ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

沖縄は真夏に逆戻り(20230915)

2023年09月15日 | 沖縄暮らし

 本日は、普天間基地展望台の嘉数高台公園に行ってきました。10時から16時までの6時間。昨日の嘉手納の飛び方と比較したら、まるでおとなしい。私がターゲットにしたかったものはゼロ機。それでも発見があったり、疑問が湧いてきたり。途中で2団体の皆様にお話ししました。話しのど真ん中でKCー135空中給油機が飛んできてタッチ・アンド・ゴー。嘉手納と普天間の話しに及びました。普天間基地は、嘉手納基地のサブ基地でもあるのです。現場こそが教材ですよ。

 中には興味本位だけで、遊びに来る人もおり、彼らのごちゃごちゃの話しは、ただうるさいだけ。何しに来るんだろう。「あれがオスプレイだ」とか、言っちゃって。

 また50人ぐらいの労組の団体が来てました。彼女らに説明していたのは、どうも宜野湾市職員労働組合のメンバー。あれこれはいいのだが、「普天間基地の辺野古への移設」と捉えており、そうしたら、ここから基地がなくなると考えているらしい。自己中でしかない理解に、呆れた。ここで異議を唱えると、また大変なことになるので言わなかったが、事態は深刻です。

 帰宅して写真を見ると、どうも私も気がついていなかったことがあるようです。精査して別途報告しますが、米国・米軍はしらっと変えてきているのかも知れません。静かだから、暇だ、成果に乏しいのではないようだと、改めて思い知らされています。

 嘉数バス停に、バスが来たのは、約50分遅れ。その間、オスプレイは一機も帰ってこず。石垣島、奄美大島に残っている3機を含めても10機ほどが戻って居ません。どこに行っているんだろう。演習は、この辺りでやっているばかりではなく、あちこちに散ってやっています。宜野湾市の皆様には、そこをみていただかないと、「移設」で済むのか、考えていただきたい。また「辺野古が唯一」とは、何を意味しているのかも。目の前から居なくなればいいならば、アフガン戦争、イラク戦争の時のように、国外に出て行っていたときの静けさは、最高なのでしょうか?! 今度はこっちが戦場になるかも知れないのだよ。

 そんなこともあり、暑かった割には、冷ややかな時間を過ごしました。帰路の途中で、丁度夏の残照が素晴らしかった。秋の雲はゼロ。雄大積雲に発達寸前でした。真夏に逆戻り!



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