ほりお農園の農作業日誌

「西条柿」と「ブルーベリー」と「いちじく」を栽培しています。加工品として、「あんぽ柿」・「柿酢」を作っています。

にんじん、二度目の種まきです

2009年06月30日 | 野菜
夕方より27.1度
 昨日は一週間ぶりの「いい雨でした」。「柿」も「いちじく」もほっとする雨でした。「いちじく」は下葉の一部が黄色くなってきました。まちがいなく水不足です。
 昨日と今日の晴れ間に「にんじん」の種をまきました。にんじんは、今でもフレンチレストランに出荷しています。糖度は9度もあり甘いです、無農薬ですので評判は上々です。それをいいことに再度種まきしたわけです。
 その他には、つるなしインゲン(さやごと食べる豆です)も蒔きました。自分も好きですけど、レストランにも使ってもらえそうでしたので。

いちじくの誘引と摘心

2009年06月26日 | いちじく
30.6度
 毎日暑いです。月曜日以来雨が振らないので、水やりが大変です。きゅうり・なすは特に水が好きですから。
 県の農林振興センターの担当課長さんが、「いちじく」の誘引・摘心の要領について説明に来てくれました。もうそろそろやらないていけないと思っていたところでした。西条柿の草刈が残っていましたので、今日はそれをしましたが、明日から「いちじく」の作業に入ります。誘引とは、枝を棚の針金に縛って上向きの枝を横向きにすることで、枝の伸長を止め果実の肥大を促進させるためです。摘心は葉を10枚から12枚位に限定しそれ以上の葉がついている場合は芯をカットすることです。同じく果実の肥大を促進するためです。果実は葉の付け根につきます。葉があれば果実がつきますけど、数が多いと大きくなりません。

「なす」の3本仕立て

2009年06月23日 | 野菜
28.1度
 昨日の大雨が嘘のようないい天気でした。
 今日は「なす」の誘引をしてやりました。今までいいもの・沢山収穫できたことがありません。今年こそはと思っています。3本仕立てにするように竿を立てそれに芽を誘引してやりました。太陽がよく当るように。また、不必要な脇芽を取ることもしました。花芽に十分栄養が届き早く果実が大きくなるためです。追肥のタイミングも考えなくてはなりません。やればいいと言うものではありません。多すぎると病気がでてきます。

大雨でしたけど、いい一日でした。

2009年06月22日 | 農業一般
25.8度
 夜半から大雨、洪水警報が出る位の大雨でした。
梅雨に入ってからまともに雨が降っていなかったのでいい雨でしたけど、降り過ぎるのも困ったものです。
 今日は、ハウスの中で草取りをしたり、トマトにカルシウムを振ったり・きゅうりに米ぬかを振ったりしました。トマトには尻腐れ病が出始めていたし、きゅうりには「うどんこ病」が出掛かっていたので早めに対処しました。
 あと、昼寝をしたり、未処理の書類を整理したりで有意義な一日でした。
 

じゃがいもの収穫

2009年06月21日 | 野菜
夕方一時30.7度
 明日から雨が続きそうだったので、じゃがいもを掘ることにしました。
今年は、現代農業2008/4月号に載っていた「広島県 小野敏雄さんの超高ウネ栽培で収量倍増」を実践してみた。芽が出て10cm~15cmになったとき土寄せで芽を生き埋めにし、肥料をかけさらに土をかけるやり方。あとはいっさいすることなし。
3月18日、「北あかり」10kgを180個に分け植えつけた。昨年は7kg植え85kg収穫できた。今年は、何と152kgの収穫があった。大きな芋もあり大成功であった。
来年ももちろんこの方式でさらに収量アップを目指します。

無臭にんにくの収穫

2009年06月19日 | 野菜
30.8度
 無臭にんにくを収穫する。
先日、エコ農産物を扱っているスーパーに「無臭にんにく」を売り込みに行く。初めあまり良い顔をしていなかったけど、栽培時無農薬だと言い、「無臭にんにく 栽培時無農薬 ほりお農園」のシールを貼って出しますと言ったら、乗ってきて商談成立。26日に納品することになった。
左右の親指・人差し指・中指・・・小指同士をくっつけた位の大きなにんにくが90個ほどできました。
 無臭にんにくはレストランでは料理には使わない、あくまでも香りのあるにんにくを使います。来年は匂いのあるにんにくを栽培する予定です。そしてレストランに売り込みます。

ミニ・曲がった野菜でもOK

2009年06月18日 | 野菜
30.9度(今年最高)
 暑かったですねー。
 松江のフレンチレストランへ営業して来ました。ミニのにんじん30本(葉つき)・ピンポン玉大の玉ねぎ7kg・普通のきゅうり12本買ってくれました。ミニのにんじんは小指の大きさです。素材に合わせた料理を作るからいいよ。「きゅうり」も曲がったものでもいいよと言ってくれます。JAグリーンの産直コーナーへはなかなか出せません。買ってくれる人がいるか疑問です。
こんなレストランさんとお付き合いするのが楽しいです。今度はミニのじゃがいもを営業してきます。もうすぐ収穫時期ですから。

玉ねぎの塔だち

2009年06月16日 | 野菜
24.0度
 14日、玉ねぎを掘り起こし、そのまま畑で乾燥させ、今日収穫取り入れしました。4個づつ左右に絡めて、軒下に吊るしました。
今年は1000本植えましたが、その自己評価ですが、味は良かったです・大きさはやや小ぶり・塔立ちが1割位あり自己採点としては40点くらいでしょうか。
「塔立ち」になると大きくならない・中の芯の部分が硬くて食べられないという致命的現象です。来年の課題は「塔立ち」を出さないことですが、誰かその対策方法を教えていただけませんでしょうか。

「きゅうり」が順調に売れています

2009年06月14日 | 野菜
24.9度
 きゅうりの収穫が順調になって来た。少なくても10本以上、多い時は30本以上収穫できる。3本袋に入れてJAグリーンの産直市コーナーに出荷する。出荷する時の工夫として、「6月14日朝採り 栽培時無農薬 ほりお農園」のラベルを貼って出している。お陰さまで、ほとんど午前中に売れる。今のところ、売れ残って廃棄処分になったことはない。去年からそういうラベルを作って売り出していますが、もう固定客が着いたような気がします。
 

EM菌

2009年06月12日 | 農業一般
のち夕方26.2度
 EMボカシを作りました。久しぶりです。
西条柿の中には樹勢が弱いものがあります。追肥をしてもなかなか効果が現れないのです。そこで、微生物の力を利用した醗酵肥料を自分で作ろうという試みです。
材料は米ぬか・油粕・骨粉・EM希釈液・水です。それぞれの割合で混ぜます、そして空気を遮断して自然醗酵させます(嫌気性醗酵)。約2週間位で完成です。冬の寒い時期は1ヶ月位掛かります。
 EM菌について知らない人も多いと思いますので記述しておきます。一言で言えば「有用微生物」の集まりです。微生物の中には、バイ菌や細菌のように有害な悪玉菌と、酵母や乳酸菌のように有用な善玉菌があります。
 EMに利用されている代表的な善玉菌は、1.光合成細菌=有害物質からビタミンや植物の養分を合成する菌、2.酵母=ビタミンや生理活性物質を作り出し、植物や他の有効菌の活性化を促進します、3.乳酸菌=有機物の腐敗を防ぎ、醗酵を進め、有効な成分にする働きをします、4.放線菌=抗生物質を生成し、病原菌を抑制したり、難分解性の有機物を分解したりする働きをします、5.糸状菌=デンプンやタンパク質を分解し、酵母などの有用微生物の増殖や醗酵のための栄養源を供給したりします。
 善玉菌が活躍すると、植物や動物を元気にしてくれます。EMには健康にいいと言われる酵母や乳酸菌が入っています。
 EMは土壌の質を良くする目的で使用されます。また植物に直接散布すれば健全に育ち、抵抗力も上がるので病虫害を予防します。農薬を使わなくてもすみます。
 家畜のエサや飲み水に入れることで、糞尿の悪臭を弱めることができます。また家畜の病気が減り健康になるので、薬物の使用量も減り畜産物の品質を高めることが出来ます。
 水質浄化に寄与しています。浄化槽にEMを入れることで、下水を中水として再利用できるようになります。汚染された川や湖の水がEMの力で魚の住める水によみがえることができるのです。