自転車ふらふら日記

自転車に乗って、どこまでも

秋田は遠いよ【BRM920 埼玉1000km】 3日目

2009-09-22 23:59:59 | Brevet
BRM920 埼玉1000km アタック秋田 3日目です。
1日目2日目はこちらからどうぞ。



携帯の目覚ましが4時になりました。それまでぐっすり眠れました。
寝すぎかな?健康ランドを出てからもボーっとしていて、あ、朝飯食べたい、トイレに行きたい、ボトルが空だ、と一度に済ませばいいのに3回も別のコンビニでストップです。のんびりしすぎですね。

県境の登坂斜線の坂を登り、岩手県に突入。自走で来ちゃいました。(秋田経由)


ここで、突然雨が降り出しました。朝方に、東よりの風が強いなぁ、と思っていたのですが、前線が通過したのでしょうか?
あわてて雨具を着込みます。念のため持ってきていてよかった。

錦秋湖です。雨ですが、いい景色ですね。


紅葉にはまだ早いようですが、紅葉するとすごくきれいな場所みたいです。

デジカメの機能で、パノラマ撮影してみました。

PC5の北上に着くころには雨はあがっていました。


雨にぬれたので、カップラーメンで温まろうと思います。レジで、店員さんに「お湯はありますか?」と確認したら、店員さんがポットのお湯を確認し、水を継ぎ足して沸かしなおしてくれました。
お湯が沸くのをU-kiさんと待ち、「この先は最後のk35以外は大きなアップダウンもないですねー」なんて話しながら食べます。
食べ終わり、さて、再出発の支度でもしようか、と思ったときに、重要なことを思い出しました。

レシートもらっていない。

先ほどの店員さんとのお湯の確認で、レシートのことをすっかり忘れていました。
ちょっと動揺しますが、まだクローズ時間には十分余裕もありますし、走りながら食べる用のクランキーポップジョイ(お気に入り)を買い、事なきを得ます。

PC6の先からR4に入ります。R4も路肩が少なく、道幅もトラックちょうど。交通量も多いので、後ろからトラックの音が聞こえてくるとどきどきします。
多少のアップダウンはありますが、こぎ続けないと進まず、いい加減こぎ疲れたので、止まって写真撮影。北上川です。


一関を過ぎ、ぐーんと登ったところで、宮城県に突入。自走で来ちゃいましたよ。(秋田経由)


長かったR4も、三本木を過ぎたところでお別れです。「大豆坂」交差点を曲がって、きつい坂が登場。


こまかいアップダウンを経て、PC7に到着。


ここでとっくに先に行っていると思っていたみのいちさんと会えました。そうとう消耗しているように見えました。あと170kmです。頑張りましょう。

仙台港からK10に入ります。ここは平坦で、こぎ続けなければいけません。800km以上走ってきたお尻には厳しい道です。また、路肩は無く、狭くて怖い道です。

3日目の日が落ちます。


福島県突入。自走で来たことはあるけど、秋田経由ですよ。意味わかりません。


PC8、相馬に到着。

当初の計画では、ここで、軽く仮眠して、残り距離を走りきる予定でしたが、今のところ眠くありません。このまま行くことにします。
ここからはアップダウン祭りが始まるので、ガッツリ食べて、力をつけます。

K34、K35はアップダウンの連続で、しかも街灯も民家もほとんど無い真っ暗な道です。特にK35は去年、おととしの埼玉600kmで走っていて、苦手としている道です。何でかなぁ、と考えながら走りました。多分明るい中で走れば、たいしたこと無いのだと思います。真っ暗で、視界がライトの届く範囲だけに限られているので、退屈になったのかな? あと、夜中に通ったので、眠くなって、力が出ないからかな?
今回は、坂を上ることに集中して、退屈にならないように走ってみました。あと、大曲でたっぷり寝たので、眠気はほとんど感じませんでした。
それでもだんだん蛇行し始め、危ないかなぁと思い始めたところでPC9、最終PCに到着。

相馬からこの最終PCまでの時間を考えると、アップダウンがあったにもかかわらず、思ったほど平均時速は落ちていないようです。標高があがるような坂ではなく、登ったら必ず下りがあるので、トータルではそれほど遅れないのだとわかりました。これがわかったので、だいぶ気が楽になりました。
後は25kmほどアップダウンを走り、どーんと下って、R6をパレードランするだけです。楽しみましょう。

去年、おととしよりも気持ちの持ち方が違う(ゴールも近いし)ので、楽にK35を超えられました。

K246で下っている途中で、サイコンが1000kmを超えました。(冒頭の写真)
1000kmを超えて、0kmと表示しています。

R6の4.4kmは、1000km走った3日間のことを思い出しながらゆっくり、惜しむように走りました。自転車のことだけを考えていた、幸せな3日間が終わります。

太平洋の波の音を聞き、小さなトンネルを越えるとゴールの健康ランドが見えてきます。

そして、ゴール!


やりました。2年連続で完走できました。

スタッフの皆さんに支えられて、楽しく走ることができました。
ありがとうございます。
体のあちこちは痛いけど、充実感が上回っています。楽しい3日間でした。




秋田は遠いよ【BRM920 埼玉1000km】 2日目

2009-09-21 23:59:59 | Brevet
BRM920 埼玉1000km アタック秋田 2日目です。
1日目3日目はこちらからどうぞ。



携帯の目覚ましで、1時ちょうどに目覚めます。1時間ほどでしたが、毛布の上だったので、快適に眠ることができました。スタッフのおかげです。ありがとうございます。

寒いので、コンビニでスポーツ新聞を買い、おなかに入れて再出発です。

途中、与板のあたりでミスコースしそうになりますが、無事に信濃川沿いにでて、分水を過ぎたあたりから弥彦山の東側を通って、新潟市へ。

今年の国体は新潟で行われるので、各地にのぼりが立っていました。弥彦競輪場ではトラック競技が行われるので、のぼりにはイメージキャラクタのトッキッキが自転車に乗ったイラストが書いてありました。

↑こんなやつね。
そういえば、昨日の夜通った六日町でもロードレースののぼりを見ましたね。

新潟大学の近くを通過して、小針駅近くのPC3に到着です。
ここで、30分ほど目を閉じて眠気を取ります。目を覚ますとすっきりして、元気が出てきました。朝焼けもきれいです。今日もがんばりましょう。


新潟県庁脇を通過。まさか、ここを自転車で通るとは、自分でも驚きです。


新潟の懐かしい景色を、いちいち感動しながら走りました。
「お、東新潟自動車学校だ。託児所があって安心なんだよね。」とか、新潟の人じゃないとわからないようなことを思い出しています。変なテンションです。

このあたりで、お尻がつらくなってきました。傷になっているわけではないようですが、こぎ続けると痛くてたまりません。少しずつポジションを変えながら、痛くないところを探してこぎ続けます。

海よりも一本内陸部を走っているので、これまで日本海を見ていませんでしたが、村上市でようやく見えてきました。
海~!

テンションもさらにあがってきました。

笹川流れ


景観がすばらしい海岸という認識ではありましたが、なぜ「笹川流れ」というのかわからなかったので、調べました。村上市のHPからの引用。
「国の名勝天然記念物(県立自然公園)に指定されており、今や美しい海の代名詞といってもいい、見事な景観を誇る延長11kmの笹川流れ。その名は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地笹川集落の名にちなんで付けられたといいます。」
なるほどねー。

山形県に突入。自走では初です。


PC4に到着しましたが、暑さで体力が消耗してしまっているので、ここでしっかり休みましょう。
PC2を出るときに、リュウさんから休憩室のことを聞いていました。なんでもPC4は道の駅にもなっていて、奥にたたみの休憩室があり、ほとんど誰も利用していないので、横になって休めるとのこと。
行ってみたら、本当に誰も使っていなくて、職員さんに聞いたら、横になって休んでもいいとのことでしたので、ゴロ寝です。


眠ろうと思ったのですが、体が熱を持っていて、なかなか眠れません。30分ほど横になって、心拍も落ち着いてきたので、再出発することにしました。

山形県って『横顔』の形をしているのを知っていましたか?
ちょうどPC4が鼻の頭ですね。由良までの海岸線が鼻の部分、酒田のR112で目の辺りを通り、R7でおでこ付近を通ります。

そのおでこが終わるあたり、山形と秋田の県境にアップダウンがあります。
鳥海山が海にまで張り出しているので、その尾根を越えるためにアップダウンがあるんですね。


というわけで、アップダウンの途中で秋田県に突入。スタート地点まで自走なので、自走で秋田に来ちゃいました。


秋田に入ってからもR7は細かいアップダウンを続けます。秋田の海岸線は思っていたほど平らではなかったです。山というか丘が海のすぐ近くまで迫ってきていて、その上に国道を通したというようなことでしょうか?
結構な交通量で、路肩も狭く、トラックがすれすれを通っていくので、非常に怖い思いをしました。

2日目の日が暮れます。

残念ながら日本海に沈む夕日は見られませんでした。

ようやくR7をはずれ、PC5に到着です。
ここも有人PCです。スタッフも大変だと思います。ありがとうございます。

さて、ここで時間は夜の7時前。頑張って50km先の大曲健康ランドに行けば、いっぱい眠れるのではないの? この先のアップダウン具合がわかりませんが、11時についても4時間は眠れる計算です。行ってみましょう。

大曲までのR13はやはり細かいアップダウンが続きますが、それほど大きく登る坂はないです。快調なペースで、健康ランドに到着。10時に着いちゃいました。
昨晩は1時間半ほどしか寝ていないので、ここでガッツリ眠りましょう。
お風呂もそこそこに、仮眠室で毛布に包まって寝ます。

3日目へつづく。

秋田は遠いよ【BRM920 埼玉1000km】 1日目

2009-09-20 23:59:59 | Brevet
BRM920 埼玉1000km アタック秋田 1日目です。
2日目3日目はこちらからどうぞ。



今年は、ほかのブルベに出られなくても、これだけは絶対に出ようと決めていた埼玉1000kmブルベ、アタック秋田です。コースは冒頭のような、東北をぐるっと回るコースです。

新潟出身、東北の大学を出ている私にとっては、去年の北海道1000kmと比べると、地名になじみがあり、「今どこを走っている」というのがわかるので、走りやすいはずです。

スタート地点は、参加人数が150人を超えた(!)ため、埼玉ブルベではおなじみの神根運動場に変更になり、時差スタートとなりました。私は8時スタートですので、早めに行って、7時スタートの方のお見送りをしましょう。
スタート地点に着くと、なぜかyoneさん、atsuさんの夫婦がいました。お見送りに来たそうです。遠くからありがとうございます。

7時スタートのkazuさん、se7enさん、モカ姉さんをお見送りして、私もスタートの準備にかかります。

8時スタートのsakakazeさん、nanさん、SHOWさん、いしこうさん、ななすたさん、みのいちさん、U-kiさん、とご挨拶。よろしくお願いします。

ブリーフィングもいつもより細かい気がします。スタッフも気合が入っています。


見送りに来てくれた妻に見送られながらスタートです。

荒川サイクリングロード脇の県道です。


しばらくははじめて走る道ばかりですが、途中から埼玉ブルベで通ったことのある道に出て、PC1の渋川を目指します。

台風がそれてくれたので、雨の心配はなくなりましたが、北風が非常にきついです。しかも、日差しがあり、暑いです。途中のコンビニで長袖ジャージとニーウォーマーを外して、日焼け止めを塗ります。

北風は治まる気配を見せず、強くなっているように感じます。基本は単独走でしたが、途中で抜いていく集団に付いてみたり(でもすぐ離され)、なんとかペースをあげようとしますが、なかなか前に進まず、120km地点にあるPC1が非常に遠く感じました。

ようやく高崎に到着。暑い。

水分の消費量がすごいです。すぐにボトルが空になってしまいます。

結局PC1に付いたのは、PCクローズの1時間前。これから三国超えなのに、もう余裕がありません。
本当はガッツリ補給したいところですが、消化のいいうどんを食べて、登りに取り掛かります。

前回も苦しんだ中山峠です。がまん、がまん。


一旦下って、赤根峠のトンネルまで登り返します。はぁ、疲れました。

もう一度、R17まで下り、いよいよ三国超えです。

前回の三国超えでも休んだ赤谷湖のコンビニで最後の補給です。

さすがに風が冷たくなってきました。

日が落ちます。


明るいうちに三国を越えたかったのですが、無理でした。

55個のカーブを超えて、ようやく峠に到着です。


ここで長袖ジャージ、ニーウォーマー、ウィンドブレーカーを着て、長い下りに突入です。途中に登り返しもありますが、PC2までは下り基調です。幸い、北風も弱まっているので、これまでの遅れをここで挽回しなければなりません。

予定では新潟市内に今日のうちに移動して、333km地点にあるホンマ健康ランドで仮眠する予定でしたが、このまま進んでも到着は3時過ぎになるでしょう。眠くなってペースも落ちるはずです。そのちょっと手前のPC3のクローズが6時であることを考えると仮眠時間は2時間ほど。悩むところですが、有人PCであるPC2であれば、スタッフもいるので安心して横になれます。予定変更してPC2で仮眠することにしました。

PC2に日付が変わる直前に到着。

リュウさんにチェックをしてもらい、毛布の上でレスキューシートに包まり仮眠します。PC2のクローズタイムの2時に対して1時間の余裕をみて、1時間だけの仮眠です。

リュウさん撮影。「銀色ミノムシ」の図。


2日目へつづく。

尾根緑道まで

2009-09-13 15:48:47 | ふらふら
走行距離:88.6km

日差しの強い一日でした。


来週はいよいよ1000kmブルベです。その前に少しでも走って調子を上げておこうと思い、今日は単独で走ってきました。

連光寺→尾根幹→尾根緑道→尾根幹→多摩サイ

連光寺ではちゃんとタイムを計らないで、のんびり上るつもりだったのですが、結局最後は出し切って終わりました。時計を見たら6分15秒くらい?意外といいタイムでした。調子いいのか?

尾根幹に入り、重いギアで足に負荷をかけながらアップダウンを楽しみます。

尾根緑道はのんびり走りましょう。

相模方面の景色


今日は日差しが強いので、木陰が気持ちいいです。


再び尾根幹に出て、連光寺経由、関戸橋へ。そして多摩サイを走ります。
多摩サイでは軽いギアで回し続けることを意識しながら走りました。

来週も今日くらい天気がいいといいですね。がんばります。


適度なアップダウンに撃沈【BRM905 埼玉200km】

2009-09-05 23:59:59 | Brevet
走行距離:204.3km (ブルベ)
     19.1km (その他)

実は初めてなのです>甲武トンネル。



お久しぶりです。
ブログを更新していないということは、乗っていないということです。
通勤でちょろちょろ乗っていますが、まとまった距離を走るのは1ヶ月以上ぶりになってしまいました。

すっかりなまっているのに、埼玉のブルベ200kmです。『アタックヤビツ』とタイトルがついている通り、巾着田から峠をつないでヤビツ峠で折り返してくる200kmです。オダックス埼玉のHPには『適度にアップダウンがあるコースなので、自転車に乗ることの楽しさを堪能できると思います。』と書いてあります。本当かなぁ?

9月の大型連休に控えている埼玉1000kmにむけて、少しでも走っておきたいという理由で申し込んだのですが、その前に撃沈してしまわないようにセーブしながら走る作戦です。

スタート地点は巾着田です。行ってみたら、いつもの駐車場よりちょっと手前の『巾着の口』部分がスタートでした。7時スタートの私は6時半頃到着しました。今回はスタッフのリュウさんに受付をしてもらい、SHOWさん、KAZUさん、みのいちさんなどとご挨拶です。みなさんお久しぶりです。


すぐにブリーフィングが始まり、朝ごはんを買いに行く間もなく、スタートの時間になりました。今回は完走できればいいので、スタート直後のコンビニで朝食にしましょう。

簡単に朝食を食べて、再スタートです。交通量の多いR299から飯能市街へ抜ける坂道を越えたところでなぜかおじさんが声援を送ってくれます。手を上げて声援に答え、華麗に加速、というところでアウターにかけようとしたチェーンが外にはずれました。かっこ悪い。

青梅から秋川街道に入り、本日最初の峠、二ツ塚峠を超えます。ここはそれほどきつくないので、心拍を押さえながらゆっくり登ります。


五日市に出ました。
ここからまたじわじわ登ります。

上川乗の交差点を左に曲がり、甲武トンネルを目指します。実は甲武トンネルを越えるのは初めてなのです。噂には聞いていたのですが、東京側と山梨側、どっちがきついんだっけ?と考えながらえっちら登ります。


つづら折りを越えて、しばらく行くとトンネルが見えてきました。二つ目のトンネルが甲武トンネルなんですね。


山梨側は道路に凸凹をつけてあり、スピードが出ないようにしてあります。自転車のことをまったく考えていない道路です。バンピーで怖い部分はゆっくり通過して、残りのPC1までの区間は快適でした。

PC1ではおにぎりと水分補給で再スタートです。この先はよく知っているコースなので、だいたいどこで補給できるかわかっているので安心です。

牧馬峠はコンクリートで輪っかの舗装、12%の坂が続く嫌な峠です。


押している人もちらほらいますが、変に意地を張って、足を着かないで上ってみました。おかげでかなり消耗してしまいました。

R413のヤマザキデイリーストアで休憩しようか悩みましたが、そのまま走ることにしました。
でも、宮ヶ瀬湖までも結構登るのを忘れていました。途中に日陰の自販機があったので、急遽コーラ補給です。
どんどん暑くなってきました。

宮ヶ瀬湖から裏ヤビツを登ります。実はヤビツを裏から登るのも初めて。
いつもの撮影ポイント。

傾斜はきつくないのですが、狭い道で路面も悪く、疲れる道です。日差しがさえぎられているのが救いですね。

途中でみのいちさん、KAZUさんとすれ違います。しばらくしてSSRジャージのTakさんともすれ違いました。お久しぶりです。少しお話ができて(足を着くことができて)うれしかったです。

湧き水ポイントを過ぎて、しばらく行くとヤビツ峠です。リュウさんに通過チェックをしてもらい、迎撃に来てくれたSSRな皆さんと久しぶりにお話できました。ありがとうございます。


さぁ、折り返しです。来たときに気持ちよく下った道はすべて登りです。


ヤビツ峠から1kmほど下ったところの『ヤビツのおいしい水』を汲んで、木漏れ日の中の裏ヤビツを下り、あっという間に宮ヶ瀬湖を過ぎ、R413まで戻ってきました。ここから次のPCまでに牧馬峠を越えるので、補給です。折り返しでatsuさんに頂いた塩羊羹を食べて、CCレモンを一気飲みしてリフレッシュです。

帰りの牧馬峠は日陰がほとんど無く、じりじりと焼かれている感覚です。先ほどのデイリーストアにいたブルベ参加者じゃない自転車の方が、アウターでスーっと抜いていきます。あれ?この坂ってきつくないのかなぁ、なんて考えますが、きついに決まってます。その人が強いだけです。

何とか上りきり、輪っかの12%を下ります。ブレーキを握る手が痛くなりました。

PC2の手前に1km程のきつい登りがありますが、ここも何とかクリアして、ようやくPC2に到着。

水を飲みすぎたためか、胃の調子がよくありません。うどんだと多いかなぁと思い、そばを食べました。

しばらくしてSHOWさんも到着。ここまで私が休んでいるとすぐにSHOWさんがやってくる、の繰り返しでした。SHOWさんはスタートが私より30分遅いんです・・・。
SHOWさんは私が買おうか悩んだうどんを食べていましたが、つゆをかけてもほぐれなくて格闘していました。

上野原のお祭りによる渋滞も思ったほどなく、いよいよ甲武トンネルへの登り返しです。

遠くから御神輿の掛け声が聞こえてきます。せいや、せいや、せいや、、、
それにあわせてペダルを漕いで見ますが、ペースが合わなくて挫折。マイペースでだらだら長い坂を上ります。

ほんとに長いな。もういい加減トンネルが見えてもいいだろ、と思っていると、見えてきました。
「この先段差舗装あり」
しまったー、凸凹区間を忘れていたー。
まだ坂が続くことにがっかりしながら、時速7km程で登り続けます。

ようやく、本当にトンネルに到着。あとは五日市まで長い下りです。
(冒頭の写真)

途中の戸倉のコンビニで休憩です。ピルクルを買って、飲もうとしたところでリュウさんを乗せたスタッフ車が通過。リュウさんから声援をもらいます。はい、頑張ります。

帰りの二ツ塚峠はすっかり暗くなりましたが、もう惰性で通過です。

だいぶ時間はかかりましたが、無事にゴールです。

スタッフからアイスの差し入れをいただきました。うれしいです。

厳しいコース(適度なアップダウンではないぞ)も影響していますが、やっぱり久しぶりということで、かなり消耗してしまいました。このままでは1000kmのブルベはまずいので、ちょっとづつ体を動かして、元の状態に近づけないといけないですね。