40歳からの子育て~テキトウ編~

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ヨーロッパ一周編:37日目 かわいいオランダ

2005-08-04 22:20:50 | 旅日記('88-'02)
●1989年8月17日(木)
 お年寄りの中にもハッとするほど美しい人がいる。その雰囲気がなんとも美しいのである。今回の旅の途中でこれまで2度ほどそう思った。
 ひとりはチューリヒ湖の観光船でいっしょに乗り合わせた女性。上品なベビーピンクのポロに白のパンツ、うすく口紅をひいて。耳あたりで切りそろえた銀髪によく似合っていた。
 もうひとりはカッセルの市電の中で見かけた。白とブルーのストライプのシャツを爽やかに着こなしていた。いいなと思う。

 ドイツ人は相づちを打つとき、「ア、ソウ」という。耳慣れないうちはおかしかった。  ドイツ語圏の国の列車は、わたしが乗った限りではどれも清潔だ。トイレに入ると違いがよくわかる。スペイン、イタリア、ギリシャの列車では、トイレットペーパーはなくて当然、便器は汚れていて普通といった感じだったが、ここは違って一等車と見まごうばかりの美しさである。
 通りを走る車も、南欧は乾燥しているせいもありうっすらとほこりをかぶった車が多かったが、このあたりでは夏でも適度な雨が降ることもあってかどの車もみんなつやつやと光っている。
 すべてはその土地の気候に起因するのだろうか。

 物価は日本とあまり変わらない(野菜や果物、宿代は安いと思ったが)。

 アムステルダムに着くと、すぐ列車を乗り換えて、30分ほどかかるアルクマールに行った。明日は金曜日で週一度のチーズ市が開かれるのだ。
 VVV(フィーフィーフィー)と呼ばれる観光案内所で紹介された宿は、ひとり暮らしのおばあさんが自宅の2階を改築してやっているところだった。

 親切なおばあさんで、部屋もこぎれいで見晴らしがよく、料金もご奉仕価格といえるほどの低料金だったので3泊することにした。
 町並が、「オランダってカワイイ!」と叫んでしまいそうになるくらいよい。


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