ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】今こそ諦めない政治を作り出そう(20240618)

2024年06月18日 | 沖縄暮らし

 おはようございます。2024年6月18日(火)雨 大雨洪水警報発令中。あちこちで警報が出ています。ご注意ください。14日のバス車内でも警報があちこちで鳴り出し、慌てた。皆さんがもっているスマホ等が鳴りだした。浦添市が、那覇市が避難警報を発令した。避難先はしかじかだと。私の携帯電話にも出てきた。私は、「空港止っている」と直感した。そしたら「欠航」だった。即予約便を交換していただいた。分かっていれば対応できる。

 しかし、もしこれが空襲警報ならばどうなのか? 「戦争突入警報」ならばどうなるのか? 先ず、不都合な情報は、私達の元に入ってこない。国とはそういうものだ。戦争に前のめりの国は、人との信頼関係をガチに無視してくる。義務だけを強いてくる。徴兵や懲用。日本国憲法は、徴兵や徴用を禁止している。これらが復権させられる可能性が出てきたのがこの10年だ。

 私は反戦・非戦・不戦でやってきた。「戦争を知らない子ども達」(戦後生まれ)だ。1970年代にベトナム戦争反対から身をもって反戦を貫いている。そして沖縄を知った(1989年以降)からこそ、今がある。この79年間の時間は、科学技術を急発達させた79年間だった。核兵器から、電子戦、サイバー戦、無人機による破壊・殺人。人間や街を破壊するだけではなく、農地や森・海も破壊する。戦争こそ環境破壊だ。「地球環境を守る」とか脱炭素と言いながら、戦争をやめようとしない米国などは、最悪(大嘘つき)である。この国も同罪だ。

 私の場合、自然を守りたいと考えてやってきた(1960年代半ばから)のが先だが、反戦も自然環境を守るのも政治そのものだ。政治って面倒くさいが、避けて通れない。私達が避けたら、どんどん悪くなっていく。独裁が進んでしまう。財界本位の政治になり、今や軍事産業本位の政治になってしまった。

 昔、米国と戦った日本国だったが、今は「米日同盟」で、儲けてきた。私は儲けること全般を悪いとは言わないが、周囲の迷惑顧みずの儲け方はアウトだ。だからこそ民主主義が必要不可欠だ。誰かの独裁(贅沢)を許さないための手段であり、可能な限り協調し、生きあえる関係作り。そりゃ、外交で平和的な関係を作るしかない。小国こそ、生きる価値があるはずだ。軍事大国はイデオロギー抜きに、いらない!

 沖縄が生きていくとは、小国として生きていくことを見据えている。国になろうがなるまいが、生きていける経済と政治を作らなければ、なるまい。地方自治が重要なのだ。しかし岸田政権はこの地方自治を潰す法案を進めている。参議院で可決されてしまえば、国が一番で、地方は国に従うものだに押し戻される。貶められる。沖縄だけの問題ではない。

 

【是非とも拡散願います】参議院総務委員会各委員宛 地方自治法の一部改正案に対する要請文(20240614) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

 

 戦後79年間の時間とは何だったのか? あの侵略戦争が果たした悪を忘れてしまい、この日本国は、また同じような愚を繰り返すのか? 今度やったら、地球じたいが消滅する事態になるだろう。お断りしておくが、必ずしも物理的な消滅ではない。人間や生物の生命が生きていける環境の破壊だ。核戦争とはそういうものだ。自然破壊の集積や、化学的な破壊も生物が生きていける系を潰すものだ。

 サンゴ礁の海を守るとはそういうことだ。沖縄に来るダイバーの100人に一人でも、こういうことを考えてほしい。辺野古・大浦湾を潰して、ダイバーですって言えるのか? 浦添市のカーミージーを潰して言えるのか? どこの国内外の海でも同じ事だ。 

 人間が学ぶことを怠ったら、しっぺ返しをくらう。横暴になったことを「進歩」だとする説を私は否定する。戦争がもたらす「進歩」を否定する。人間は矛盾に満ちている。ヒトは生まれてこなかった方が良かったのかもしれない。「進歩」がヒトをここまで傲慢にしてきたのだ。鈍感にしてきたのだ。想像力を蹴散らしてきたのだ。  

 「勝つ方法は諦めないこと」だとの説がある。私も諦めずに、人間が生き残れる政治を作り出したい。願わくば、皆さんと共に。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。