自転車ふらふら日記

自転車に乗って、どこまでも

ブルベ、しばらくお休みします

2012-06-25 22:26:22 | Brevet
先日のブルベは、気持ちが切れたためにリタイアしました。

4月の落車、直前の腰痛、苦手としている400kmブルベだということ、気持ちが後ろ向きになる要因はいくつか考えられますが、一番大きいのは、やはり子供を妻に預けて、1人で遊んでいるのがつまらなくなったのかな、と感じています。

子供は2歳になり、いろいろわがままも言いますが、やはり一緒にいて楽しいです。1人で長い時間自転車に乗っているより、子供と一緒にいたほうが楽しいのです。

この気持ちが続く間は、ブルベには参加せずに、別の形で自転車を楽しもうと思います。

(とかいいながら、来年あたり、ひょっこりブルベを走っているかもしれませんが・・・)

気持ちが切れてDNF【BRM623 西東京400km】

2012-06-24 23:59:59 | Brevet
走行距離:245km(ブルベ)
     12km(その他)


写真はPC1。ここまでは、まだまだ元気でした。


実は、2週間前に腰を痛めまして、参加できるか不安だったのですが、前日には痛みも無くなり、無事に参加することが出来ました。スタートの町田まで輪行で移動。
ブリーフィングです。


スタートしてからは、しばらく上り基調なので、無理をしないでのんびり走ります。
道志道に入ってからは、青野原のコンビニで休憩する作戦です。その手前のデイリーも、道の駅の手前のデイリーも閉まっていたので作戦成功です。

PC1では補給が出来ないので、チェックを受けて、すぐに再スタートしました。

標高があがるとだんだん霧がかかってきました。というより雲の中のようです。霧雨で体が濡れてきました。


峠の辺りは真っ白で、視界が50mも無いんじゃないの?まったく見えません。くだりが不安でしたが、すぐに霧が晴れて、路面も乾いてきました。

こんな天気なので、富士山なんて見えるわけも無く、たんたんと甲府に向かって走ります。
PC2までノンストップで行こうと思っていましたが、おなかがすいたので途中のコンビニでお弁当を食べます。

そういえば、本栖湖って初めて来たかも。写真を撮りますが、曇っていてよく分からない写真しか撮れませんでした。

本栖湖を越えるとくねくね下ります。谷間に下りてくると暑い!日も出ているし、山の上とはぜんぜん天候が違いました。

PC2


ここからは、PC3までだらだら登りです。有料道路脇の道路では、強い南風が背中を押してくれているのですが、まったくペースが上がりません。

ようやくPC3につきましたが、もうヘロヘロです。


暑かったので、やっぱりこれ。


ここからは南下するので、下り基調ですが向かい風。先が思いやられます。

でも走ってみると、思ったより斜度があるのか、向かい風でもいいペースで進みます。風さえなければなぁ。

富士川沿いをひたすら走りますが、この区間、長すぎます。単調な景色で、正直飽きちゃいました。

たまに沿道に咲いているアジサイが救い。


前回のブルベでも来たよ、PC4。


ここで、突然気持ちが折れちゃいました。

行程の半分以上来ているし、全体的にいいペースで進んでいるのですが、このあと暗いなか伊豆半島を走る気持ちになれませんでした。体は元気なのですが、気持ちがついてきません。沼津まで走りながら悩み、結局リタイアしちゃいました。

沼津から電車で帰宅しました。まだみんな走っているよね。でも、残りの距離を自転車で走ってもつまらないと感じてしまったので、仕方ないです。こんな気持ちになったことについては、別エントリーで書きたいと思います。

富士山でかい!【BRM519 西東京300km】

2012-05-19 23:59:59 | Brevet
走行距離:303km(ブルベ)
     43.1km(その他)

今回は、富士山を堪能しました!



今回は300kmです。300kmといえども夜スタートですので、難易度は高めです。しかもはじめての西東京のブルベですのでドキドキです。

スタート地点は町田です。家から30km程ですので、自走で向かいました。
ケルビムの駐車場で受付をして、近くのコンビニで補給をして、スタートの淡嶋神社の公園まで移動します。走っていると気にならないのですが、ブリーフィングを待っている間に体が冷えてしまいました。そんな気温です。

ブリーフィング開始。


受付で、私のスタートは第三グループと告げられていましたので、呼び出されるまでストレッチをして待ち、第三グループでの車検をしてスタートです。

しばらくは長い集団になってしまうので、皆さんについていきたい気持ちをぐっとこらえ、意図的に私の前で車間をあけるようにして走りました。早い人は、どんどん抜いていってくださいね。

風は海方向から吹いているのか、若干の向かい風です。道路わきののぼりがこちらに向かってはためいています。やっぱり集団についていけばよかった?

そうこうしているうちに、あっという間にPC1の江の島に到着です。
通過チェックをうけて、トイレを済ませたら素早くリスタートします。次のPCまでは平坦ですから、眠くなる前になるべく前に進む作戦です。

江ノ島から海岸沿いの単調な道を暗い中進むので、写真も無いですし、たいしたことも起きず、スタートから約3時間半で小田原のPC2に到着。
PC2ではそれほどおなかはすいていませんでしたが、次のPCまで100km近くありますし、明け方にかけて胃が食べ物を受け付けなくなるでしょうから、むりやりパスタを食べました。

小田原からは、箱根の山をよけるように反時計回りに走り、御殿場に到着。予習で、この区間は上りだと知っていましたが、予想より登らされたように感じました。沼津に向けて下り始めたところ、寒かったので、ウィンドブレーカーを装着。
下りはちょっと漕げば40km/hは軽く出るので、気持ちよく下りました。沼津付近で明るくなってきました。それほど寒くないので、休憩がてら、ウィンドブレーカーを脱ぎます。コンビニの駐車場に座ってパンを食べましたが、ふと見上げると、どーんと富士山。きれいですね。

東海道線の跨線橋から見た富士山。


富士川沿いを北上して、PC3芝川に到着。


ここから朝霧高原までひたすらだらだら上ります。しっかり補給をして、長袖ジャージを脱ぎ、日焼け止めを塗りたくります。今のところ曇っていますが、予報は晴れですし、いつも日焼け止めを塗り忘れて後悔しているので、今回はしっかり準備してきました。

非常に長い、だらだらした上りで、消耗が激しいですが、富士山を見あげて気分転換しながら登りました。


ピークの展望台に到着。本栖湖がきれいに見えました。(冒頭の写真)

ここからは、都留までひたすら下り、のはずですが、R139が渋滞。全然楽しくありません。
それでも富士見バイパスに入ったら車もいなくなり、どーんと下って、都留へ。ここで眠気からぼーっとして、足も回らなくなってしまいました。もうすぐPCですが、交差点のコンビニで止まり、しばらく休みました。

少し元気が出たので、PC4へ移動。最後の山岳コースのために、たっぷり補給。


雛鶴は短いけどきついのぼり。


登りきって、あとは相模湖まで下りだと勘違いしていました。ゴルフコース近くで結構登るんでした。

最後の大垂水はヘロヘロです。確か神奈川側の大垂水は緩いはずと記憶していたのですが、時速10kmに届かない速度しか出ません。しかもBBあたりからぎぃぎぃときしむ音がします。
帰ったらグリスアップしてやる、いや、そういえばBBもだいぶ使っているから、交換しようかな?なんて思いながらようやく大垂水峠に到着。


ここからの下りは、「カーブ注意」の凸凹しましま塗装のせいで、苦手としているところです。しかも車が結構走っています。いやだなぁ。

なんとか下ったところで、圏央道のインターが完成していて、R20の直進は町田方面となっています。そのまま行くと近いのでしょうが、キューシートどおりに高尾駅前を通過する旧道へ。

町田街道は思ったほど渋滞していないので、キューシートに記載のある迂回路へは行かずに直進で問題ありませんでした。

スタートから18時間を超えましたが、なんとか無事にゴールです。

西東京のブルベは初めてでしたが、スタッフが一緒に回っていて、PCに必ずいるという、思わず「お疲れ様です」と言いたくなるような状況でしたが、おかげさまで楽しく走れました。

次も西東京の400kmです。コースは厳しそうですが、頑張りたいです。

1/20 で DNF【BRM421 埼玉400km】

2012-04-21 23:59:59 | Brevet
走行距離:20km(BRM)
80km(その他)


初の落車でDNF・・・


今年の2本目のブルベは、埼玉の400km、アタック日光&ビーフです。2年前に小径で走ったときと同じコースです。
最近走っていない体にはきついコースですが、今回はロードで参加ですし、日曜日は午後から雨の予報ですから、なるべく早く帰ってくるように頑張るつもりで臨みました。

スタート地点でお久しぶりのhiroさんとご挨拶です。いつの間にか新車だし。たぶんついていけないと思いますが、よろしくお願いします。


ブリーフィングを聞いている間、だんだん体が冷えてきました。朝、家を出るときより気温が下がってきています。これは日光の寒さは覚悟したほうがいいでしょう。

出走チェックを受けて、出発です。

相変わらずのんびりペースで入ろうかと思ったのですが、ちょうどいい集団に混ざったので、そのまま行きます。それでも信号で集団から離れ、結局いつものペース、いや、信号毎に止まってしまい、それ以下のペースになってしまいました。
前方に見えていたhiroさんがどんどん見えなくなっていく・・・

まぁ、完走すればいいのですから、あせらず行きます。


キューシート9番、「上赤岩」交差点を曲がり、松伏高校入り口の交差点手前(スタートから20km地点)で、それは起きました。


前走者について走っていると、突然路面からの振動が激しくなります。道路脇にある、アスファルトの盛り上がりに乗ってしまいました。しまった、と思った瞬間、顔がアスファルトの上にあったことだけ覚えています。

その後は断片的にしか覚えていません。とりあえず、折れた度入りのサングラスを拾い上げ、ちぎれたキャップのつばを拾い上げ、自転車を歩道に移動して、ティッシュで顔の血を拭いて・・・

後続の人が止まって心配してくれましたが、体は動きますし、自転車も大丈夫そうなので、先に行ってもらいました。
そして、眼鏡が破損しているので、このまま走ることは無理と判断し、スタッフと妻へDNFの連絡をしました。

顔の出血は擦過傷のようで、たいしたことはなさそうなので、ボトルの水で洗い、自転車の曲がったハンドルを直したりして。

そういえば、DNFの連絡ってしたよな、と携帯の発信履歴を見ると、妻に連絡しているようです。ただ、気が動転していたからか、何を話したか覚えていませんでした。一応もう一度連絡して、通話内容を確認。やっぱりあまり覚えていません。
しばらくその場で休み、気持ちが落ち着くまで待ちました。

写真だと見えにくいですが、この盛り上がりでこけちゃいました。


9時スタートの人たちも大体通過したころ、ようやく帰路につきました。もちろん眼鏡は無いので、いつも以上に慎重に、ゆっくりです。

帰ってジャージを見たら、肩の部分が破れていました。反射ベストも穴が開いています。ヘルメットは右前がすれていて、発泡スチロールも切れていました。体は顔の擦過傷以外は肩の打撲程度です。これですんで本当によかったと思いました。あと、後続の人も巻き込まなくて本当によかった。

今年は厄年ですが、これで禍は終わり、と思いたいです。


雨の200km【BRM331 青葉200km】

2012-03-31 23:59:59 | Brevet
走行距離:203.2km(ブルベ)
     32.6km(その他)

雨で冷えました。


今年最初のブルベは、実は初めて参加するVRC青葉の200kmです。コースは埼玉ブルベでおなじみの部分を走りますが、ど平坦の設定です。足慣らしにはちょうどいいブルベです。


しかし、1週間前から天気予報は雨。そして、その雨予報は変わることなく当日を迎えました。雨は午後に降るとのことですので、雨の装備をサドルバッグにつめて、先日下見したスタート地点まで行きました。

ピカさんに挨拶をして、ストレッチをしながらブリーフィングを待ちます。意外と参加人数が少ない?やはり雨予報が効いているようです。
そして、ブリーフィング。


スタートしてしばらく走ったところで、朝食とトイレ休憩のためにコンビニストップ。これで、ほぼ最後尾になったはずです。ただ、往きは南風のおかげで追い風のはずなので、時間的には余裕があるはずです。あせらずに行きましょう。
府中街道では信号に引っかかりまくり。そして多摩川沿いは微妙に向かい風?なかなかペースが上がりません。

途中、パンク修理しているブルベライダーを何人も見ました。雨もまだ降っていないのに。私がリタイヤした愛知の600kmも序盤にパンクしている人を何人も見たなぁ。なんとなく何かいやな予感がします。
八王子から先の迷路のようなコースを抜けて、友田の交差点過ぎたところで、お尻がふわふわします。

ん?パンク?



ガーン。

こんなの刺さっていました。


さくっとパンク修理して、5km先のPC1に到着したのは、PC1クローズの30分前。時間かかりすぎです。


青梅から飯能へ抜け、巾着田近くの高麗神社を通過します。思ったとおり、きれいに梅が咲いていました。


一応追い風のようですが、風が舞っているので、風に押される感覚はありません。それほどスピードが上がらないまま、今コース唯一の峠、笛吹峠に到着。chicorynさんに激写されました。

峠と言っても青梅のあたりのほうがきつかったぞ。

下ると風も穏やか。埼玉ブルベでおなじみのコースで花園のPC2へ。


ミートソースパスタを食べて、向かい風のはずの復路へ挑みます。

意を決して走り出したのに、風は相変わらず穏やか。なんてことなく帰りの笛吹峠をクリア。
しかし、下ると風が迎えてくれました。なんてこと無い峠だけど、風をさえぎっていたのね。

徐々に雨が降ってきましたが、まだ路面が濡れるほどではないので、そのまま走り続け、とうとう高麗神社の手前で路面が濡れてきたので、雨具を装着。


雨具のおかげで雨は染みてきませんが、中は蒸れて湿っています。濡れた雨具は体温を奪い、どんどんつらくなってきます。でもここでやめたとしても、走って帰らなければならないのは一緒。がまんガマン。

PC3です。雨をよけるスペースがほとんど無いので、ブルベライダーが身を寄せ合って、補給しています。


雨は弱まってきました。が、気温が急に下がりました。濡れた手足が冷たい!


府中街道に戻ったころには雨は完全に上がったのですが、日も暮れてきてさらに気温が下がってきました。でもここまでくればあと少しです。グローブを絞りながらゴールを目指します。

そして、ゴールのコンビニで温かい缶コーヒーを買って、無事ゴールしました。

すぐ先のデニーズでゴールチェックを受けます。


あとで知ったのですが、東京は暴風雨だったとか。でも埼玉方面はそれほどでもかなったように感じます。そのおかげか完走できました。
ど平坦な設定ですが、なかなか楽しめたコースでした。ありがとうございます。

次は4月21日、埼玉の400kmの予定です。

今年のブルベはこれで締め【BRM1009 埼玉400km アタック三保】

2011-10-10 23:59:59 | Brevet
走行距離:402.9km
厳しいコースでしたが、何とか完走できました。



今年のブルベは4本目ですが、これで最後です。本当は前回の600kmを完走して、このブルベでSRを目指すはずだったのですが、自分のミスでSRはかなわなくなりました。
今回はプレッシャーもなく、無理せず楽しもうと思い、臨みました。

スタートは豊水橋。家からは2時間ほどなので、朝4時過ぎに出ました。ちょっと路面が濡れていましたが、それだけでした。今回は、山岳コースなので、少しでも軽量化しようと、雨装備、輪行袋を持っていません。さすがに寒そうなので、防寒具だけは持ちましたが。ここ数日の不安定な天気や、今みたいに知らないうちに路面が濡れていたことを考えるとちょっとチャレンジかと思いましたが、何とかなるでしょう。

スタート地点で、お知り合いの方々とご挨拶です。se7enさん、モカ姉さん、おいちゃん、sakakazeさん、ふつうのパパさん、よろしくお願いします。6時スタートのmino16さんにもお会いすることができました。コース担当のリュウさんはじめ、スタッフの皆さん、よろしくお願いします。

ブリーフィング


車検を済ませ、スタートです。最近もあまり走っていないのですが、先月(途中までですが)600kmブルベを走っているので、少しは体が動くようです。出だしは調子よく走ります。

二ツ塚峠を越えて、武蔵五日市付近のアップダウンで、重いギアのまま上り返しを超えようとしたところで、
「ぴきっ」
左ひざに違和感です。
いつもの膝痛が出てきそうな予感。まだ始まったばかりなのにまずいです。

ダム発見。道志ダムです。こんな趣のあるダムがあったとは。


道志みちはだらだら登りが続いて苦手です。PC1手前でちょっとエネルギー切れを感じながらもなんとかPC1に到着。


前を行く100人超のブルベライダーと、山中湖へ向かう観光客が買って行ったのでしょうか、コンビニのお弁当、パン類は空でした。スポーツドリンク、コーラ、水も残り少ないです。
スープパスタを食べて、念入りに膝のストレッチです。ここでななすたさんにもお会いできました。おいちゃんは腰痛が辛いみたいです。

ずっと曇りで、しかも標高があがっているからか、山伏峠を吹き抜ける風が冷たいです。

膝にはつらいですね。
でも、踏み込むときにかかとが下がらなければ痛くならないことを見つけました。これならごまかしながら走れそうです。

山伏峠を越えて、ちょっと下って山中湖。富士山は見えませんでした。


山中湖をすぎて、渋滞の車の脇をぬいながら走っていると、車はみな河口湖方面へ曲がっていきました。
県道へ入って、しばらく登って、どーんと下ってPC2です。


ここもコンビニのお弁当、パンは空でした。でもここからは下りなので、補給もクッキーとどら焼きくらいで、出発です。
でも、どら焼きのあんこが重かったのか、しばらく気持ち悪かったです。

この区間は、静岡一周ブルベで走ったコースです。だからR52にむけて登るのも予想できていたので、気持ち的には楽でした。
この富士見峠への登りの途中で脇に見えるのが第2東名です。はるか上空に道路が見えます。写真を撮り忘れましたが、こういった風景を見るたびに、日本の土木技術のすごさを感じます。

富士見峠からのR52はどーんと下ります。すれ違うブルベライダーの苦悶の表情を見ながら、数時間後の自分を想像します。

ま、何とかなるべ。

暗くなって、清水の市街地を走り、PC3に到着。


む、ここもたいしたものがないぞ。こんどはカップラーメンを食べます。
ここで、サプライズゲスト、じんじんさんが来ていました。びっくり。鎖骨骨折してすぐなのに。ありがとうございました。元気をいただきました。

折り返してからも、静岡一周ブルベで走ったコースです。あの時は前半で脚もフレッシュでしたし、いっしーさんと一緒で楽しかったのですが、今回は真っ暗。ペースも上がりません。途中で、コース確認で止まっていたら、se7enさんとモカ姉さんのトレインに抜かれました。ついていこうと思いましたが、足が回らず、ついていけませんでした。

長い、長い登りを経て、ようやくPC4に到着。
PC4はPC2と同じコンビニですが、案の定、商品の補充もされておらず、空のままです。またカップスープを食べます。
この先がやっぱり苦手な登り、R469の登りです。そこそこの斜度のまま、こどもの国まで10kmほど上ります。ここは足を休めることが出来ないので、つらいのです。

上りきったところでウィンドブレーカーを着て下ります。
そして御殿場市に入り、また登り。本当に平地が無いなぁ。我慢して登ると、PC5です。

PC5でようやく豚汁とおにぎりをゲットしました。久しぶりの米です。この先は登りはこれまで程は無く、籠坂峠まで登っちゃえば、あとは下り基調です。時間的余裕がありそうなので、ちょっと目を閉じてみます。
20分ほど目を閉じていたでしょうか、周りにブルベライダーがいなくなり、ちょっとあせりました。

丑三つ時の籠坂を超え、山中湖に戻ってきました。寒いです。
道志道への曲がり角手前のコンビニで休憩。ここで、MATOさんとも挨拶できました。今日はいろんな人に会うなぁ。

ここからは下り基調なので、持ってきた冬用のインナーとグローブに着替え、準備万端です。

ちょっと登って、山伏峠を越えたら下り始めます。でも、路面が濡れていて、視界もよくないのでブレーキをかけながら慎重に下るしかありません。ペースも単調になり、眠気が襲ってきました。この先のPC1だったコンビニで休憩しようと思いガマンして進みます。
道の駅「どうし」を超えて、すぐコンビニの明かりが見えてくる、って見えない! よく見たら閉まってます。深夜営業はしていないのね。都会の生活に慣れすぎです。
しょうがないので走り続けますが、雨上がりのもやで視界が悪く、眠気を増長させます。左コーナーでうまく曲がれずセンターラインを超えてしまったり、このまま走ると危険と判断。立ち止まって目を閉じます。そんなことを何度か繰り返しているうちに突然道幅が広がったと思ったら両国橋です。自動販売機もあり、広くなっているので、ここで休憩します。ベンチに座り、10分ほど目を閉じてすっきりしました。

もう一回登って、下るとPC6です。ここの50km足らずの区間に4時間近くかけちゃいました。


サンドウィッチを食べているうちに明るくなってきました。明るくなれば、もう眠気に苦しむことはありません。

最初は膝の痛みに不安になりましたが、よくもってくれました。最後は、踏み続けて、ゴール。

ふう、今年はSR取れなかったけど、こんな厳しいコースを完走できたのは自信になりました。あいかわらず400kmに苦手意識はありますが、時間配分と眠気の対処さえ出来れば何とかなりそうです。(いまさら)

来年はもう少し普段の走行距離を伸ばして、余裕でブルベを走りたいです。

情けないDNF【BRM917 千葉600km】その2

2011-09-18 23:59:59 | Brevet
その1からの続きです。
こんなシールを貼って、走っていたんですよ。



PC2を出て、国道459号に曲がってから、しばらくすると登りが始まります。PC3折り返しのあたりから喉が渇いて、冷たい飲み物を飲みたくてしょうがありません。もうだめー、というところで、自販機が見えてきました。たまらず止まって、ドリンクを一気飲みしました。スーッとしみこんでいくのがわかります。かなりリフレッシュできました。

そこから先は、ずーっと斜度が緩まず、つらい時間が続きました。

やっと上りきった道の駅で、やまぶどうソフト。奥に見えるのは桧原湖です。


ソフトクリームを食べたからか、汗をかいたカラダのせいか、寒く感じてきました。ウィンドブレーカーを着て、再出発です。アップダウンを経て、途中の裏磐梯剣ヶ峯交差点あたりで雨が降ってきました。止まって雨具を着込んで、下り始めます。どーんと下ったところで交差点の7-11で休憩です。補給をしっかりして、今度は土湯峠への上りです。登っている途中で日没です。先ほどと同じような緩まない斜度で、しかも辺りは暗く、いつまでたっても終わりが見えません。

旧道へ入るところでスタッフが「あとすこし」といってくれましたが、自転車のもう少しが一番信用ならない、なんて悪態をついてしまいました。それほど長くて、嫌になる登りでした。

ようやくついたピークでウィンドブレーカを着て下り開始。
向かい風ですが、どんどんスピードが出ます。でも真っ暗なので、ブレーキをかけながら慎重に。

あっという間にPC4に到着。次のPCは23km先です。そろそろ仮眠場所を考えないといけません。

東北自動車道沿いの道は、ひび割れがひどくて、震災の跡が感じられます。これまでにも道路工事が多数あったのは、震災の影響なんでしょうね。

そうこうしているうちにPC5に到着。すぐ先の健康ランドか、郡山のビジネスホテルで仮眠するつもりで、補給もそこそこに走り出します。

健康ランドは車がたくさん止まっていて、混んでいそうだったのでパス。郡山インター先のビジネスホテルに行ってみますが、空き部屋は無いとのこと。ルート上のR49沿いにあるビジネスホテルに入るつもりで走り出しますが、なかなかビジネスホテルがありません。

郡山市街地ももうすぐ抜けるというところで、もう一軒、先ほどのビジネスホテルの別店舗を発見。だめもとで行ってみると、エアコンが効かないけどその分安くするので、それでよければ用意できるとのこと。エアコンの風が苦手なので、飛びついちゃいました。

チェックインして、シャワーを浴び、次の通過チェックまでの距離と目安のクローズ時間を考え、日付が変わるころに携帯のアラームをセットして寝ます。




はっ、目が覚めました。いやな予感がして、携帯の時間を見たら、

3時39分

アラームは?あれ?無意識に止めたの?

ぎりぎりの時間でアラームをかけたのに、それを3時間以上オーバーしていますから、やばいのは確実です。

でも、あせらず、冷静にジャージを着て、チェックアウトをして、走り出します。

とりあえず、何も考えずに次の通過チェックまで行こう。そのあとはそこで考えよう。
ゴールまでの残り距離と残り時間を考えると、ぎりぎり間に合うじゃないか。

前向きに考えるように努力しました。

登坂斜線を登り、道の駅ひらたを通過して、通過チェックに到着。すでに明るいです。



さて、冷静に考えて見ましょう。
時間は5時半過ぎ。次のPCまで60kmちょっと。クローズまでは1時間半です。ルートは石川広域農道で、アップダウンの連続。
無理だなぁ。

とりあえず、次のPCでタイムアウトが確定するまでは走ることにしました。

明るい石川広域農道を走っているのは自分くらいだろう、と思ったら前方にブルベライダーが見えました。もちろんその人もタイムアウトです。

追いついて声をかけたら、すでにDNFの連絡済で、棚倉の駅から帰るとのこと。道の駅で仮眠していて、私と同じように寝過ごしたそうです。
お疲れ様でした。

10時ころPC6に到着。3時間のタイムオーバーです。スタッフにDNFの連絡をしました。

情けない。

もし寝過ごさなかったら走りきれていたのかなぁ。体中痛いし、足は回らないし。でも、ぎりぎりの挑戦をする前に自分のミスでタイムアウトですから情けないです。

携帯の地図を見ながら、那須塩原の駅まで移動し、新幹線であっという間に帰ってきました。

これで2006年から5年とり続けてきたSRが途切れてしまいました。新しいデザインのSRメダルは来年までおあずけです。
次は予定通り埼玉の400kmに参加する予定ですが、今度は寝過ごさないように気をつけたいと思います。

情けないDNF【BRM917 千葉600km】その1

2011-09-17 23:59:59 | Brevet
走行距離:468km

おいしかったラーメンが救いでした。


今年のブルベは、PBP開催年だけあって、前半に集中していました。気がついたらこのブルベが最後の600kmです。これを逃したらSR取れません。走りこみは出来ていませんが、完走へのモチベーションは高いです。

我孫子駅でおいちゃんと会いました。今回もフラットバーですか?!お互いにがんばりましょう。

手賀沼の道の駅「しょうなん」がスタート地点。我孫子駅から移動する間、一回フロントをインナーに落としたあと、アウターに戻らなくなりました。あれ?おかしいな?受付後に調整しましょう。
真夜中のスタートなので、あたりは真っ暗。受付場所がわからずうろうろしちゃいましたが、歩いている参加者の後をついていき、なんとか受付を済ませました。


Sakakazeさんのブリーフィング。

私のスタートは0:10。フロントディレーラーの調整をして、車検の列に並びます。お見送りに来ていたいしこうさんにも挨拶できました。車検を済ませ、スタートです。

10分毎に30人がスタートするので、30人ほどの集団が自然と出来ます。しばらくは平地が続くので、集団の中で走って、距離を稼ぐ作戦です。
30kmほど走ったころ、丘を越えるタイミングでギアをインナーに落として、またアウターに戻そうとしたとき、あれ、やっぱり変速が効きません。ガリガリ言うだけでアウターに戻りません。レバーを何度か操作しているうちに、
「ガキン、ジャリジャリジャリ・・・」
あ、チェーンが外れた。
止まってみると、なぜかチェーンが地面を這っています。あ、
チェーンが切れている!

どうやらミッシングリンクでつないでいたところから外れたようです。ヘルメットライトを頼りにリンクを探しますが、見当たりません。こんなときのために、予備のリンクを持っていたのです。手早くつないで走り出します。

で、フロントがやっぱり変速しません。止まってみると、先ほどの「ガキン、」のときに、フロントディレーラーのプレートが曲がってしまったようです。走り始める前から若干曲がっていたのかもしれませんが、今は見ただけで曲がっているのがわかるほどです。しょうがないので、インナー固定で走りましょう。

PC1までは平地ですから、インナーでくるくる、くるくる。スピードを出したいところで出せないもどかしさを感じながら、ようやくPC1に到着しました。


PC1で、ふたたびおいちゃんに会えました。調子よさそうです。
徹夜ですから、胃が動いていません。こんなときは、トマト味のスープがいいです。

PC1を出て、走り出したら夜明けです。


そして福島県に突入。


PC2に到着。スタッフのSakakazeさんとU-kiさんがいらっしゃいました。


走っているときは暑いのですが、止まると風が冷たいので寒く感じます。でも冷やし中華なんか食べてるし。

明るくなったので、曲がったディレーラーのプレートを撮影。これじゃあ、アウターに入れようとしたらチェーンは外れるわな。


PC2の先はいよいよ会津地方です。2005年の宇都宮ブルベで通った勢至堂峠を通ります。その手前の私が勝手に命名した奇跡のコンビニも通ります。
天栄村に入ってしばらく行くと、見えてきました、奇跡のコンビニ。

でも、前回通ったときは夜だったので、奇跡的存在でしたが、昼通るとなんでもない、普通のコンビニですね。周りに店が無いわけでもないし。実際、前回、自販機休憩したコンビニも営業中でした。まぁ、変わらない風景を確認できただけでもうれしかったですけどね。

前回、ミスコースしそうになった交差点を曲がり、勢至堂峠への登りが始まります。
登る前から、山に雲がかかっていたのが見えていたので、雨は予想していたのですが、やっぱり見事に降られました。途中止まって、雨具を着ます。登り自体はそれほどきつくなく、峠のトンネルまで無事に到着。
その後、猪苗代湖の南西部をR49目指して進みますが、二つほどピークのトンネルを越えると雨はすっかり上がり、また暑くなってきました。

R49からは、どーんと下ります。2年前の埼玉600kmでは苦しんだ登りです。下りでも長く感じたので、もう二度と登りたくありません(笑)
R49から離れ、R121に入ったらもうすぐ喜多方です。ちょうどお昼ころです。喜多方に来たからには、おいしいラーメンを食べたい!事前調査の結果、行ったのは「食堂なまえ」。


詳細は、レビューサイトにお任せするとして、スープがとにかくうまかったです。生き返りました。

PC3は道の駅で有人チェック。道の駅なので、家へのお土産を買って、発送します。

ちょっと脱水気味でしたので、水分をたっぷり取り、ちょっと長めに休憩します。
ここからいよいよ裏磐梯への上り。
その2へつづく。

花粉でたいへん【BRM226 埼玉300km アタック宇都宮】

2011-02-26 23:59:59 | Brevet
走行距離:301.2km (BRM)
     20.6km (その他)

*写真はイメージです。


今年の2本目、オダックス埼玉のアタック 餃子 宇都宮300kmです。
同日開催で、おなじみのアタックビーフラインも開催されていますが、目新しいコースを選びました。

家からスタート地点の豊水橋まで50km程あります。6時スタートに申し込んだので、自走するなら夜中の2時過ぎに家を出る必要がありますね。そのままBRMを300km走って、さらに自走で帰ると寝不足で危険なので、妻に無理を言って、近くのホテルに2泊させていただきました。

今回のコースは高崎まで北上して、足利、佐野を経由して宇都宮で折り返し、帰りは行田を通って熊谷経由で入間に戻ってくるコースです。途中にB級グルメがたくさんあり、そそられます。時間に余裕があったら行ってみましょう。



6時スタートなので、ブリーフィングも真っ暗です。
お久しぶりの方々と挨拶をして出発の準備をします。車検のときにスタッフから「忘れ物無いよね!」と言われ、急に不安になりますが、ライトもベルも反射ベストもそろっています。(もちろんヘルメットも!) ブルベカードとQシートと財布さえあれば何とかなるでしょう。

さぁ、スタートです。

スタートして北上するルートは、k30に入ってしまえばPC1の手前までおなじみのルートです。向かい風が辛い以外は問題ありません。
スタートしてすぐに日の出の時間で、気温がぐっと下がります。膝に不安があるので、無理をせず、ゆっくりゆっくり足を回します。
寒いので、トイレが近いです。何度も通ったルートなので、どこにコンビニがあるかも覚えてしまいました。花園橋手前のコンビニでトイレ休憩。これから遠征に行くのかな?スポーツ少年がトイレに列を作っていましたが、別のコンビニに移動するのが面倒なので、一緒に並びます。
すっきりしたところで再スタート。途中でお腹が減ってきましたが、Bento Boxのなかに、前回のBRMで買って食べずにいたチョコレートバーがそのまま入っていたので、それをもぐもぐ食べながら走ります。

さっきから涙が止まりません。冬の通勤中に寒い中自転車で走ると、涙が出てくるので、それかと思っていましたが、どうやら違うみたいです。花粉?昨日までそれほど花粉を感じていなかったのですが、とうとうやってきたようです。

涙をふきふき、PC1に到着。



パンケーキと缶コーヒーを補給します。もうしばらく行った佐野でうどんを食べる予定だったので、ここでは控えめに。
佐野といえばラーメンですが、行列に並ぶつもりは無かったし、さくっと食べたかったので、妻に勧められた野村屋に行く予定です。

PC1を出て、しばらく行ったところでルートは東へ進みます。この区間は追い風となりました。巡航速度がガンガンあがります。ところどころ工事区間があり、交通量も多いのですが、全般に道が広くて走りやすかったです。

ちょうどお昼すぎに佐野に到着。お目当ての野村屋もすぐに見つけられて、並ばずに席に着きます。名物の「耳うどん」を注文。



素朴な味で、耳の形をしたうどんがもちもち。おいしかったです。


気温が上がってきたので、ウェアを一枚脱ぎました。グローブも真冬のものはいらないくらいですが、薄手のものは持っていなかったので、暑いけどそのままで我慢。

ここからPC2までは50km程です。走り始めてすぐに、信号で止まっていたら、後ろから来た方に声をかけられます。今年からブルベを始めた方のようです。後ろに付かせてくださいとのことでしたので、一緒に行きます。食後すぐでしたが、おかげで眠くならずに済みました。途中で腰に薬を塗るとのことで離脱されましたが、快調に進むことができました。

コースの途中でいちごの直売所を発見し、止まろうかと悩みます。出かけるときに妻から「おいしいもの」を買ってくるように秘密のミッションを与えられていたのでした。いちごなんてぴったりじゃないですか。宅配便の上りもありましたが、人気がないように見えまたので、ここはスルー。しばらくしてJAの直売所があったので、そこで購入しました。宅配にしてもらい、ミッションコンプリート!今回のブルベの8割がた終わったような気になります。
風も弱まったし、さ、あとはのんびり完走しますよ。

涙を拭きすぎで、目の周りがひりひりしてきました。たまにくしゃみも出ます。顔がはれぼったい気がしてきました。そうとう花粉にやられてしまっているようです。

折り返し地点のPC2でクリームパンとオレンジジュースを補給。折り返し近くの餃子の有名店、正嗣に行こうかとも思ったのですが、店の外で待っている人がいたため、断念。



しばらくは往路と同じコースですので、他の参加者と声を掛け合いながらすれ違います。元気をたくさんもらいました。

残り距離と、PCの位置を考えて、210km~220km地点で一回休憩をしようと思いながら走っていましたが、ちょうどいいところにコンビニが無いのです。



あたりはだんだん暗くなり、とうとう日没。結局230km地点でようやくコンビニ休憩できました。クラムチャウダーと野菜ジュースを補給。

暗くなって急に気温も下がってきて、グルメモチベーションダウン。出発前に探していたゼリーフライのお店に立ち寄る元気がありません。時間的には余裕なんですけどね。結局行田をスルーして、PC3へ向かいます。早くゴールして乾杯したいぞ。いや、乾杯の前に目を洗いたい!早く花粉の少ない屋内に入りたい!!

PC3の手前の片側3車線のR407を走行していて、左の車線がそのままR407の表示だったので、そのまま走っていたらグーンと左へカーブして1車線の道へ。あれ?GPSの矢印と方向が違うなぁ。Qシートを見ると、ルートは途中でK11に変わるようです。そういえば、真ん中の車線はk11となっていたような気が。。。地図はないですが、直感でミスコースしたと思い、歩道を走ってk11に合流。正解だったようです。

PC3はミニストップですので、店内のテーブルで休めます。こういうときに非常に助かります。お腹がすいたので、大盛りピラフを補給。靴下用のカイロを貼り変えて最後の区間へ突入します。

補給のタイミングが遅かったからか、再スタートしてしばらく足の動きが悪いです。体が動き出すまでペースを落とし、回復を待ちます。

青山陸橋を超えて、k30に入った頃からようやく体が動き始めました。とはいっても残り距離も少しなので、余韻を楽しむようにのんびり走りました。

豊水橋の向こうに入間市のマンション群の明かりが見えてきました。橋の北側から走ってきたことは無かったので、こんな景色になっているとは知りませんでした。

橋を渡って、橋の下でゴール。
ゴールチェックを待つ間にシーフード味噌汁をいただきました。いつもありがとうございます。
コーラを飲んだり、コーヒーを飲んだりうだうだしてから、ホテルへ戻りました。

平坦路だったので、こぎ続けたことでお尻が痛くなりました。あと、花粉のせいで目と鼻が大変なことになってしまいました。それでもそこそこ走れたのは、近くに前泊させてもらえたからだと思います。妻に感謝です。

2011年始動【BRM130 埼玉200km アタック霞ヶ浦】

2011-01-30 23:59:59 | Brevet
走行距離:201km(ブルベ)
     48.4km(自走)

ご無沙汰しております。


8ヶ月ぶりにたっぷり自転車に乗りました。


前回は昨年5月、ブルベの600kmでした。その後、子供が生まれるので、準備やらなにやらで、自転車から遠ざかっておりました。
で、ご報告が遅れましたが、無事に長男が誕生し、すくすくと育っております。

息子も7ヶ月となり、妻からブルベの参加を許可されましたので、久しぶりにロードに乗って、参加です。

コースは2年前と同じ霞ヶ浦往復の200km。この時期は向かい風がきついことが予想されます。

自転車通勤以外はまったく自転車に乗っていなかったので、ビンディングに不安を感じながら、ゆっくりとスタート地点の神根運動場へ。スタート位置がいつもと若干違っていますが、問題なく到着。

スタート前から北風が強く、寒いので、止まっている車を風除けにして、ブリーフィングを待ちます。


ブリーフィング。

どうやら途中に何箇所か工事があるらしいですね。「コースは頭に入っているから、ブリーフィングは聞かなくてもいいもんね」、なんて余裕かましてたらいけません。ブリーフィングは大事です。

スタート直後に形成される大集団を避けるべく、ゆっくり目に車検をして、のんびりスタートです。いきなり飛ばすと爆弾を抱えた膝を痛める心配もあったからですが。

今回は指先が寒くないように、ビニールの薄手の手袋をして、その上にグローブを付けて走りました。たしかに寒くはないです。ただ、すぐにビニールの中が汗でべたついてしまい気持ち悪いので、1時間もしないうちにはずしました。


利根川。ひさしぶりー。


筑波山。ひさしぶりー。

前回と同様に50km地点のコンビニで早い昼食。店員さんに「霞ヶ浦まで行くのですか?」と聞かれました。すでに先発隊が情報提供して行ったようです。いつもブルベ中に「どこから来たのですか?、どこまで行くのですか?」とよく聞かれるのですが、説明するのがめんどくさいんですよね。ぱっと理解してもらえないし。説明する手間が省けました。でも、この店員さん、霞ヶ浦でゴールだと思ってるっぽいなぁ(笑)


PC1では前回同様、オレンジジュースを手早く買って、華麗に離脱します。

りんりんロードから霞ヶ浦は追い風区間。らくちん。

りんりんロードの終盤で、7時スタートの先頭とすれ違います。早いなぁ、1時間差とはいえ、30km以上差がある計算です。
霞ヶ浦の湖畔入り口で、まさかの通行止め。これがブリーフィングで言っていた工事区間ですね。でも途中に迂回路の説明がなかったですよ?しょうがないので、自転車から降りて柵の隙間を通り抜けます。


霞ヶ浦。ひさしぶりー。

湖畔では、たくさんの参加者とすれ違いました。でも、すれ違う人皆、苦しそうな顔で、下を向き、えっちらおっちらと漕いでいます。こっちは追い風で気楽なもんなので、「向かい風はもっと軽いギヤで、くるくる回せばいいのに」なんて思いながら鼻歌交じりで楽しく走っていました。

途中の迂回路も案内はありませんでしたが、復路の参加者が走っている道が見えたので、迷うことなくクリア。
そして折り返しのPC2に到着。


チェックを受けたら、途中で買ったパンを食べて、復路へ突入。向かい風は軽いギヤでくるくるですよ。

くるくる、快調に走ります。が、2km、3kmと進むと足が止まってきます。ギヤを落とすと、多少楽になりますが、速度ががた落ちで、ぜんぜん進みません。早く向かい風区間を抜けたいので、やっぱりえっちらおっちら漕ぐことにしました。すれ違った皆さん、偉そうなことを思ってすいません。

聞こえてくるのは風の音だけ。風が冷たいので、鼻水で顔がぐちょぐちょです。これまであった日差しもこの区間はなぜか無くなり、寒さがいっそうこたえます。

りんりんロードも我慢して進み、ようやくk200に出ました。ルートは西向き。北西の風なので、それほど楽にはなっていないのですが、向きが変わっただけでも気持ち的には楽になりました。
さらにk200から左折して、今度は追い風です。ここまで足を使ってしまったので、この区間は無理せず、回復を心がけて走りました。


小貝川の川沿いの道にきました。ここも追い風ですので、気持ちいいです。もうすぐPC3ですし。


PC3に到着。あとは40kmほど、2時間でゴールできるかな?暖かいスープを補給して、ゴールをめざします。

風も多少弱まり、あまり気にならなくなってきました。ただ、夕方の渋滞が始まっていたので、それほどペースアップできません。

野田橋から、遠くに見覚えのあるシルエットが見えました。富士山?ここからこんなに大きく見えるとは知りませんでした。


暗くなって、信号も多くなったので、結局PC3から2時間半ほどかかり、ようやくゴール。

久しぶりなこともありますが、向かい風と寒さに体力を奪われて、思うように走れませんでしたが、丸一日自転車を楽しめました。妻に感謝です。

次は2月末の300km、アタック宇都宮の予定です。