JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

白いマグマ

2012-07-08 13:56:42 | 北上島地球史
キンバーライトは中が青、外が黄色なそうですが、実際はどうか。
大陸を引き裂く地溝帯の火山から噴き出す溶岩はナトロカーボナタイトと呼ばれ、
噴き出すときは黒ですが、間もなく白くなるそう。
青と言っても青みがかった灰色が正確な表現と思う。この2つ、キンバーライト。

これが本物の青か。
http://www.ne.jp/asahi/lapis/fluorite/gallery2/111dia.html

白金が含まれています。


私の鑑定ではダイヤモンド。


間違いなくキンバーライトですが、いつ、どこでを考えてみました。

ゴンドワナ大陸の沈み込み帯の噴火はジュラ紀1.4億年前。
2.5億年前に南中国とインドネシアが赤道上でくっ付いており、
北上島はこれらの東にくっ付いていたとします。
沈み込み帯は北上島の東にまで続いていますので、
ゴンドワナの噴火と同じ時期の噴火によるとも考えられます。
南中国はインドネシアから離れ北上しますが、この噴火が引き金になったかも知れない。

海に落ちたらしく、右の物は固く、海底にドシンと落ちたときの凹みがあります。
左は陸だったのでしょうか、衝撃でヒビが入ったのか、拾ったときには割れていました。

北上島は浅海の堆積物を載せ、拡大するフィリピン海プレートに押され、
太平洋プレートを掠めながらジュラ紀の付加体を島北部に集め北上し、
日本列島に乗り上げた。私の空想。

http://keirinkan.com/kori/kori_earth/kori_earth_2/contents/ea-2/2-bu/2-2-2.htmより≪
古生代の石炭紀やそれ以前の地層が比較的広く分布しているのは,
北上山地の南部である。・・、浅海の堆積物である。
シルル紀・デボン紀の地層からは,オーストラリア東部や中国南部で
知られているものと同じ植物化石やサンゴなどの化石が産出する。≫

http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/ammonoidea/kitakami/index.htmより≪
北部北上帯は、ジュラ紀の付加体からできています。この付加体は、現在の南太平洋あたりからやってきた、石炭紀からジュラ紀までの深海底や海山の頂上のたい積物と陸から運ばれてきたジュラ紀の泥や砂がまじりあってできています。≫

http://www.jasnaoe.or.jp/k-senior/2008/080210-kaiyuu-hanawa/080210-hanawa-3.htmlによると、
日本が赤道付近にあったのは2.5億年前まで、2億年前には今の位置にあったようです。
石炭紀3億年前の噴火か。
おっと、北上島は日本列島と行動を共にしていたのではなかった。
ジュラ紀までオーストラリアの北にいてもらうことにしよう。
鍵を握っているのはキンバーライトだ。

http://www.museum.tohoku.ac.jp/past_kikaku/ammonoidea/kitakami/index.htmより、≪
古生代前期に、当時赤道付近にあったゴンドワナ大陸の一部として誕生し(南部北上古陸)、その後中生代半ばまで赤道近くにあったため、≫
中生代半ばはジュラ紀。

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