最近の投票率の低さは何に起因するのだろうか。第一に考えられるのは「政治への無関心」だが、これは「現状への満足」の裏返しでもあるので、対策の立てようがない。政治への不満が限度を超せば、どんな無関心な若者でも投票所へ向かうだろう。 むしろ問題なのは、「投票に行ったことがない」「投票の仕方を知らない」という若者が増えているように思えることだ。たとえば、選挙権が18歳で与えられるなら、高校や中学で「投票 . . . 本文を読む