長々、母のこと。

母の家に行くと、

母はまだパジャマ姿でベッドの中。

「大丈夫？体調悪い？」と、声をかける。

インフルエンザも流行っているしね、しんどいのかなぁと、心配しました。

しばらく、そのまま会話。

「裕子さんの顔を見たら、元気がでてきた」と、母。

「ご飯食べに行く？お天気もいいし、歩く？前田食堂でも行く？」と、

近くの食堂に誘うと、

「うん、行こうかねぇ」と、起き上がり、服を着替える。

そして、コトコト歩きながら、前田食堂に着くと、まさかの「休業」(汗)

仕方ないので、得得に行くことに・・・

結局、かなりの距離を歩くことになり、

私は、冷や汗しきり。

だって、母が、ヨタヨタし出したから。

「1ヶ月分歩いた」という母。

あー、どうしよう？無理させてしまった！具合が悪くなったら、どうしよう？いつものように、車でふるさと館に行けば良かった！！

そんなふうに、すごくすごく後悔しました。



お天気も良かったから、母を外に出してあげたかったのです。

風を感じさせてあげたかったのです。

ガラス越しじゃない太陽を浴びせてあげたかったのです。

冷たい風を頬に感じさせてあげたかったのです。





歩きながら、家々のお庭の花を眺め、

「あ、梅が咲いてるー」「ホントだ」

花が好きな母は、心なしか嬉しそう。

「気持ちいいねー」「寒くないねー」

なんて、言いながら、歩きました。

歩きながら、「ゆっくり歩きよ」と、母。

「裕子さんが、怪我せんろうか、病気せんろうか、そんなことばかり心配しゆう」

「大丈夫よー、そうやって心配してくれるおかげさんで、とっても元気やきね」と、わたし。

「人の心配するより、自分の心配しいやって話やけど」と、一人ノリツッコミする母。





お昼を食べ、途中、座れるところに座りながら、ゆっくり帰ってきました。

家に帰ると、

「ポンカン、剥いて」と、母。

「皮が硬くて剥けんがよー。裕子さんが来たら剥いてもらおうと思いよった」

ふたりで、１個を分けて食べる。



「デイサービスのお昼って、どんなの食べる？」と聞くと、

「ハンバーグみたいなもんや、白和え、なます、生野菜がちょこっと、タイモの煮物とかー」

次々、メニューを言う母に、「よう覚えちゅうねー」と、感心する。(笑)

「体重は、どう？」「うん、痩せてきてる」「まっ、年とったら、みんな痩せるよねー」

「デイサービスでは、ちゃんとご飯食べゆう？」「お皿を洗わんでもいいくらいキレイに食べゆうよー」

「デイサービスに来ゆう人、浅丘ルリ子ばあ痩せちゅうでー。自動ドア開かんろー？って言うちゃる」と、母。

そんな会話を、延々と。(笑)




そして、ちょっとだけ掃除をして、帰ってきました。


最近、血圧が低くて、めまいがするという母。

一応、チェックしてみた(計測したところ)、正常値だったのですが。

次週、病院の日なので、先生と相談してみようと思います。



とりとめもなく、母のことばかり書いてしまいました。

長々、失礼しました。