自転車ふらふら日記

自転車に乗って、どこまでも

あのmasaさんと名栗路を走るツアー

2008-03-30 23:59:59 | ふらふら
走行距離:141.9km

巨大わらじ、子の権現です。




ナカさんプレゼンツ、masaさんと名栗路を走るツアーに行ってきました。

コースの中に子の権現があるんですよね。前に行ったのは、オダックス埼玉走行
会、スーパーアタックのときでした。あの時は、子の権現まで300mの激坂で、立ちこぎで速度0→足つきという結果でしたので、リベンジです。

まずは、多摩サイ国立折り返しで集合です。集合場所には見送りの妻も一緒に行きました。

狛江の桜は満開。でも天気予報が午後から雨でしたので、あまり人出は多くないです。

集合場所にはお久しぶりの方や、始めましての方がたくさんいらっしゃいました。

しばらくお話をして、時間どおりにスタートです。
数人に分かれて羽村-奥多摩街道-東青梅と進みます。

去年の台風で破壊されていた多摩サイが一部回復していました。そういえば多摩サイを走るのも久しぶりです。

羽村堰の信号ストップで、パチリ。


東青梅のコンビニでFinalLowや、青梅街道組の方々と合流してブリーフィングです。

「それでは、5人のグループで行きましょう。じゃあ、こちらから5人ずつ」

え?5人?
鹿之助さん、モミさん、私、tanyさん、yoneさん。
えええええええええ。

最強じゃないですか。私は千切れることが決定しました。
さらに主役のmasaさんまで加わりました。

最初のグループとして出発しましたが、登りでじわじわ離され、下りで何とか追いつくの繰り返しです。でも、小沢峠への登りで、完全に切れました。しかもトンネル出口で工事の片側交互通行の信号に引っかかるし。先発隊の他の5人にかなり遅れて最初の集合場所に到着です。

masaさん、自走で、初埼玉だそうです。意外。


皆さんそろったところで、再スタートですが、ココからは5人パックじゃなくなりましたので、マイペースで進めました。

有馬ダムを過ぎ、名栗路から右に折れたところで、2本目の峠(原市場名栗線)の始まりです。

つづら折りがひたすら続いて、見晴らしのよいてっぺんに何とか到着。西武ドームも見えましたよ。

次は子の権現ですよ、下りましょう!というわけで、スタートしましたが、フロントを変速したところで、チェーン脱落。脱落防止器をつけていたのに、なんで?つけた位置が悪かったかな?

どーんと下って、いよいよ子の権現です。
前回の記憶が最後の「壁」だったのですが、そこまでのアプローチもこんなにきつかったっけ?
心臓がどくどく言っている音が聞こえてきます。前輪が浮きそうです。

ヘロヘロになりながら、あと300mの看板に来ました。
曲がって、

どーん



たちこぎで、う~ん、う~んとうなりながらギリギリのところで進みます。
呼吸が追いつかなくて、酸欠になりそうです。でも、前回足をついた地点を越えたぞ!
最後のヘアピンを曲がって、あと5mで勾配が(多少)ゆるくなる!というところで、ふらふらとガードレールに寄ってしまい、足着いちゃいました。またリベンジネタを作っちゃった。

そこからは20mほど押して、再スタート。なんとか乗車して子の権現へ到着です。

子の権現の巨大わらじと下駄には初めて行きました。

雨がぽつぽつ来たので、急いで下りましょう。

下りきったところを左に折れ、次は天目指峠です。
さっきの子の権現のあとなので、楽に感じますが、実際結構な勾配です。
まあ、遅いですが、何とかクリア。主要な登りは終わりました。



下って、名栗路に戻ってきたら、なぜか皆で30km/h超巡航。足にたまった乳酸が足の回転を鈍らせますが、走っているうちに乳酸が抜けてついていけるようになりました。

有馬ダムのところで集合写真を撮り、東青梅へ帰ります。途中の小沢峠もへろへろのぼり、ようやくブリーフィングをしたコンビニに帰ってきました。

先行していた皆さんは、駐車場にすわってカップヌードルを食べています。
私も腹減った!

でも、皆がいっせいにカップヌードルを作ったので、ポットのお湯がなくなっていました。
しょうがないので、肉まんを食べて、温まります。
まったりと過ごしましたが、雨も心配なので、帰りましょう。
皆さんとお別れし、帰りは青梅街道直行組みに混ぜてもらいました。
渋滞と、降り出した雨でなかなか距離が減らず、我慢の走行でしたが、三鷹のあたりから道幅も広くなり、あっという間に帰ってきました。

ブルベ以外で、たくさんの人と走るのは久しぶりで、楽しかったです。ナカさん、ありがとうございました。また、一緒に走っていただいた方々のおかげで楽しい時間になり、感謝しています。本当に有難うございました。またよろしくお願いします。

やっぱり走ってないとダメねー【BRM315 千葉300km】

2008-03-16 23:59:59 | Brevet
走行距離:308.9km(ブルベ)

なんとか登りきったぜ!(マザー牧場)



ごぶさたしておりました、ゆともです。
2月は引越やらなにやらで、自転車通勤でしか自転車に乗れず、もんもんと過ごしておりました。引越しも無事終わり、ブルベ再開です。

3月15日は埼玉400km、千葉300km、神奈川200kmが開催されていますが、200kmを完走したので、次は300kmと思い、千葉300kmにエントリーしていたのでした。しかも、夜スタートだから、なぜかワクワクします。

スタート地点。

真っ暗で、よくわからないな。なぜか風がありません!千葉のスタート地点は強風で有名だったと思ったのですが、穏やかです。

車検が終わり、いよいよスタートです。
真っ暗いなか進んで行くと、信号の都合で集団に入ることができました。夜間走行はモチベーションを保つのが難しいので、集団で走った方がペースも上がります。何とかついていきましょう。でも、ちょっと速いな。
細かいアップダウンがありますが、頑張ってついていきます。つらいです。

なんとかPC1に到着。ここで、Fさんにお会いしました。同じ集団にいたんですね。暗くてよくわからなかったのと、実は自転車に乗っているときにお会いするのは初めてなので、ここまで気づきませんでした(汗)。
簡単に補給しますが、スタートしようとしたら集団はすでにいませんでした(汗)。
慌ててスタート。でもしばらくは単独走になりました。

そのうち、自然と3人組になり、なんとなく先頭交代しながら、ハイペースでPC2を目指します。ハイペースです。PC2に着くころには、足は終わっていました。

PC2のコンビニ(九十九里)にて
(店員)「どちらからいらしたんですか?」
(ゆとも)「袖ヶ浦からです」
(店員)「・・・何時スタートですか?」
(ゆとも)「10時です」
(店員)「(時計を見て)・・・・・・え」
(店員)「どちらに行かれるんですか?」
(ゆとも)「(ゴールの)袖ヶ浦までです」
(店員)「あ、え、・・・・・(絶句)」
(ゆとも)「・・・(ははは)」


ここのコンビニではのんびり休んじゃいました。
でも寒いんですよ。外で休んでいられないくらい。それなのに、ヨーグルトとかコーラなんて飲んでるし。

寒いけど、走りましょう。ここからは単独走です。

たぶん九十九里の海岸沿いを走っているのでしょうが、海は見えません。暗いから。

ずーっと前方にFさんたちが見えていたのですが、細かい曲がり角で見えなくなり、そして、、、
ミスコース。

信号のY字路を曲がったつもりでいたら、しばらくしてT字路行き止まり。
あれ?
やばい?

まわりは真っ暗で、目印も何もない。本当は戻るべきなのですが、野性の勘(?)で左折。しばらく行き、本来のK148に、遠回りしましたが、合流することができました。よかった。

PC3に到着しましたが、まだ焼きたてパンは出ていないようでした。ここでも震えながら外で休憩。寒くてもやがかかってきました。

いよいよ後半の山岳です。

明るくなるころに三石山にさしかかります。もう足が無いので、写真を撮りながら登ります。

朝日で、ようやく視界が開けて、走っていて気持ちよくなってきました。

登りきったら、シークレットがあると、勝手に思い込んで走っていましたが、山頂の駐車場には人影がありません。あれ?

シークレットは無いのかぁ、と思いながら下っていると、途中で人影が。シークレットだぁ!

暖かいスープと、ゆで玉子、ミルクコーヒーをいただいて、元気が出ました。

ここからは海岸線までFさんたちのグループに混じって走りました。


海ー。

しばらく行った先のコンビニで休憩です。ブルベ参加者も休んでいました。
暑くなってきたので、ウインドブレーカを脱ぎます。
軽い朝食を食べ、海岸線をルンルンと進みます。楽しいから、すぐにPC4に到着。
あと100kmあります。しかもここからは細かいアップダウンと、マザー牧場が待っています。

足は残っていないので、ゆっくりしか走れません。最近走っていなかったツケがここできました。はぁはぁいっているのに、心拍は上がらないし。

もみじロード入り口手前で前方に山が見えます。


ん?山頂に何か見えますね。ズームイン!

観覧車?!じゃあ、あそこがマザー牧場だな!待ってろよ!

練習中の法政大学自転車部に抜かれて、しばらく行くとPC5です。さ、登りますよ。

牧場まで距離は6km程なのに、結構登るんですよね。そのぶん斜度があるわけです。
時速一桁台でヘロヘロ登り、ようやくマザー牧場に到着。
(冒頭の写真)

ちょっと下ってまきばゲート前に牛がたくさんいました。で、記念撮影。


ん、なんか、見られている?

近づいてきました。自転車が赤いからか?!
そそくさと退散しました。

もう、ゴールはすぐです。でもスピードは出ませんよ、足はとっくに終わっているから。
最後の向かい風を覚悟して行ったら、なんと追い風。何となく手を離して、風を体で受けてみました。

そして、ゴール!


夜スタートで暗闇のアップダウン、寒さ、海岸線の美しさ、暑さ、最後の登り、絶景。全部が300kmに凝縮されたコースでした。疲れたけど、走りごたえたっぷりで楽しめました。千葉、すごいぞ。

スタッフの皆さんと、一緒に走っていただいた皆さん、有難うございました。
またよろしくお願いします。