中部ヤマハOB会ブログ

東海・北陸地区在住のヤマハ(株)OB・OGの会です。
旅行やサークル活動を通して、親交を深めています。

2024年度第2回俳句サークル報告

2024年07月30日 13時52分14秒 | 俳句サークル

        2024年度第2回句会報告

2024年度第2回「俳句サークル」例会が7月21日10時から12時まで、ヤマハミュージック名古屋研修室で行いました。

出席者は三浦光雄、道岡和子、大曾根国晴、舩橋義雄、宮地厚志、葛山由博の6人でした。  

句会は従来通り3句出句の5句選で行い、終了後はダイワロイネットホテルで昼食を頂きながら句会の反省や近況などを語り合いました。  

 

互選を得た句は以下の通りです。

 

 4点句 クチナシの妖し香そぞろ隠れ里 大曾根駄空

 

 3点句 紫陽花や光る水玉色映えて 三浦光雄 

    今年も同じ木を抱き鳴く蝶よ 宮地厚志     

    願かけて潜って八の字茅の輪かな 三浦光雄

 

 2点句 ここにいる高い所も蚊のうねり 道岡和子    

    祇園会や世界に続く人の波 舩橋小樂     

    猛暑日の水水水に雀たち 宮地厚志    

    雨あがり足はよいよい夏の宵 道岡和子     

    姦しや夜明けを告げる蝉の声 三浦光雄

 

 1点句 山門を軽々越えて夏の蝶 葛山折情     

   宿無しの犬も祠に夏の月 葛山折情     

   梅雨明けに釣針研いで巨魚思う 大曾根駄空     

   廃屋の桑の実熟し鳥騒ぐ 大曾根駄空     

   闇の中そつと手を出し蛍狩 葛山折情

以上   

         担当幹事 葛山 由博

  

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2024年度第1回俳句の会

2024年05月28日 21時05分14秒 | 俳句サークル

 2024年度の第1回俳句の会を5月19日13時から15時までヤマハ伏見店B1研修室で行いました。出席者は大曾根国晴さん、舩橋義雄さん、宮地厚志さん、葛山由博の4人でした。残念ながら三浦光雄さんの欠席投句は翌日届きました。

 従来通り3句出句の5句選で句会を行い、終了後はヤマハビル1階の喫茶ルームで、お茶とお菓子を頂きながら近況などを語り合いました。

 互選を得た句は以下の通りです。

 

3点句  薫風に金剛蔵王の碧深く  宮地厚志

    をのこには一つ余分に柏餅  葛山折情

    乙(を)女子(みなご)の母探すこゑ若葉風  葛山折情

2点句    杜若(かきつばた)古(いにしえ)の旅今もなほ   舩橋小楽

    無住寺の円空拝みて春惜しむ 大曾根駄空

    行く者や炭火で炙る朴葉餅 大曾根駄空

1点句 青梅と砂糖焼酎待つ一年  舩橋小楽

    精彩な棚田に響く夏燕  宮地厚志

    大勢の笑顔迎えし水芭蕉  舩橋小楽

    肌にしむ雪舞う里の山桜  大曾根駄空

    紫陽花の青青青に雨ひかり  宮地厚志

 

 尚、以上の俳句と欠席投句で頂いた三浦さんの句から「夏の季節」の句を2句選び、ヤマハOB会報「音季のひろば」俳句コーナーに推薦させて頂きます。 また今年度は奇数月の第三日曜日10時から12時まで句会を行い、その後食事会をしながら懇談をしようと思います。どうぞ皆様俳句3句持参で気楽にご参加頂けたらと思います。

 以上

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第5回 中部ヤマハ俳句の会報告

2024年01月24日 15時40分23秒 | 俳句サークル
 令和6年冬の俳句の会を1月21日(日)10時からヤマハ伏見・名古屋店B1 研修室にて行いました。今年度の4回目の俳句会で5人の方の出席で行いました。令和6年新年の私たちの気分を切り取った句会だったと思います。3句出句の5句選で互いの選評を話し合い、その後昼食を共にしながらわいわいがやがや近況などを語り合いました。互選を得られた句は以下の通りです。
  出席者:三浦光雄、大曾根国晴、舩橋義雄、宮地厚志、葛山由博 以上5人

  4点句 吹きつける雪に襟たて黄水仙  宮地厚志
  3点句 短日(みじかび)の暮れゆく夕日追い付けず  大曾根駄空
      親猫と子猫じゃれあい日向ぼこ  葛山折情 
      小春日や縁に横たふ夢微睡(まどろ)  舩橋小樂
   2点句 初詣進速度のもどかしさ  三浦光雄
      おくるみに抱かれて眠る冬木の芽  葛山折情
  1点句 つくばいの山茶花哀し揚輝荘  大曾根駄          
      忙しき日々乗り越えて雑煮かな  船橋小楽 
      寒修行素足わらじで粛々(しゅくしゅく)と   大曾根駄空
      わびしさや打ち止め通知の年賀状  宮地厚志
      また一人さよなら告げる賀状かな  舩橋小樂  
      鳥の群れ南へ南冬を越す  宮地厚志
      出初式はためく日の丸梯子乗り  三浦光雄
      山茶花や近くで笑ひ遠き顔  葛山折情

以上 記:葛山由博
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2023年度第4回中部ヤマハ俳句の会報告

2023年12月04日 21時23分36秒 | 俳句サークル
 2023年度冬の俳句の会を11月19日(日)10時からヤマハ伏見・名古屋店B1研修室にて行いました。今年度の4回目の俳句会で6人の方の出席を頂きました。3句出句の5句選で互いの選評を話し合い、その後昼食をともにしながらわいわいがやがや近況などを語り合いました。互選を得られた句は以下の通りです。
 出席者:三浦光雄、大曾根国晴、舩橋義雄、道岡和子、宮地厚志、葛山由博 以上6人

4点句  柿の実が夕日に映える古寺(こさつ)かな (三浦光雄)
3点句  冬立ちぬ一葉の朴の長き影 (大曾根駄空)
    風呂吹きや齢重ねて味を知る (舩橋小樂)
    出雲まで雲に腰掛け神の旅 (葛山折情)
    そぞろ寒引き出し並べ衣替へ (道岡和子)
2点句  北風やカラカラカラと音をたて (宮地厚志)
    並木路踏む靴底に枯葉つき (宮地厚志)
    紅葉散る夢追へど去りし君 (道岡和子)
    畑起こす白きうなじや秋の暮 (大曾根駄空)
    山に雪喪中便りを返し読む (宮地厚志)
1点句  街灯り何をささやく冬の夕 (葛山折情)
    孫四人着物順繰り七五三 ( 舩橋小樂)
    初冬や空赤きまま暮れていく(大曾根駄空)
    影のびて幹の連なる並木路 (三浦光雄)

 次回は年が明けて新年1月21日(日曜日)ヤマハ伏見・名古屋店B1研修室にて行います。新年・冬の句を3句で、皆様の振るってのご参加をお待ちしています。

 以上 記・葛山由博



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第4回中部ヤマハOB会俳句の会のお知らせ

2023年10月31日 20時53分56秒 | 俳句サークル
 2023年度の俳句の会は予定通り隔月に行ってきました。今年度第4回目の俳句会のご案内です。
   11月19日(日) 10:00~12:00 伏見・ヤマハ名古屋店B1研修室
で行いますのでご参集願います。
 今年の立冬は11月8日で、この日から「冬の季語」となります。ちなみに冬至は12月22日で暦の上では冬の真ん中に位置する日です。冬には1月に新年がありますので11月は「初冬の季語」を使います。
 秋の名残が次第に枯れて行く「初冬」や旧暦の十月は、国中の神様が出雲に出掛けてしまうので「神無月・神の留守」といった季語もあります。植物では「茶の花」「山茶花」「石蕗の花」、鳥では「鶴来る」「鷹」、生活の中では11月15日の「七五三」といった行事や「新海苔」「大根」などが初冬の季節を彩ります。
 歳時記を紐解き生活を潤す冬の季語を発見して、作句3句のご用意をお願い致します。</span>/span>
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