
22.3度
今年、西条柿畑の第1回目草刈をしました。肥料をやったところが異常に伸びていて、時々機械が止まることもあるくらいでした。肥料を与えたところと与えなかったところがこんなに違うのかとまざまざと感じたところでした。この草たちが枯れて有機物として土にかえり肥料(緑肥)となるわけです。
本を読んでいましたら、雑草には5つの働きがあると出ていました。①天敵のすみか・・・圃場全体を一気に刈らずに天敵のすみか・繁殖の場を確保してあげることが大切。②水分保持効果。③次作の肥料になる・・・太陽エネルギーで土中や空気中の栄養分を集め固定化している。④根圏微生物の多様化・・・いろいろな雑草が生えることで、多様な微生物が生息し、連作障害や病気とも無縁になることができる。⑤団粒構造を促進・・・生のままで放置することで、微生物やミミズなど小動物のえさになり、結果として透水性・保水性・保肥力のいい団粒構造の土ができます。