一発回答だ。日本ハムの二刀流ルーキー大谷翔平投手(18=花巻東)が17日の中日とのオープン戦(鎌ケ谷)で、右翼スタンド上の防球ネットまで届く特大の“プロ初本塁打”を放った。昨季2桁勝利を挙げた中日・山内からの一発に「当てにいかずにしっかりと振り切れたのが良かった」。栗山監督は「ファウルに特徴が出てきたが、課題は全然クリアできていない。どんな課題か? 他球団に伝わってしまうので詳しくは言えない」と奥歯に物が挟まったような物言いだったが、開幕一軍に向けて大きく前進したのは確かだ。
大谷の活躍がもたらす効果は戦力面や人気だけにとどまらない。試験的な側面もある二刀流挑戦がここまで順調にきていることから、日本ハムでは投手のレギュラー練習に二刀流練習を組み入れることまで検討し始めている。
「大谷のやっている練習は他の投手にとってもいい練習かもしれない。体の切れも出てくるし、打者の気持ちも分かる。今後、他の投手の練習に取り入れていくかもしれない」(山田GM)
投手でエース、野手で4番の「二刀流」を目指す大谷は、キャンプ中から打撃練習とブルペン投球を常にセットで行ってきた。「打撃練習をした後にブルペンに入ると腰の切れが違う」と二刀流育成の最前線にいる本人が語っているように、球界初の試みの中からチーム全体の財産となる要素を抽出しようというわけだ。かつて阪神でも、当時の野村監督の発案で外野手の新庄に二刀流を挑戦させたことがあったが、その狙いの一つが「投手心理を理解させる」だった。実際にプレーするかはさておき、逆の立場に立って物事を考えることは野球においても大切なことだ。大谷は本塁打以外の3打席が凡退だったことから「打ち損じがまだ多く不安な部分はある」と口にしたが、それは“一軍選手”としての反省。この日の一発で開幕スタメンもグッと現実味を帯びてきた。
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◆オープン戦 日本ハム―楽天(21日・東京ドーム) 日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東=が二刀流デビューする。8回から中継ぎ1イニングを予定。降板後に打席に立ち、右翼の守備に回る予定だ。
※引用しました。
<オープン戦:DeNA5-5巨人>◇21日◇横浜
巨人の新外国人マニー・アコスタ投手(31)が連投のテストを行ったが、2安打を浴び1失点と結果を残せなかった。
変化球が決まらず、リードして迎えた9回だったが、守りきれなかった。川口投手コーチは「今のところ抑えはちょっと難しい。ちょっと無理かな」と厳しい評価を下した。
※引用しました。
女優の仲里依紗さん(23)と俳優の中尾明慶さん(24)が結婚することが21日、分かった。両者の所属事務所がマスコミ向けのファクスで正式に発表した。昨年10月から本格的に交際を始め、仲さんは現在妊娠3カ月で今年の秋ごろに出産予定という。
2人は09年3月に映画「時をかける少女」の共演者として出会い、その後、昨年のNHKの連続ドラマ「つるかめ助産院」の撮影で再共演。クランクアップ後の10月から本格的な交際に発展したという。2人は「4年前に初めて出会って以来、とても仲のいい友人でしたが、お互いに尊敬し合え、この人となら幸せな家庭を築けると確信し、結婚することを決めました」とコメントしている。今後、日取りを選んで婚姻届を提出する予定。
仲さんは現在、妊娠3カ月で秋ごろに出産予定。出産後は体調と相談しながらできるだけ早く仕事復帰したいという意向だという。同居はこれから。挙式、披露宴は未定。この件について会見の予定はない。
◇2人のコメント全文(原文まま)
私たちは結婚することになりました。
四年前に初めて出逢って以来、とても仲の良い友人でしたが、
お互いに尊敬し合え、この人となら幸せな家庭を築けると確信し、
結婚することを決めました。
二人の合言葉はBIG LOVE。
この言葉を大切に人生を歩んでいきます。
まだまだ未熟者ではありますが、精一杯努力しますので、
どうか皆さん、温かく見守っていただければ幸いです。
そして、これからも、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
中尾 明慶(直筆)
仲 里依紗(直筆)
※引用しました。
俳優の成宮寛貴さんが水谷豊さん演じる杉下右京警部の新相棒として加入した人気刑事ドラマ「相棒シーズン11」の最終回が、20日午後8時から2時間9分のスペシャル版で放送され、平均視聴率は20.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、2代目・相棒の神戸尊役の及川光博さんが“卒業”した「シーズン10」最終回の20.5%を上回り、相棒シリーズの最終回としては過去最高となった。また、今年放送された民放の連続ドラマで最高の数字を記録した。瞬間最高は午後10時1分に記録した25.3%(同)、今シーズンの全19話の平均視聴率は17.3%(同)だった。
相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。今回のシーズン11では、所轄署の捜査1係に配属されたばかりの甲斐享(成宮さん)が右京の新たな相棒に抜てきされたほか、石坂浩二さん演じる享の父親で警察庁次長の甲斐峯秋(みねあき)や、元宝塚歌劇団トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)さんが演じる享の恋人・笛吹悦子らが新たに加入するなど、「相棒」の世界がさらなる広がりを見せた。
最終回の第19話「酒壺の蛇」では、23日公開の映画「相棒シリーズ X DAY」(橋本一監督)で捜査1課・伊丹憲一刑事役の川原和久さんとともにダブル主演するサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬役の田中圭さんがドラマ本編に再登場し、星野真里さんらもゲスト出演。角田課長(山西惇さん)と同期の警視庁組織犯罪対策2課の刑事が自宅で遺体で発見され、右京(水谷さん)と享(成宮さん)は、ある国と日本企業の黒い関係を暴いていく。2人は容疑者へとたどりつくが、思わぬ“敵”に事件は二転三転する。果たして正義の裁きは下されるのか……という展開だった。
相棒シリーズは、10年から11年にかけて放送された「シーズン9」で過去最高視聴率23.7%(第16話)を記録しており、期間平均視聴率でも同シーズン(全18話)が20.3%と過去最高だった。今シーズンは初回スペシャルで19.9%を記録して、「シーズン10」の初回視聴率19.7%を上回る過去最高の滑り出しをみせていた。
※引用しました。