山川草一郎ブログ

保守系無党派・山川草一郎の時事評論です。主に日本外交論、二大政党制論、メディア論などを扱ってます。

007と民主党

2006年03月31日 | 政局ウォッチ
英映画007シリーズの次回作「カジノ・ロワイヤル」で6代目ジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグ=写真が、ファンの間ですこぶる不評らしい。反対派サイトは「ボンド役として絶大なる人気を博していたピアース・ブロスナンを解雇したばかりか、背が低く、金髪で、変な顔のダニエル・クレイグを起用し、ファンを侮辱した」という声明文を掲載、ボイコットを呼び掛けているそうだ。(「ファンが新007をボイコット! . . . 本文を読む

アジアのニュースは誰が伝えるか

2006年03月07日 | メディア論
小泉首相のツルの一声でNHK改革の主要テーマに急浮上した「海外向け放送の強化」。そのための財源確保策に「広告の解禁」が挙がり、民放から反対論が相次ぐなど波紋が広がっている。 日米貿易摩擦の頃にも、日本の対外情報発信力の弱さが議論された時期があった。当時はバブルで日本の情報価値が高騰したけれど、欧米系のテレビ局や通信社によって世界に伝えられる日本像が不当に歪曲されている、と国会でも指摘された。 . . . 本文を読む

小泉自民は保守政党か?

2006年03月06日 | 政治のかたち
「改革一辺倒の小泉首相率いる自民党は、もはや保守政党とはいえない」――。郵政政局の頃から一部で囁かれ始めたこんな言説が、広く一般に流布されるようになったのは、皇室典範改正の動きが本格化した昨年暮れ頃からだろうか。 秋篠宮家の慶事で典範改正は見送られ、保守派の政権批判もひとまず沈静化した感があるが、火種はくすぶったままだ。この間、「皇室の問題を政争の具にしてはならない」と過度の対立を諌める議論も聞 . . . 本文を読む