松本サリン事件の被害者で第一通報者河野義行さん妻澄子さんが亡くなりました。平成6年6月27日サリンの被害にあい闘病14年、遂に意識を回復することはありませんでした。
この事件も今や遠い記憶になろうとしています。河野さんは当初犯人として疑われるなど数奇な運命が始まりました。そして妻の看護に全てをかけて取り組みました。その誠実さと夫婦愛はあらゆる人々の心を打つものでした。澄子さんは時折涙を流したという、「うれしいこと、つらいことを泣くことで表現している」、必死の呼びかけや好きだった音楽への僅かな反応が河野さんにとって回復への希望の光であり夫婦のきずなの証しでした。「わが家にとって松本サリン事件の終わる日は妻が治った日か死んだ日。だから事件はこれで終わった。今日で妻も自由になった」と河野さんは語った。語りが健気なだけにその無念さが余計に伝わってきます。
加害者オウム真理教、麻原彰晃こと松本智津夫への怒りを改めて感じます。松本にはすでに死刑が確定しています。こんな男を生かしておく道理はどこにもなく、速やかな執行を望みます。
澄子さんのご冥福を心から祈ります。また義行さんにも心から労いを申したく思います。
この事件も今や遠い記憶になろうとしています。河野さんは当初犯人として疑われるなど数奇な運命が始まりました。そして妻の看護に全てをかけて取り組みました。その誠実さと夫婦愛はあらゆる人々の心を打つものでした。澄子さんは時折涙を流したという、「うれしいこと、つらいことを泣くことで表現している」、必死の呼びかけや好きだった音楽への僅かな反応が河野さんにとって回復への希望の光であり夫婦のきずなの証しでした。「わが家にとって松本サリン事件の終わる日は妻が治った日か死んだ日。だから事件はこれで終わった。今日で妻も自由になった」と河野さんは語った。語りが健気なだけにその無念さが余計に伝わってきます。
加害者オウム真理教、麻原彰晃こと松本智津夫への怒りを改めて感じます。松本にはすでに死刑が確定しています。こんな男を生かしておく道理はどこにもなく、速やかな執行を望みます。
澄子さんのご冥福を心から祈ります。また義行さんにも心から労いを申したく思います。