トラ の通院記録 -7 (ブリーダー崩壊組) ストルバイト
一昨日まで我が家に居た 千代丸君。
彼は3泊4日の短期預かり・精神負担・モカの避妊手術後の事もあり
我が家の子達との直接接触は最小限にしていました。
そのため、千代丸君を1階へ連れてくる際には
みんなはケージでごはんタイムとし、配慮していました。
そんな時、とぉさんが聞いてしまったのです。
トイレでのトラの変な鳴き声を。
私は聞いたことがない為、半信半疑でしたが そんな時には通院に限る(笑)
早速、翌日(昨日)に通院してきました
11月27日 ( 今回は若先生 )
体 重 : 4.98kg ( 4月6日:4.72kg。。。260g増量)
体 温 : 38.6℃ ( 前回:38.5℃ )
【 血 液 検 査 】
赤血球部分に標準外があるが、若い事が原因である。
・ 赤血球は、身体が未成熟だと大きい。
・ 成熟してくると小さくなる。
・ トラは現在、混在しているため分布幅も大きくなっている。
尿路関係の疾患では、細菌性のものも考えられるが 白血球も正常値のため
細菌性によるものではない。
・・・と言うことで、血液検査では問題なしの健康体。
【 エコー検査 】
尿路疾患で結石がある場合は、エコーに映るため、ついでに心臓も診て頂きました。
・ 心臓の短縮率(SFAVg) = 約40.% (65%以下が正常)
( 2月3日:50.0% )
・ 大動脈(AO):左心房(LA)比率 = 1:1.11
( 2月3日:1.49 )
誤差が出やすい検査。1.5以下が正常/2以上は血栓が出来やすいとして判断
心臓自体は2.5-3肋間で大きいものの、動き等には全く問題ありませんでした。
そして肝心の結石ですが、見あたりませんでした (- o -)ほっ・・・
そして最終チェックへ進みます。
【 尿 検 査 】
実際に膀胱を押して、尿を採取し顕微鏡で確認します。
そこで発見されたのです・・・
ストルバイト尿結晶!! ( 写真はPETLINEさまより拝借 )
とても綺麗な結晶で・・・と言っている場合ではありません。
でも綺麗です。
尿pH : 8 ~ 8.5 (正常は約6.5)
ストルバイト尿結晶は若い成猫に多く、マグネシウム由来の事が多い。
又、シュウ酸カルシウム結晶は老齢猫に多く カルシウム由来が多いそうです。
食事を聞かれましたが、我が家はロイカナと たまの伝説。おやつも殆ど与えません。
それなのに、トラのpHの値は非常に高い。
ごはん・水の摂取量・環境 全てを総合すると原因は 『 体 質 』 (´;ω;`)
結晶があると膀胱炎にもなりやすいそうで
排泄時に声が出る → 血 尿 → 他の場所でしてしまう と悪化。
ストルバイト結晶を放っておくと、結石になり重度の場合は手術で取り除くしかなくなります。
シュウ酸カルシウム結晶の場合は、溶解しないため手術となります。
途中まで、とぉさんの過剰反応か?と思っていましたが早期発見で
トラの負担を最小限にくい止めることが出来ました (*゜ー゜*) でかした!!
【 食事療法 と お薬 】
・ ヒルズ s/d ( 試供品を戴きました) / 毎食
・ 抗生物質( 膀胱炎処置 ) / 1日1回 半錠
・ フルカム ( 鎮痛 ・ 炎症 ) / 1日1回 粉薬
※ ストルバイトを治すには、食事療法が基本です。
我が家にはこれまで尿路疾患の経験がありません。
フードで気を付けていたから・・・
スコさん達が来て、心臓病の子や 心臓自体が全員大きいために
これまで食べていた ベッツプラン(pHコントロール含)を止めて
ステアライズドアペタイトコントロール7+に変えました。
心臓 ・ 尿路系 ・ 体重維持 を考えながら
先住さん達を含め、フードの選択を もう一度見直そうと思います。
皆さまもお気を付け下さいませ (´ー`*)
たまたま千代丸君が来てくれたから早期に気づけました。
目の前でしない限り、気づくのが もっと遅れたかもしれません。
ドラえもん千代丸君からの贈り物です。 サンキュ (*´∀`)
《 追 記 》
12月5日:再診
体重 : 4.98kg ( 前回と変わらず )
体温 : 39.0℃ (少し高め)
尿疾患も落ち着き、食事を s/dから c/dへ切り替えます。
膀胱を押しても尿採取が出来なかった為、採取出来たら サンプル提出に行きます。
《 追 記 》
12月7日 ( サンプル提出のみ )
顕微鏡にてストルバイトは確認できず。
症状が安定していることが証明されました(*゜ー゜*)
これからは、マグネシウム量に配慮されたフードを選択していきます。
(食べ終わるまでは c/d)
★ 最後に 今日のぴっちくん と お知らせ があります ★
= 迷子のお知らせ と お願い =
【 マルコの特徴 】
・ スコティッシュフォールド(猫の種類)の男の子 ( 去勢済み )
・ 普通の猫と違い、ぺちゃんこ顔です ( 犬で言えばパグのよう )
・ 毛 色: ミルクティ色 ( 一般的な茶トラより薄い茶色 )
・ 目の色: オレンジ色
・ 耳の形: 立ち耳 ・ 耳毛が長い ( 汚れていてもこの部分は長いです )
・ 薄茶をベースに、毛色より濃い色のシマ模様が胸と腕にあります
・ 口の周辺が白いです。
・ ヒゲが長いです。
・ 脱走より時間が経過しておりますので、薄汚れていると思われます。
・ 首輪は着けていません。
もしも、既にマルコを保護してくださっている方がいらっしゃいましたら
どうか生存確認をさせてください。
大切にされているなら、取り上げるようなことは致しません。
どうかご連絡をお待ちしております。
見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)
ブリーダー崩壊より救出され、里親希望宅よりトライアル中に脱走しました。
生存救出数41匹の内、この子だけが 愛される事を知りません。
心残りです。再度、皆様のご協力をお願い申し上げます。
マルコ詳細はこちら → 迷子猫 マルコ
【 今 日 の ぴっち く ん 】
出して・・・と訴える。 あと10分待って!!
・ 15:00 : ごはん サイエンス z/d ウェット 35g
・ 21:45 : ごはん ロイカナキトン カリカリ 25g
・ 22:00 : 前後が素晴らしいうんち誕生。真ん中緩め。
・ 23:30 : 就 寝
・ 9:45 : 抗疥癬(真菌) 投与
・ 9:45 : ごはん ロイカナキトン カリカリ 25g
食欲もあり、元気で可愛い!
【 お し ら せ 】
ブリーダー崩壊の、こたまちゃんの里親さま。
こたまちゃんのお姉さんにあたる グリちゃんが急遽入院となってしまいました。
腎不全もあり、一時は危ない夜もあったそうです。
幸せな時間が少しでも長くあるよう
グリちゃんへ元気玉を送ります!!
届け!! (`・д・)0==========
いつも応援をありがとうございます。 励みになります。
マルコの情報へ繋がりますように (-人-) 宜しくお願いします。
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彼は3泊4日の短期預かり・精神負担・モカの避妊手術後の事もあり
我が家の子達との直接接触は最小限にしていました。
そのため、千代丸君を1階へ連れてくる際には
みんなはケージでごはんタイムとし、配慮していました。
そんな時、とぉさんが聞いてしまったのです。
トイレでのトラの変な鳴き声を。
私は聞いたことがない為、半信半疑でしたが そんな時には通院に限る(笑)
早速、翌日(昨日)に通院してきました
11月27日 ( 今回は若先生 )
体 重 : 4.98kg ( 4月6日:4.72kg。。。260g増量)
体 温 : 38.6℃ ( 前回:38.5℃ )
【 血 液 検 査 】
赤血球部分に標準外があるが、若い事が原因である。
・ 赤血球は、身体が未成熟だと大きい。
・ 成熟してくると小さくなる。
・ トラは現在、混在しているため分布幅も大きくなっている。
尿路関係の疾患では、細菌性のものも考えられるが 白血球も正常値のため
細菌性によるものではない。
・・・と言うことで、血液検査では問題なしの健康体。
【 エコー検査 】
尿路疾患で結石がある場合は、エコーに映るため、ついでに心臓も診て頂きました。
・ 心臓の短縮率(SFAVg) = 約40.% (65%以下が正常)
( 2月3日:50.0% )
・ 大動脈(AO):左心房(LA)比率 = 1:1.11
( 2月3日:1.49 )
誤差が出やすい検査。1.5以下が正常/2以上は血栓が出来やすいとして判断
心臓自体は2.5-3肋間で大きいものの、動き等には全く問題ありませんでした。
そして肝心の結石ですが、見あたりませんでした (- o -)ほっ・・・
そして最終チェックへ進みます。
【 尿 検 査 】
実際に膀胱を押して、尿を採取し顕微鏡で確認します。
そこで発見されたのです・・・
ストルバイト尿結晶!! ( 写真はPETLINEさまより拝借 )
とても綺麗な結晶で・・・と言っている場合ではありません。
でも綺麗です。
尿pH : 8 ~ 8.5 (正常は約6.5)
ストルバイト尿結晶は若い成猫に多く、マグネシウム由来の事が多い。
又、シュウ酸カルシウム結晶は老齢猫に多く カルシウム由来が多いそうです。
食事を聞かれましたが、我が家はロイカナと たまの伝説。おやつも殆ど与えません。
それなのに、トラのpHの値は非常に高い。
ごはん・水の摂取量・環境 全てを総合すると原因は 『 体 質 』 (´;ω;`)
結晶があると膀胱炎にもなりやすいそうで
排泄時に声が出る → 血 尿 → 他の場所でしてしまう と悪化。
ストルバイト結晶を放っておくと、結石になり重度の場合は手術で取り除くしかなくなります。
シュウ酸カルシウム結晶の場合は、溶解しないため手術となります。
途中まで、とぉさんの過剰反応か?と思っていましたが早期発見で
トラの負担を最小限にくい止めることが出来ました (*゜ー゜*) でかした!!
【 食事療法 と お薬 】
・ ヒルズ s/d ( 試供品を戴きました) / 毎食
・ 抗生物質( 膀胱炎処置 ) / 1日1回 半錠
・ フルカム ( 鎮痛 ・ 炎症 ) / 1日1回 粉薬
※ ストルバイトを治すには、食事療法が基本です。
我が家にはこれまで尿路疾患の経験がありません。
フードで気を付けていたから・・・
スコさん達が来て、心臓病の子や 心臓自体が全員大きいために
これまで食べていた ベッツプラン(pHコントロール含)を止めて
ステアライズドアペタイトコントロール7+に変えました。
心臓 ・ 尿路系 ・ 体重維持 を考えながら
先住さん達を含め、フードの選択を もう一度見直そうと思います。
皆さまもお気を付け下さいませ (´ー`*)
たまたま千代丸君が来てくれたから早期に気づけました。
目の前でしない限り、気づくのが もっと遅れたかもしれません。
ドラえもん千代丸君からの贈り物です。 サンキュ (*´∀`)
《 追 記 》
12月5日:再診
体重 : 4.98kg ( 前回と変わらず )
体温 : 39.0℃ (少し高め)
尿疾患も落ち着き、食事を s/dから c/dへ切り替えます。
膀胱を押しても尿採取が出来なかった為、採取出来たら サンプル提出に行きます。
《 追 記 》
12月7日 ( サンプル提出のみ )
顕微鏡にてストルバイトは確認できず。
症状が安定していることが証明されました(*゜ー゜*)
これからは、マグネシウム量に配慮されたフードを選択していきます。
(食べ終わるまでは c/d)
★ 最後に 今日のぴっちくん と お知らせ があります ★
= 迷子のお知らせ と お願い =
【 緊 急 で す!!】
スコティッシュ マルコ が行方不明になりました
【 マルコの特徴 】
・ スコティッシュフォールド(猫の種類)の男の子 ( 去勢済み )
・ 普通の猫と違い、ぺちゃんこ顔です ( 犬で言えばパグのよう )
・ 毛 色: ミルクティ色 ( 一般的な茶トラより薄い茶色 )
・ 目の色: オレンジ色
・ 耳の形: 立ち耳 ・ 耳毛が長い ( 汚れていてもこの部分は長いです )
・ 薄茶をベースに、毛色より濃い色のシマ模様が胸と腕にあります
・ 口の周辺が白いです。
・ ヒゲが長いです。
・ 脱走より時間が経過しておりますので、薄汚れていると思われます。
・ 首輪は着けていません。
もしも、既にマルコを保護してくださっている方がいらっしゃいましたら
どうか生存確認をさせてください。
大切にされているなら、取り上げるようなことは致しません。
どうかご連絡をお待ちしております。
見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)
yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。
ブリーダー崩壊より救出され、里親希望宅よりトライアル中に脱走しました。
生存救出数41匹の内、この子だけが 愛される事を知りません。
心残りです。再度、皆様のご協力をお願い申し上げます。
マルコ詳細はこちら → 迷子猫 マルコ
【 今 日 の ぴっち く ん 】
出して・・・と訴える。 あと10分待って!!
・ 15:00 : ごはん サイエンス z/d ウェット 35g
・ 21:45 : ごはん ロイカナキトン カリカリ 25g
・ 22:00 : 前後が素晴らしいうんち誕生。真ん中緩め。
・ 23:30 : 就 寝
・ 9:45 : 抗疥癬(真菌) 投与
・ 9:45 : ごはん ロイカナキトン カリカリ 25g
食欲もあり、元気で可愛い!
【 お し ら せ 】
ブリーダー崩壊の、こたまちゃんの里親さま。
こたまちゃんのお姉さんにあたる グリちゃんが急遽入院となってしまいました。
腎不全もあり、一時は危ない夜もあったそうです。
幸せな時間が少しでも長くあるよう
グリちゃんへ元気玉を送ります!!
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マルコの情報へ繋がりますように (-人-) 宜しくお願いします。
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お手数をお掛けしますm(v v)m
『 モカとゆずの心拍数の記録 』
( モ カ )
11月27日 就寝前 : 140回 / 100回を切るようなら病院へ連絡
( ゆ ず )
11月27日 就寝前 : 132回 / 投薬無の正常心拍:120-150位
(個体差・獣医師による)