衆議院議員 原田義昭Blog

自由民主党衆議院議員原田義昭(福岡5区)が国会での論点、世間で話題になっている事や身近な話題まで率直に論じます。

「悪ガキ、亀田興毅」パートⅡ            12月29日(金)

2006-12-30 18:16:34 | Weblog
  12月20日のダイアリーにプロボクサー亀田興毅のことを取り上げました。元々好きでなかった(いやむしろ嫌いだった)、ところがあの戦いぶり、勝ったからいうわけではないが彼なりに努力し苦労もしてきた、だから私は彼を多少見直した、と率直に書いたものです。するとブログの書き込みやメールをたくさん頂いて改めて反応の大きさに驚いたものです。曰く、亀田のあの態度は相変わらず良くない、あれを褒めると青少年にも悪影響となる、そもそもあの程度の試合で意見を変える原田さん(!)の資質を疑う、などの辛口が多かった。一方あの根性と闘争心には感心した、という少数説も。
  亀田は今度のランダエタ(ベネズエラ)との再試合では本当に良く戦った、練習と工夫のあとがよく見える、前回は八百長くらいに考えられていたのです。勝利のあと彼は相変わらず大口を敲(たた)いた、しかしこの数ヶ月黙々と厳しい練習を積み数々の世間のバッシングに耐えてきた、その間ひたすら父親が自分を守り抜いてくれた、と号泣した。この涙に多分嘘は無い。しかしあの言動はどうか、これは決して良いものでありません。多分これは治るまい、彼の場合、兄弟を含めて親の育て方か天性のもので今更注意しても治らないでしょう。私が今評価するのはあの根性とガッツです。あのガッツ、飽くことなき闘争心はどこからくるのだろう、そして今日本人が失っているのはあのガッツではないのか、踏まれても踏まれても立ち上がる、批判やバッシングなぞ糞食らえ、世の中全てを敵に回しても怯まない。あのガッツ、根性こそもしかすると学ぶべきものかもしれない。
  人は完璧ではいられない。ある部分は良くてある部分は悪い、結局はトータルでどうかです。亀田興毅はこれからもワルで通すだろう、眉を顰める行動を続けるだろう、しかし彼の持つあの闘争心だけは、今の日本人は参考にした方がいい。「まみ」さんという受験生がブログの中に書いていました、「挫折しそうだったけどあの試合を見て勇気をもらいました、必ず合格します。」と。

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