202３年度第2回中部ヤマハOB会「俳句の会」報告

　 2023年度第2回中部ヤマハOB会俳句の会を7月16日(日)10時～12時伏見・名古屋店B1研修室にて行いました。今年度は2回目の俳句会で6人の方のご参集を頂きました。
　 3句出句の５句選で行い、わいわいがやがやと選評を語り合い、その後昼食をともにしながら近況などを語り合いました。結果は以下の通りです。

4点句
　「右靡き左に靡き青田かな」葛山折情
３点句
　「有松の絞り浴衣に肌やさし」宮地厚志
　「今川を讃えし徳川立ち葵」三浦光雄
　「草いきれ仰ぐ彼方に槍ヶ岳」大曾根駄空
　「紫陽花や傘の花咲く通学路」三浦光雄
　「朝稽古ぶつかる音に蝉の声」宮地厚志
2点句
　「梅雨入りに旅のみちすじ遠まわり」道岡和子
　「クチナシの香り悩まし宵の街」大曾根駄空
　「夏の空さらに輝く離島なり」道岡和子
　「大輪が幸せつつむ花火かな」宮地厚志
1点句
　「西瓜わり目隠しおじさん足に砂」伊藤和子
　「朝露に濡れる笹ユリ地蔵尊」大曾根駄空
　「お地蔵の黙し見守る木下闇」葛山折情
出席:三浦光雄、大曾根国晴、伊藤和子、道岡和子、宮地厚志、葛山由博　以上6人

記：葛山由博