衆議院議員 原田義昭Blog

自由民主党衆議院議員原田義昭(福岡5区)が国会での論点、世間で話題になっている事や身近な話題まで率直に論じます。

「無法松」は「シラノ・ド・ベルジュラック」??        2月26日(月)

2007-02-28 09:18:20 | Weblog
  「無法松の一生」は、地方作家岩下俊作(1906-80)の「富島松五郎伝」が何回も映画化され、また歌謡曲にもなったもので今は国民的知名度を得ています。岩下もその舞台小倉も北九州ということで、私は昔から、子供の時から、「無法松」を地元の人、何か身近な人と感じてきました。大学時代の学園祭でもろ肌脱いで、無法松になりきって太鼓を打ったことも思い出します。先日の地元紙(西日本 24日)に興味ある事実、息子さんらによる古い日記や手記の研究が伝えられています。「松五郎伝」は車夫の松五郎が軍人の夫を亡くした女性とその息子に純愛を貫く物語。フランス戯曲の中のシラノは醜い鼻の剣客、いとこの女性を慕うが彼女は別の男性に心を寄せる。シラノは二人を結び付けようと恋文の代筆までかって出る・・・・。女性への恋慕の情を持って献身的に尽くす、そしてそれを告げることなく生涯を終えることになる、そのプロット(筋書き)には大いに共通点があります。岩下俊作は高等学校時代にシラノ・ド・ベルジュラックの映画を見てその「無償の愛」に痛く感激、「松五郎伝」を書き下ろすにあたってそれが忽然とよみがえった、というのが息子さんらの推論です。
  私は三船敏郎の「無法松」を何回も見たのを覚えています。

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