山川草一郎ブログ

保守系無党派・山川草一郎の時事評論です。主に日本外交論、二大政党制論、メディア論などを扱ってます。

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権力闘争のマナー

2006年08月29日 | 政局ウォッチ
自民党総裁選の話題が花盛りだが、けさの朝日新聞に面白いエピソードが紹介されていた。1999年の総裁選。再選を目指していた小渕恵三首相に加藤紘一、山崎拓両氏が挑戦した時の話だ。 . . . 本文を読む
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映画「太陽」について

2006年08月22日 | 社会時評
終戦前後の昭和天皇の苦悩を描いたロシア映画「太陽」(アレクサンドル・ソクーロフ監督)を観た。前評判では「あ、そう」を連発するイッセー尾形の怪演ぶりが話題になっており、かなりのキワモノ映画かと思って観たのだけれど、これがなかなかどうして力作だった。(本エントリーには、映画の結末に触れる部分があります) . . . 本文を読む
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ミサイル非難決議と対華21カ条要求

2006年08月02日 | 日本の外交
7月5日未明、北朝鮮は日本海に向けて7発のミサイルを発射した。米国による金融制裁の解除を狙った挑発行為に対し、国際社会は足並みを揃えて「NO」の意思を表明した。国連安保理は、中国やロシアが当初主張した議長声明やプレス発表文でなく、決議という正攻法で北朝鮮の行動を非難した。 中露両国を含む全会一致で採択された国連安保理決議1695号は、弾道ミサイル計画の中止やミサイル発射凍結の再確認を求めただけで . . . 本文を読む
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首相の失言を深読みする

2006年06月29日 | 政局ウォッチ
少し前の話になるが、森喜朗前首相が民放のテレビ番組に出演し、首相時代の自らの「失言」について、こんな趣旨の弁明をしていた。「自分は『無党派層は寝てろ』なんて言ったんじゃない。『そうはいかないから、しっかりやらないといけない』と言ったんだ。それをマスコミが悪意をもって一部だけ取り出して報道した」 何度も聞いた理屈なので、おそらく周囲から疑問を差し挟まれたことはないのだろうが、正直に言って、私にはこ . . . 本文を読む
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身も蓋もない弁明

2006年05月16日 | メディア論
「身も蓋もない弁明」というものが世の中にはある。「それを言っちゃおしめーよ」というか。いや、そういうことを言う人は概して正直者だったりするし、個別の事情も察してはいるのだが・・・。それでもなあと、思うのだ。 というのも最近、インタビューでの発言が問題になった現役の職業記者や元記者が、「いや、あれは相手の本音を聞き出すためのテクニックでね」といった趣旨の弁明をしているのを、相次いで目にしたからだ。 . . . 本文を読む
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国連安保理常任理入りをあきらめよう

2006年05月08日 | 日本の外交
小沢一郎氏の民主党代表就任で再び注目を集めそうなのが、氏のかねての持論である「国連待機部隊」構想だ。自衛隊とは別に、国際平和協力のための常設部隊を創設し、国連決議を条件に国連の指揮の下で軍事力を行使する。日本国憲法が禁じる「国権の発動たる戦争」とは明確に分離することで、周辺国の警戒を説く、というものだ。 東西冷戦が終結し、イラクのクウェート侵攻に対して、米ソを含む国際社会が一致協力して多国籍軍を . . . 本文を読む
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ありがとう、ご苦労さん、さようなら。

2006年05月05日 | 政局ウォッチ
政治について書こうという意欲が湧かない時期がある。変化がないときは当然そうだが、変化が起きていても別段刺激されない場合もある。今がそれだ。前原誠司氏の党首辞任を受けての民主党代表選で、小沢一郎氏が新代表に就任。「まずは自分自身変わらなくては」と変身をアピールし、千葉7区補選を制した。新聞政治面は活気付き、テレビも小沢氏のキャラクターに焦点を当てる特集でにぎわった。 小泉純一郎首相との共通点、自己 . . . 本文を読む
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007と民主党

2006年03月31日 | 政局ウォッチ
英映画007シリーズの次回作「カジノ・ロワイヤル」で6代目ジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグ=写真が、ファンの間ですこぶる不評らしい。反対派サイトは「ボンド役として絶大なる人気を博していたピアース・ブロスナンを解雇したばかりか、背が低く、金髪で、変な顔のダニエル・クレイグを起用し、ファンを侮辱した」という声明文を掲載、ボイコットを呼び掛けているそうだ。(「ファンが新007をボイコット! . . . 本文を読む
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アジアのニュースは誰が伝えるか

2006年03月07日 | メディア論
小泉首相のツルの一声でNHK改革の主要テーマに急浮上した「海外向け放送の強化」。そのための財源確保策に「広告の解禁」が挙がり、民放から反対論が相次ぐなど波紋が広がっている。 日米貿易摩擦の頃にも、日本の対外情報発信力の弱さが議論された時期があった。当時はバブルで日本の情報価値が高騰したけれど、欧米系のテレビ局や通信社によって世界に伝えられる日本像が不当に歪曲されている、と国会でも指摘された。 . . . 本文を読む
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小泉自民は保守政党か?

2006年03月06日 | 政治のかたち
「改革一辺倒の小泉首相率いる自民党は、もはや保守政党とはいえない」――。郵政政局の頃から一部で囁かれ始めたこんな言説が、広く一般に流布されるようになったのは、皇室典範改正の動きが本格化した昨年暮れ頃からだろうか。 秋篠宮家の慶事で典範改正は見送られ、保守派の政権批判もひとまず沈静化した感があるが、火種はくすぶったままだ。この間、「皇室の問題を政争の具にしてはならない」と過度の対立を諌める議論も聞 . . . 本文を読む
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前原さん、その論理は。

2006年02月22日 | 政局ウォッチ
比較的ヒマだったので、仕事の合間に小泉首相と前原民主党代表の党首討論をテレビ観戦した。ライブドアの堀江前社長が武部自民党幹事長の二男への送金を誰かに指示したとされる問題で、民主党が疑惑の根拠としている電子メールに関して「新たな証拠」を提示すると思ったからだ。結果は期待はずれだった。 前原氏は「国政調査権の発動を前提に銀行名と口座を示す」と主張し、小泉首相は「先に証拠を出してほしい」と言い返す。相 . . . 本文を読む
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「堀江メール」疑惑の危うさ

2006年02月18日 | 政局ウォッチ
堀江貴文ライブドア前社長が自民党幹事長の二男に「選挙コンサルタント」名目で3000万円の送金を指示していたという「堀江メール」疑惑。この問題を国会で追及した民主党の永田寿康衆院議員に逆風が吹いている。民主党寄りで、アンチ自民の朝日新聞でさえ、「メール疑惑 民主党の信用が問われる」と題した社説で、次のように指摘する。 これだけの重大疑惑を公の場で指摘したのだから、民主党もこうした自民党側の対応は覚 . . . 本文を読む
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ワイヤ・サービス・メンタリティ

2006年02月06日 | メディア論
愛読しているブログ「ネットは新聞を殺すのか」が、「本を書きます」という筆者の言葉を残して長い沈黙に入っている。「参加型ジャーナリズム」の方向性を模索して来られた湯川鶴章氏(時事通信社編集委員)が、その集大成としてまとめるであろう著作が、今から待ち遠しい。 その湯川氏は、執筆中の原稿をブログに順次連載するという珍しい手法をとっているのだが、「参加型ジャーナリズムへの期待」と題するエントリーに興味深 . . . 本文を読む
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日中友好は「ヤルタ史観」の再検討から

2006年01月30日 | 日本の外交
先日来日したゼーリック米国務副長官は、日本政府に対し「日米中3国による共同歴史研究」を提案したという。その後の訪中で、中国にも同様の提案を行ったが、中国政府は即座に拒否したようだ。理由は「北東アジアの歴史の特殊性」。一方で日中韓3国での研究なら受け入れるとしており、明らかに米国の参加を嫌ったとみられる。 米国が歴史研究を持ち掛けてくること自体、「靖国」が理由とされる最近の日中摩擦を深刻に受け止め . . . 本文を読む
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政界ポジショントーク

2006年01月27日 | 政局ウォッチ
「ポジション・トーク」という言葉がある。「株式先物の買持ち・売持ち等のポジションを持っている影響力のある市場関係者が、自分に有利な相場展開を図るために世論誘導を企てること」を指すらしい。 ライブドア事件に絡んで、ホリエモン応援問題が自民党内の政争に火をつけている。靖国問題などで舌好調の外交評論家・加藤紘一氏の執行部批判にも、何やらポジショントークな雰囲気が漂う。党総務会では武部幹事長とつばぜり合 . . . 本文を読む
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