<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇10日◇琉球ゴルフ倶楽部(6,435ヤード・パー72)>
国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の最終日。首位と1打差の2位タイから出た森田理香子は前半で2つスコアを伸ばし後半へ。表純子、横峯さくららがバーディラッシュで一時首位に立つが、森田は「勝負はバックナイン」と後半も落ち着いてプレー。13番でボギーを叩いた横峯に並んで終盤へ。17番でバーディを奪い横峯に1打差をつけ最終18番パー5を迎える。ここで横峯は2オンに成功。森田はセカンドショットを左に曲げ、バンカーにつかまるとライが悪く脱出に失敗。なんとか2回目で寄せてパーとするも、横峯がバーディを奪い勝負の行方はプレーオフに。
18番の繰り返しで行われたプレーオフでは森田、横峯共に3打目を手前約5メートルにつける。横峯は決めきれずパー、ねじ込みバーディを奪った森田が開幕戦を制しツアー通算3勝目を挙げた。
2勝目を挙げた昨年の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では優勝を決めた時は涙をこらえられなかった。しかし、「あんまり泣いてばっかだと、かっこよくないかな」と思うところがあり、バーディパットを決めたときは笑顔でパターを高く掲げた。
「落ち着いてプレーすることができました」と18番のバンカーショットを失敗したときも表情をまったく変えずにプレー。プレーオフまで終始目の前の1打に集中することができた。昨年から師匠の岡本綾子に“自信を持ちなさい。いいスイングになってきてるから”と言われ、それが「自信になっている」と笑顔で話した。
(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>
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ブンデスリーガ第25節が9日に行われ、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケとドルトムントが対戦。右太もも裏の肉離れで戦列を離れていた内田は、右サイドバックで先発出場。2月2日に行われたブンデスリーガ第20節のグロイター・フュルト戦以来、リーグ戦では5試合ぶりの復帰を果たした。
ホーム戦に臨んだシャルケは、“ルール・ダービー”で、11分に先制点を奪取。右サイドを駆け上がった内田が、敵陣の深い位置でジェフェルソン・ファルファンからの縦パスに反応。ワンタッチでグラウンダーのクロスを送ると、ペナルティエリア内で待っていたユリアン・ドラクスラーがゴール左隅へ蹴り込んだ。
内田は、今シーズンの初アシストで先制点を演出すると、35分にも右サイドでパスを受け、中央に狙いすましたクロスを供給。内田からのボールをクラース・ヤン・フンテラールがヘディングで叩き込み、追加点を挙げた。
シャルケは、2点リードで前半を折り返すと、59分にドルトムントのロベルト・レヴァンドフスキにゴールを許し、1点差に詰め寄られてしまう。しかし、ドルトムントの反撃をレヴァンドフスキの1点のみで凌ぎ切り、2-1と競り勝ち、3連勝を記録した。なお、2アシストで勝利に貢献した内田はフル出場している。
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<プエルトリコ・オープン 3日目◇8日◇トランプ・インターナショナルゴルフクラブ(7,569ヤード・パー72)>
米国男子ツアー「プエルトリコ・オープン」の3日目。石川遼が米ツアーでは初となるホールインワンを達成した。1つスコアを伸ばして迎えた8番パー3。ピンまでは183ヤード。左端に切られたピンに対して「6番アイアンで190ヤードちょっと打つ感じでドローで狙った」というショットは、打った瞬間クラブから手を離したものの、ピン手前2メートルから転がってカップに吸い込まれた。
ティグラウンドからはカップインの瞬間は見えず、歩き出そうとしたところでグリーンサイドにいた関係者の「入った!」という声でホールインワンを認識。驚きと喜びの入り混じった表情でキャディの山形陵馬とハイタッチをかわした。
「ピンの右5メートルを狙ったんですが、ボールに当たるちょっと前から左に行くと思って手を離してアジャストする形になってしまった。いいショットではなかったので運があるなと思った。本当にただのラッキーでしたね」と苦笑いで生涯4度目のホールインワンを振り返った石川。「まさか入るとは思わなかった」と自身でも驚きを隠せなかった。
(撮影:ALBA)<ゴルフ情報ALBA.Net>
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陸上の世界選手権(8月、モスクワ)代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンは10日、ナゴヤドーム発着で行われ、ロンドン五輪代表の木崎良子(ダイハツ)が2時間23分34秒で優勝。自動的に世界選手権代表内定となる2時間24分を切り、代表切符が確定した。2位は19歳のベルハネ・ディババ(エチオピア)、3位にアテネ五輪金メダリストの野口みずき(シスメックス)が2時間24分05秒で入った。
レースは序盤から野口らが積極的に先頭集団を引っ張った。中盤に入っても野口、木崎、宮内洋子(京セラ)、早川英里(TOTO)の日本勢はアフリカ勢とトップ争いを展開。8人の集団を形成してレースを繰り広げた。
25キロ過ぎから宮内、早川が遅れ始めると、30キロ手前でディババが仕掛けて単独トップに。だが、31キロ過ぎに野口と木崎が差を詰めて、先頭争いは3人に絞られた。
35キロ過ぎにディババと木崎がペースを上げると、野口が徐々に後退。終盤戦はディババと木崎の一騎打ちとなったが、残り2キロを切ると木崎が一気にスパート。ディババをぐいぐいと引き離し、トップでゴールに飛び込んだ。
日本人内定1号となった木崎はレース後、「これを目標にやってきた。自信の持てるところでスパートした」と会心のレースを振り返った。3位の野口は「足が重くなってきつかった」と話したが、復活を印象付ける快走に終始笑顔だった。
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メジャーオープン戦(ヤンキース1-2ブレーブス、9日、タンパ)ヤンキースのイチロー外野手が「2番・右翼」で出場し、3打数2安打。オープン戦の打率は・450と好調を持続している。
デレク・ジーター内野手が「1番・指名打者」で、昨年10月13日のア・リーグ優勝決定戦(タイガース戦)で左足首を骨折して以来の実戦復帰を果たし、2打数1安打。この試合前に今季限りでの引退を表明した通算608セーブのマリアノ・リベラ投手が、2番手で登板し1回を抑えた。
一回、ジーターは昨年11勝の左腕・マイナーの初球を叩き、三遊間を痛烈に破る、左前打を放った。
続くイチローは高いバウンドの遊ゴロ。ジーターが二塁で封殺されたものの、全力疾走で完全復調をアピールする形となった。
三回、ジーターは三ゴロに倒れたが、イチローは中前打。初球にオープン戦2つ目の盗塁を決めた。イチローは五回二死の第3打席で、遊撃左を抜ける左前打。オープン戦2度目のマルチ安打を記録した。
リベラは昨年5月3日に右膝靭帯を断裂。五回に復活のマウンドに上がり、先頭のアグラを二飛。左打者のフランシスコを外角のカットボールで見逃し三振。右打者のジョンソンを内角のカットボールで見逃し三振と、3人を15球で仕留めた。
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えっ、打率・000を切り込み隊長に抜てき!? ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表・鳥谷敬内野手(31)=阪神=が、10日のオランダ戦(東京D)に「1番・三塁」で起用されることが9日、決定的となった。選球眼のよさと脚力が評価された。勝てば、米サンフランシスコで行われる準決勝進出が決まる。不振の虎キャプテンが打線をけん引する。
打率0割の男にリードオフマンが託された。勝てば決勝ラウンド進出をかけた大一番。鳥谷が「1番・三塁」でスタメン出陣する。
「(緊張感が)いつもと一緒というわけにはいかないですけど、いつも以上の力を出すのは難しい。できることをしっかりやる。そのスタイルは変わらないです」
10日のオランダ戦を控えたこの日、東京ドームでの自主練習に参加した。チームの公式スケジュールではオフだったが、グラウンドで汗を流した後、室内練習場で打撃練習を行った。背番号「1」は、いつものようにクールな表情だったが、このままではダメ-という思いを募らせていた。
4試合で5打数無安打、打率・000。数字に表われているように打撃の調子はよくない。だが、立浪打撃コーチは「1番・鳥谷」が有力かと聞かれ「そうですね。走れるし、選球眼もいい」と抜てきの考えを明かした。
白羽の矢が立ったのは鳥谷の持つ絶対的な武器である眼と足。4個の四球を選び、出塁率・400をマーク。
列島が興奮した前夜(8日)の台湾戦。2-3の九回一死から四球で歩いて、すかざす二盗。これが井端の中前同点適時打を呼び、逆転劇へとつながった。バットではアピールできなかったが、隠れたヒーローとして十分の働きは、首脳陣にも強烈なインパクトを与えた。
第1戦は13安打したものの1番打者が機能しなかった。そこで、出塁の可能性が高く、積極的な走塁ができる男だからこそ、大役が回ってきた。
「こうして練習できるというのがね。勝つと負けるとではえらい違いだ」とは、自主練習を見守った山本監督。「厳しい戦いがずっと続いているので一試合一試合」と表情を引き締めた。代表では初めてとなる「1番」の重責。鳥谷はしっかりと前を向いた。
「ワクワクというのは、ないです。自分の役割をしっかりやるということしか、考えていないです」
トリ侍がトップバッターで暴れ回り、浩二ジャパンの3連覇への険しき道を切り開く。
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日本ハムのドラフト1位、大谷翔平投手(花巻東)が10日、千葉・鎌ケ谷球場での春期教育リーグ、ヤクルト戦で“投手デビュー”した。
六回からマウンドに上がり、2回を1安打無失点に抑え、最速152キロをマーク。元阪神のヤクルト・藤本をスライダーで空振り三振に仕留めるなど、ヤクルト打線を手玉に取った。また、23球の直球のうち8球が150キロ台を記録し、噂に違わぬ豪腕ぶりを見せつけた。
対外試合初登板を終えた大谷は、「いい部分も、悪い部分もあったが、一歩前進したと思う。152キロは、結果としてついてくるもの。長いイニングを投げたときにも投げられるのか、トータルで投げられるかが大事。藤本選手は小さいころから見ていたので、対戦できて幸せ」と話していた。
※引用しました。