ほりお農園の農作業日誌

「西条柿」と「ブルーベリー」と「いちじく」を栽培しています。加工品として、「あんぽ柿」・「柿酢」を作っています。

山梨県へ、あんぽ柿視察研修に行ってきました。

2008年11月30日 | あんぽ柿
時々小雨 10.4度
 25日から26日にかけて、山梨県山梨市にあんぽ柿の視察研修に行ってきました。松江市干し柿部会のメンバー15名で、朝5時出発、中型バスで中国・名神・中央高速道路をすっとばし、午後3時に視察先「ピーチ専科ヤマシタ」さん入りました。自然乾燥と機械乾燥の併用で今年30トンの柿を皮剥いだとのことでした。全自動の皮剥ぎ機(150万円)を導入していて、5年でペイするとおっしゃっていました。それに限らず原価意識の高さに感心しました。他に、桃のオーナー制度を昨年より始めておられ、その手法にとても参考になりました。
 2日目は、甲斐善光寺・武田神社を参拝し、昇仙峡を見学し岐路に着きました。道中、部会員の方とのコミュニケーションも有意義で、農業にかける意識も高揚しました。2日間とも良い天気に恵まれ有意義な視察旅行でした。

最後(?)の収穫

2008年11月21日 | 西条柿
時々13.7度
 時々雨のいやらしい天気でした。
 柿の最後になるかもしれない収穫をしました。22・23日は町内会の奉仕作業があり、24日は皮剥ぎがありますので最後になりそうです。あんぽ柿用の柿は確保しましたので、残った小さな柿を収穫しました。これを脱渋してJAグリーンへ出します。8個200円の値段をつけて出すとすぐ完売します。今の柿は小さくても良く熟れていますのでとても美味しいのです。島根の人は西条柿が大好きなようで、今までさんざん食べたと思われますのに、まだ買って食べる人が多いのです。残りものに福があると言います、少し頑張れば小遣い稼ぎになります。

あんぽ柿皮剥ぎのパートさん

2008年11月19日 | あんぽ柿
7.7度 最低気温1.3度
 寒い冬がやってきました。雪がちらついてきました。
 そんな中、あんぽ柿の皮剥ぎをしました。
 皮剥ぎは5人体制でやっています。3人はパートさんです。8日間に1回のペースで行います。その他に個包装は2人のパートさんをお願いしています。このパートさんを確保するのが大変です。24日の皮剥ぎがいつもお願いしている方が都合がつかず、ハローワークに依頼しました。昨日から6件の問い合わせがありました。時給だってよくないのに、仕事を探している人が多いんだなーと感心します。積極的に聞いてくる人に決めました。12月の分もその人にお願いしました。できるだけ慣れた人にやってもらうと助かるのですけど、この際メンバーの増強をはかったわけです。きっといい人が来てくれると思います。

今期初の雪の中で柿の収穫

2008年11月18日 | あんぽ柿
時々9.8度
 「朝降っていた雨は、9時過ぎにはあがる」という予報は大はずれ。一日中雨、3時すぎには今年初めての雪でした。
 明日はあんぽ柿の皮剥ぎです。昨日の段階で3コンテナ分不足しており、何が何でも収穫せねばなりませんでした。雨が降れば、休みか部屋うちの仕事ですが、今日ばっかしは雨カッパを着て収穫に向かいました。上を向いてする作業が多く、顔に雨が当るし手の袖ぐちは濡れるし大変でした。でも、「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる・・・・・」おなじみ水前寺清子の365歩のマーチを歌いながら、自分を励まし励まし頑張りました。ようやく3コンテナ分の柿が採れた時はバンザイと叫ぶと同時に満足感・達成感で一杯でした。

雨上がりの収穫

2008年11月16日 | 西条柿
のち18.3度
 昨夜からの雨は、昨日植えた「玉ねぎ」にとってとても良い雨でした。
 午前9時、雨が上がったばかりでしたが、かっぱを着て柿の収穫に出かけました。第8回目のあんぽ柿の原料を確保するためです。1回分はコンテナ18個は必要です。今日は9箱採れましたが、これからが大変です。あっちに1つ、こっちに2つという感じで、取り残したのを拾って採らなくてはなりません。その度に6段脚立を動かさなくてはなりません。17・18日で10箱分集めようと思っています。天気も悪そうで心配です。

玉ねぎの苗を植えました

2008年11月15日 | 野菜
20.8度
 暖かい良い天気でした。

 本当は柿の収穫したかったのですが、昨日、玉ねぎの苗を600本いただいたのと、今日の夜は雨が降るから、昼間のうちに植えとけば水をやる手間が省けると思い、玉ねぎの植付けをしました。

 例年500本植えます。今年はもっと多く植えてやろうと考えています。あと300~400本位。何故かと言いますと、今年からフレンチレストランと取引が始まりました。そのレストランは無農薬野菜とかエコロジー農産物(減農薬・減化学肥料で作った農作物)を求めております。フレンチレストランはにんじん・玉ねぎ・じゃがいもは一年中使う食材だそうです。今、にんじんを栽培中です。来年は玉ねぎを取引してもらおうと数量を増やしたのです。

西条柿の冷蔵

2008年11月13日 | 西条柿
19度
 暖かい良い天気でした。
 あんぽ柿用の柿を収穫しました。今日は19コンテナ(1コンテナ20kg)収穫できました。もうすっかり熟れていて、早く採らないと軟化してしまいます。ここ2・3日が頑張りどこと思っています。今日収穫した分は24日に皮剥ぎする分です。私の冷蔵庫では、この日までもちません。軟化してしまいます。そこで、明日、冷蔵会社に持って行きます。その冷蔵会社は-2℃に設定されていて、1ヶ月はもちます。私の冷蔵庫(2坪用)は5℃に設定しています。もっと下げることはできるのですけど、あんぽ柿の製品も入れていて、その適温は10℃です。あまり下げると、粉を吹いてくるのです。あんぽ柿は粉を吹くのは敬遠されるのです。商品価値が下がることになります。べつべつの冷蔵庫があればよろしいのですけど、ベニヤの仕切りをつけて対応しています。

柿酢の仕込み

2008年11月12日 | 柿酢
18.0度
 今日は久しぶりに暖かく快晴でした。
 第3回あんぽ柿の個包装をしました。8日間乾かした柿(皮剥ぎ時の約34%)を乾燥機から出し、エージレスを入れて個包装します。
 今日は今までになく早く終りましたので、二人でケーキ付のコーヒーを飲みに行きました。松江市の一番大きな書店の中にあります。予約していた本をとりに行ったついでです。たまには「奥さん」にサービスしておかなくっちゃと思ったからです。
 帰ってから、柿酢の仕込みをしました。昨日皮剥ぎをした時、軟らかくてはねた柿を、へたを取って45リッツトルの容器に入れ醗酵させます。醗酵を手助けさせるのに「酒の酵母菌」を入れます。アルコール発酵させます。大事なのは、空気を遮断することです。容器のふたで密閉します。通常2週間ほどで醗酵完了します。
毎期、6から8個分仕込みます。醗酵後のことはまたお話します。

あんぽ柿の出荷

2008年11月10日 | あんぽ柿
時々15.3度
 山陰らしいはっきりしない天気でした。
 今日は、「あんぽ柿」の出荷で大忙しさでした。明日は、あんぽ柿を作るための柿の皮剥ぎですので、あんぽ柿の出荷が集中しました。3時頃からは、西条合せ柿(渋抜きした柿)を出荷したり、街まで3件集金に出かけたりしました。夜は、皮剥ぎ場の設営です。柿の渋が飛んでとても汚くなりますので、全面新聞紙を敷き詰めます。機械やテーブルを並べます。面倒なのは、剥いだ皮を入れるコンテナの周りの養生です。でも、これをしっかりやらないと後が大変なのでどうしてもやらない訳にはいかないのです。

脚立から落下

2008年11月07日 | 西条柿
時々20.2度
 午後から、あんぽ柿用柿を収穫しました。4時半、もうそろそろ終わりにしようと思っていた時でした。脚立から太い枝に移って柿を採ろうとした時、足がすべって転落してしまいました。枝が目のはぶたを直撃して少し切れました。現在も腫れています。あと、右腰を痛めました。
 脚立の転倒には気をつけていましたが、横着したバチが当りました。大事に至らなかったから良いものの、自分の替わりはいないわけですから、本当に気をつけないといけないとつくづく感じたところです。