山川草一郎ブログ

保守系無党派・山川草一郎の時事評論です。主に日本外交論、二大政党制論、メディア論などを扱ってます。

身も蓋もない弁明

2006年05月16日 | メディア論
「身も蓋もない弁明」というものが世の中にはある。「それを言っちゃおしめーよ」というか。いや、そういうことを言う人は概して正直者だったりするし、個別の事情も察してはいるのだが・・・。それでもなあと、思うのだ。 というのも最近、インタビューでの発言が問題になった現役の職業記者や元記者が、「いや、あれは相手の本音を聞き出すためのテクニックでね」といった趣旨の弁明をしているのを、相次いで目にしたからだ。 . . . 本文を読む

国連安保理常任理入りをあきらめよう

2006年05月08日 | 日本の外交
小沢一郎氏の民主党代表就任で再び注目を集めそうなのが、氏のかねての持論である「国連待機部隊」構想だ。自衛隊とは別に、国際平和協力のための常設部隊を創設し、国連決議を条件に国連の指揮の下で軍事力を行使する。日本国憲法が禁じる「国権の発動たる戦争」とは明確に分離することで、周辺国の警戒を説く、というものだ。 東西冷戦が終結し、イラクのクウェート侵攻に対して、米ソを含む国際社会が一致協力して多国籍軍を . . . 本文を読む

ありがとう、ご苦労さん、さようなら。

2006年05月05日 | 政局ウォッチ
政治について書こうという意欲が湧かない時期がある。変化がないときは当然そうだが、変化が起きていても別段刺激されない場合もある。今がそれだ。前原誠司氏の党首辞任を受けての民主党代表選で、小沢一郎氏が新代表に就任。「まずは自分自身変わらなくては」と変身をアピールし、千葉7区補選を制した。新聞政治面は活気付き、テレビも小沢氏のキャラクターに焦点を当てる特集でにぎわった。 小泉純一郎首相との共通点、自己 . . . 本文を読む