目的の建築を見る際に、当然内部も見てみたくなるし、見なければならないのだが、案外内部見学を断念しなければならないことも多い。しかし、パブリックな種類の建築であれば、お金さえ出せば内部をみることも出来る。それが、先に記事にした老舗旅館「俵屋」のように敷居が高いと、やはり諦めてしまうのだが、ホテルのレストランぐらいであれば、何とかなる。それでも学生諸氏には辛いであろうが。
という訳で、「国立京都国際会館」で昼食を取った後、こちら「グランドプリンスホテル京都/旧京都宝ヶ池プリンスホテル」のレストランへ向かった。村野藤吾氏設計であるが、施工中にお亡くなりになられ、氏は完成した姿を見ていない。遺作となった村野氏デザインのゆったりとした曲線を随所に感じながら、コーヒーだけを頼もうとしたのだが、ついサンドイッチも頼んでしまった。今、昼食をとったばかりなのに…。その分、ゆっくりとロビーや1階共用部、外構の庭園などを見た。やはり建築探訪は「激闘」なのである。
そう言えば昨年の今頃は円形校舎を訪ね歩いていたことを思い出した。ホテル客室部分を外部から見ながら、「そうだ、今年も円形校舎を訪ねなければ。」と思った。
この日は天気にも恵まれ、春の風景によく似合うホテルを見ることが出来た。
「グランドプリンスホテル京都」
設計者:村野藤吾 竣工:1986年 京都市左京区宝ヶ池
という訳で、「国立京都国際会館」で昼食を取った後、こちら「グランドプリンスホテル京都/旧京都宝ヶ池プリンスホテル」のレストランへ向かった。村野藤吾氏設計であるが、施工中にお亡くなりになられ、氏は完成した姿を見ていない。遺作となった村野氏デザインのゆったりとした曲線を随所に感じながら、コーヒーだけを頼もうとしたのだが、ついサンドイッチも頼んでしまった。今、昼食をとったばかりなのに…。その分、ゆっくりとロビーや1階共用部、外構の庭園などを見た。やはり建築探訪は「激闘」なのである。
そう言えば昨年の今頃は円形校舎を訪ね歩いていたことを思い出した。ホテル客室部分を外部から見ながら、「そうだ、今年も円形校舎を訪ねなければ。」と思った。
この日は天気にも恵まれ、春の風景によく似合うホテルを見ることが出来た。
「グランドプリンスホテル京都」
設計者:村野藤吾 竣工:1986年 京都市左京区宝ヶ池