やっと見れたバーナビー警部。
いい感じに暗くてまったりしてて決してせかせかしないドラマ。(何度もいうようですが褒めてます
)バーナビー警部は家庭的でノーマルな人なのに毎回性倒錯な人が重要な人物でなくても出てきます。(直球ででることもあります)それがただのどかな村の話で済まない所でもあります。
でもついマイアミと比べてしまいました。
一応鑑識にまわしたりはしてるんですが、ほとんどがバーナビー警部の経験とひらめき!あれじゃトロイ(バーナービーの部下)じゃ解決できません。推理力と忍耐、人柄で解決していくのがバーナビー流ですね。
なんてたって本格ミステリですから。
今回のストーリーは遺産の相続をめぐる殺人事件、その復讐劇なんです。キーワードは人形劇ときのこ。のどかな美しい田舎の村で起こります。村だからみんな顔見知りでナンバーなんか調べなくても誰の車か分かってしまうし、不倫関係や変な性癖まで聞き込みすれば分かっていくという、かなり特殊な舞台です。
バーナビー警部の事件は(管轄が)ミッドサマー郡なので毎回そうなります。
閉鎖された社会での血縁関係の複雑さもあるし、イギリスならではの家柄や血筋が事件の核になっている事も多いのです。
そこを理解しないと理不尽になってしまうことだってあるでしょう。
ではもしもここにCSIが派遣されたら?
今回の事件では犯人が血痕を人の車に塗りつけ罪を着せ、自分の車は洗って証拠隠滅をはかります。
きっと村中の車がラボに回され一発解決かも。
(笑)
そしてのどかな村に似つかわしくなくせかせかと仕事をして去っていくんでしょう。
と、こんな変な想像しながら楽しくバーナビー警部を見ました。
(でもミッドサマー村にスタイリッシュなホレイショは似合わないわね~。)
またまったりしたくなったらバーナビー警部の待つミッドサマー村を見たいと思います。のどかな村なのに陰惨な事件とのギャップが楽しいですよ
ところでアリバイって日本語で刑事用語(犯人をホシって言ったりするみたいに)かと思っていたんですが、英語でもアリバイって言ってました。(発音は違うけど)
調べてみたら現場不在証明=アリバイ(alibi)なんですね。もとはラテン語からきてるようです。
いつも吹き替えで見てるので気が付かなかったんです。
これから時々原語で聞いてみるのもアリですね