写真…これなんでしょうか?
これはボロボロになった小松菜です。
オイラの野菜は、少々虫食いがあったとしても、有機農業を「買い支えて」いただきたい…という思いから、出荷しています。で、お客さんにも納得していただいていると思います。
とはいえ、ここまでいくと、無理です。さすがに。
初秋の虫害はここ数年とても多いです。その他に、勢いのある雑草、獣害、自然災害など、有機野菜の生育にはお邪魔虫がいっぱいです。
有機農業技術や研究も、少しずつ進んでいるので、野菜を上手に作るコツがあったり、経験に伴う勘というのもあります。でも、野菜を完璧に作るマニュアルなんてものは有りません。自分より経験の多い先輩百姓もやっぱり失敗しています。
有機農業は、日々、失敗やトラブルと隣り合わせ。ファーマーズマーケットや野菜セットの野菜もこういったことを踏まえたうえで、成り立たせています。
まぁ、だからこそ育ってくれた野菜の生命力とありがたさを感じたりできるのですが。
自分にとっての生業だから、あんまり感傷的になりすぎてもいかんのですが、自分の野菜を食べてくれる皆さんに少しでも自分の気持ちを伝えていけたらと思います。
第一弾の小松菜さんはこのようにボロボロですが、第二弾は美味しそうに育ってます。11月はじめには出荷できるかと思います。