セールス電話

風邪のため、行けなかった私のかわりに、

母のところに行ってくれていた娘に、

「おばあちゃんのご機嫌はどうだった？」と聞くと、

「ご機嫌だったよ～」と言い、何かを思い出したように、笑いながら、

「それがね～！私がいる時、ちょうどセールスの電話があったがよ。

　NTTより、通話料が安いですって、時々、電話があるろ？それが、かかってきたが。

　そしたら、おばあちゃん『そんなことしたら、アンタ、NTTが潰れるやないかねっ！！！』

　って言うて、

『アンタ、電話で、セールスなんて、するもんじゃないぞね。そんなことしたら、アンタの会社の信用なくすで。電話は、いかん。信用できん！！』

って、延々、説教しよった！チョー受けたぁ～～～っ！！」

って、大笑いしていた。


そう言えば、今年の敬老の日のこと。

招待に来た市役所の職員さんに、

「誰が敬老ぞねっ！？失礼な！！！」と、一喝。

「１０年後に、また来てや。その時に、また考えるき！！」と、

追い返した現場を目撃した私としては、今日の出来事も、さもありなんと納得。

市役所の方が帰った後、ぷんぷん怒っていたもの。

「私のことを年寄り扱いした」ってことに腹をたてたみたい。

７８才だからね～！充分、年寄りだと思うのだけど。

私が、敬老の日に、プレゼントしても怒り出すしね。

誕生日とかはOK。

でも、「敬老」は、ダメ。

自分が、年寄りとは思ってないから。

新聞記事でも、テレビのニュースでも、カッカと怒ってばかりいるしね。

「今の政治家は！！」とか、「いまどきの人間は！！」とかね。

血の気が多いです。

血の気の少ない私に、ちょっと分けて欲しいものです。