自転車ふらふら日記

自転車に乗って、どこまでも

石廊崎で夕日をつかめオフ 2日目

2005-11-06 23:59:00 | ふらふら
走行距離:91.2km

朝6時に目が覚めました。前日のお酒の影響は最小限に押さえられたようです。
12時過ぎに寝たのが良かったのかな。

まだ朝ご飯までちょっと時間があったので、散歩に出かけました。



宿泊した温泉民宿ますはらさんは弓ヶ浜に一番近いと言うのが売りだそうで、本当に宿の裏が海でした。
昨日は夜暗くなってからの到着だったので、気付きませんでしたね。
浜が弓状になっているきれいな海岸でした。



夏にまた来たいですね。

今日の行程は、宿から天城峠を目指すグループと、前日にmasaさんが通った、蛇石峠、婆娑羅峠を通って天城峠を目指すグループに分かれるそうです。かなり迷いましたが、結局遠回り組に参加することにしました。遠回り組は、Takさん、ほいさん、ばっちゃん、のぶさん、ショーゴさん、ソッシーさん、鹿之助さん、わたし。
ん、鹿之助さん?さっきまで二日酔いでご飯ものどを通らないような状態で、大丈夫?!
出発してみたら鹿之助さん先頭を引きます。んー、強いなぁ。私ならまだ動けないな。

蛇石峠への道はのどかな農村風景の中を走ります。途中、民家の前におばあちゃんがふたり、ちょこんと座って手をたたきながら「がんばれー、がんばれー」と声をかけてくれます。さすが名幹事、masaさん。前日にここを通ったときに、応援の依頼をしていたのですね。

蛇石峠は林の中を九十九折りの道が続く峠でした。激坂、とまではいかないですが、なかなかハードなコースでした。

下って、松崎に出て、今度は婆娑羅峠を目指します。
婆娑羅峠への道は先ほどとうってかわってまっすぐな上り坂。こっちの方が精神的に辛いです。

下って、また登って
(ここは何峠だろう)


また下って、湯ヶ野温泉でようやく直行グループと合流です。

隊長のプリンは伝説となった。



湯ヶ野温泉では「踊り子祭り」の最中。甘酒を頂いてほっと一息つきます。



さあ、いよいよ天城越えです。

ループ橋



高くて怖かったけど、先頭集団の真下を後続が走っている姿は面白かったです。

この先がじりじり登るのですよ。遠くにほいさんの姿が。コーナーを過ぎるごとにほいさんが小さくなっていく・・・。
上りのトンネルは結構怖い。車の音がしたらふらつかないように緊張します。
旧道との分岐点でいったん止まり、残り距離を確認して、再スタート。
あとは峠のトンネルまでです。

斜度10%の看板を2、3個みたぞ。
後ろにmasaさんがいるようです。
「masaさん、天城越え、唄って下さいよ。」
「・・・・。」

斜度が緩くなったら峠のトンネルが見えてきました。
天城越え、達成です!やったー!!



越えちゃったよ。ほんと。伊豆制覇って感じ?

後はひたすら下るだけです。
が、寒ーい。汗をすったシャツがウインドブレーカーを着ていても体温を奪っていきます。
もう、だめー、と言うところで、道の駅があり、休憩。助かったー。
と、ここで、雨が降り出しました。あー、降らないはずだったのに。
take4さんがうれしそうにレインウェアを着ています。
でも、小降りのまま何とかなりそうなので、修善寺まで下ることにしました。
修善寺までは、雨は当たるけど、路面が乾いているという状態。どうやら雨雲と一緒に下ってきているようです。

案の定、修善寺の駅前で輪行の準備をしていると本降りになってきました。間にあったー。
修善寺駅前の定食屋で遅めのお昼ご飯兼反省会です。
ここで、masaさんに「遠回りしてよかったでしょ。天城越えだけじゃ物足りなかったでしょ。」と言われ、思わず納得しちゃいました。う~ん、だんだん坂バ○の領域に入ってきているのかなぁ。前だったら天城峠だけで満足していたよなぁ。

修善寺からは皆さん輪行で帰ります。ビールとつまみを持って、わいわい、それぞれの帰路につきます。

泊まりでのサイクリングは初めて。幹事さんの計画がしっかりしていたおかげで、事故もなく楽しめました。ありがとうございました。