越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」は全3回で行われるはずであったが、毎回好評を博する為、今年第4回目が開催されている。毎回恒久展示も増え、今回の作品数は約370点(うち過去開催の恒久展示は約160点:公式ガイドブックより)だそうである。当たり前だが、たった1日の訪問で全てを見ることは出来ない。何せ展示範囲は東京都23区より広い。事前にある程度選択し巡ったのであるが、途中で案内看板の誘惑に負けそうになる。涙を呑んで通過するのだが、まさに断腸の思いであった。
まず、最初に訪れたのは「フランス国立図書館」で有名なドミニク・ペローが、前回(第3回)設置したフォリー「バタフライ・パビリオン」である。早朝に到着した為、隣接する池の、蓮の花が開いていた。冬季には雪深い土地である。このフォリーの屋根もたたむそうだが、今は夏。まるで万華鏡のように、周囲の景色を変化させながら映していた。
舞台としての機能も持つようだ。川の流れの音が心地良い、この場所の核となるフォリーであった。
「バタフライ・パビリオン」
設計者:ドミニク・ペロー 完成:2006年 新潟県十日町市下条地区神明水辺公園内
まず、最初に訪れたのは「フランス国立図書館」で有名なドミニク・ペローが、前回(第3回)設置したフォリー「バタフライ・パビリオン」である。早朝に到着した為、隣接する池の、蓮の花が開いていた。冬季には雪深い土地である。このフォリーの屋根もたたむそうだが、今は夏。まるで万華鏡のように、周囲の景色を変化させながら映していた。
舞台としての機能も持つようだ。川の流れの音が心地良い、この場所の核となるフォリーであった。
「バタフライ・パビリオン」
設計者:ドミニク・ペロー 完成:2006年 新潟県十日町市下条地区神明水辺公園内