絵夢さんがバイクを購入された。そういえば今年の関西研修で富士ラビットの看板を掲げる「旧・日光社」を訪れたことを思い出した。富士ラビットと言えば往年の名スクーターである。その販売店社屋であったものを、現在はファーストフードの“なか卯”が使用している。以前、札幌の歴史的建築物「旧・北海湯」を紹介した。せっかくの建築物を素人がいたずらしたかのようなコンバージョンを受け、それは悲惨な状況だったのだが、その店舗も潰れてしまった。こちらの旧・日光社に入った“なか卯”は建物に敬意を払った使用状況に好感が持てる。入ることは出来なかったが、2階のラビットホールは大正ロマンを感じさせるリニューアルを受け、見事な佇まいを見せているそうだ。「まずは、使われることが大切」ということは真実であろう。
「旧・日光社」
設計者:? 竣工1923年 京都市下京区七条通新町西入夷之町721
国登録文化財
「旧・日光社」
設計者:? 竣工1923年 京都市下京区七条通新町西入夷之町721
国登録文化財
学生諸氏に事前レポートを提出してもらうのですが、それぞれ見る建築が沢山の種類に別れ、本当に面白いです。
富士ラビットは少し長めのスクーターでしたね。
この建築は京都市の方から富士ラビットさんに「残しましょう」と働きかけたそうです。素晴らしい話だと思います。
確かクリーム色系ツートーンのラビットスクーター。
後ろに乗せて貰ってる白黒写真が残ってますが、当然ノーヘルです(笑)