近未来政治研究会(山崎派)の総会で山崎拓氏が正式に総裁選への出馬を断念された。立候補の意欲を示されたのは今年正月福岡の会合で、私はその場で強く激励演説をしたものだ。政治には「天の時、地の利、人の和」が必要で今はその時でない、と氏は私に何日か前打ち明けられた。私はそれを了とした。
これから政治は動乱の時代に入ります。幾多の選挙が待ち構え、その都度勝ち抜かなければなりません。天王山は来夏の参議 . . . 本文を読む
北方領土海域、根室沖貝殻島付近でロシア警備艇から日本漁船に発砲、乗組員ひとりが死亡する事件が起こった。現場はどちらの支配海域か、発砲の動機はなにかなど原因は究明中、麻生外務大臣はロシア大使館ガルーシン公使(代理大使)を呼んで厳重抗議。日露間の外交問題に発展しそう。
その海域はまさに1月前、私たちがエトロフ往復で通過した場所、そしてこの海域紛争は北方領土問題の根本解決なくして終わることがない . . . 本文を読む
小泉首相が今朝、靖国神社を参拝された。かねてからの政治公約を堂々と果たしたという意味で私はこれを支持したい。そもそも「靖国問題」は勝れて国内問題、心の問題であっておよそ外国の関知すべきところではなく、それへの干渉こそ「内政干渉」として国際法上最も厳しく排さなければならないものだ。小泉首相は「靖国参拝」を掲げて首相になり一貫してそのことを訴え続け、また今回の行動でそれを貫徹された。類い稀な筋の通 . . . 本文を読む
イスラエルとレバノンの戦争につき国連安保理の決議により戦闘が停止された。中東紛争の歴史では何度似たような停戦合意が出来てそれが破られてきたか、それゆえに聊かも安心できるものではないが、このひと月だけでも双方で1000人を超える一般市民が犠牲になっていることを思えば「今度こそ、本当の平和を」と天にも祈る気持ちで一杯です。
私も政治家の末席におりますので、実は双方の指導者の気持ちがわからないで . . . 本文を読む
中国の江沢民前国家主席の出した本の中に「日本とはいつまでも歴史問題で追求せよ」と言う件りがあった。江氏自身が反日的指導に徹したこと、またそれが今日の日中ギクシャクの本来の原因であることは広く知られており異とするに当たらないが、分かっていてもそれに振り回されるわが国も実に情けない。小泉さんの偉いところは、結局やり遂げるところで、ギクシャクしようとそんなものは意に介さない、いや実は意に介しているが . . . 本文を読む
英国と米国の国家安全組織によってアルカイダ系の同時多発型航空機襲撃事件が未然に摘発されたが、解説を聞けば聞くほど背筋が寒くなる。世界中のテロ対策も強化されているが、一方テロ組織も執拗にチャンスを窺っていることが改めてわかる。日本人も安逸に流れ易い国民だけにもう一度あの「9・11事件」を想起して身の回りを振り返る必要がある。
ただひとつ私はいつも疑問に思いどこかで発言したこともあるのだが。今 . . . 本文を読む
大分市で自民党九州国会議員会の政経パーティが行われ、テーマは「福岡九州オリンピック招致」。地元大分のみならず、福岡からも政財界が揃い招致運動も盛り上がってきました。8月30日が決選投票。
東京から大分空港に着いて、市内までホーバークラフト船で別府湾を横断。ホーバークラフト船は水陸両用、水面1メートル空中を80キロくらいのスピードで走ります。初めての経験で驚きました。
ついでに大分市美術 . . . 本文を読む
橋本龍太郎氏の内閣・自民党合同葬が日本武道館で行なわれましたが、盛大な葬儀でした。元首相としての内閣葬だから当然かも知れませんが、実績と人望ゆえの部分も小さくありません。亡くなられた日のダイアリーにも書きました(日記7月1日 参照)が、2年前、私が「大学院学歴問題」の衆議院政倫審で苦労している時、廊下で先生から声をかけられ「おい、頑張れよ」と励ましてくれたことがあります。大きな遺影を前にそうい . . . 本文を読む
昨日の長野県知事選で村井仁氏が例の田中康夫某に快勝しました。田中某については殆ど語るのも不愉快ですが、長野県民の喜びはいかばかりか、県民も遂に目が覚めたというところでしょうか。その田中某を民主党の小沢一郎某は終盤にきて応援にまわったというからなかなか興味深い。村井氏は自民党の元代議士で国務大臣、その前は(旧)通産省で私の先輩でもありました。官僚出身は今では肩身の狭いことが多いのですが、今度ばか . . . 本文を読む