欧州オリンピック委員会(EOC)が表彰する最優秀若手アスリートの候補者5人を発表しました
・Inside the Games
この中に体操から2人が入っていて、
マニラ・エスポシト(伊) パリ五輪団体銀メダルメンバー
ヘレン・ケブリック(独) パリ五輪代表
ほかにブレイキン、卓球、テコンドーの3人。今回で13回目のこの賞は、ポーランド五輪委員会の元会長にちなんで「ピオトル・ヌロスフキ賞」と名付けられていて、対象は14歳から18歳のアスリート。最優秀選手は一般投票で決まるようで、28日のEOC総会(フランクフルト)で表彰されるそうです。
岡慎之助(21)が、デイリースポーツの「ホワイトベア・スポーツ賞」を受賞しました
・デイリー
同社の賞だけにかなり具体的で詳しい記事になっています。今後については、
・誰にも文句を言われない体操をめざし続ける
・今年最大の目標は、世界選手権(10月・ジャカルタ)の平行棒での金メダル
・2028年ロス五輪では4冠をめざす
ロスの4冠については、かねてから「団体、個人総合、平行棒、鉄棒」と話しています
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<パリ五輪 平行棒決勝>
1. 鄒敬園(中国) 16.200
2. コブトゥン(ウクライナ) 15.500
3. 岡慎之助 15.300
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4. 張博恒(中国) 15.100(D:6.4、E:8.7)
5. アリカン(トルコ) 15.100(D:6.9、E:8.2)
6. 谷川航 14.133
7. ダウザー(独) 13.700
8. ベルニャイエフ(ウクライナ) 13.300
団体出場国が非常に強い種目。圧倒的に強い鄒敬園(1月に27歳になったばかり)は現役続行が伝えられています。尤浩(中国・32)も強いですが、今回は補欠でした。
アンヘル・バラハス(コロンビア・18)が、コロンビアの2024年アスリート・オブザイヤーを受賞しました
・Inside the Games
パリ五輪の種目別鉄棒で銀メダル。帰国後いくつも賞を受賞していますが、これは国内の競技連盟と同国五輪委員会(COC)が選ぶもの。何となく権威がありそうで、授賞式はフォーマルな感じです。五輪競技と非五輪競技の2部門があり、非五輪のほうはモーターサイクル・ロードレーサーのダビド・アロンソ(18)が受賞しました(2人並んだ写真の右
)
タキシードにスニーカーがいいですね
パリ五輪代表の杉野正尭(26)に20日、三重県から県民栄誉賞が贈られました
・中京テレビ
男子団体の金メダルを胸に、賞状、トロフィーなどを受け取りました。これに先立ち、津市からも表彰を受けています。2028年ロス五輪では
団体、あん馬、鉄棒で金メダルをめざすと語りました。映像で見るかぎりメダルは劣化していないように感じます
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津市・前葉市長
「津市スポーツ栄誉大賞の初受賞者として杉野選手の益々の発展を期待しています」
三重県・一見知事
「三重県出身の選手が大活躍したことを誇りに思う。これからも夢と希望を与えてほしい」
何となくですが、体操に興味なさそうな言葉
オーストリアの2024年ジムナスト・オブザイヤーが決定しました
・オーストリア体操連盟
シャーリーズ・モルツ(19)
ビンセント・リンドポイントナー(18)
モルツは種目別ポイントで1位になりパリ五輪に同国体操で唯一出場したので当然として・・・、リンドポイントナーって誰と思いましたら、昨年のジュニア欧州選手権(リミニ)の
つり輪で3位になった選手だそうです
<つり輪>
1. ブルーニャミ(伊) 13.266
2. ラングトン(英) 13.233
3. リンドポイントナー(オーストリア) 13.200
全然知りませんでした・・・。リンクから飛べる(さすがオーストリア)プロフィールによりますと、2006年リンツ生まれで現在の拠点もリンツ。国内のジュニアの大会で優勝、準優勝
など多数で期待の新星のようです。ジュニア欧州選手権ではゆか、つり輪、跳馬だけ演技しました。今年シニア入りで、「シニアでも大きな大会でメダルをとりたい」と意欲を語っています。
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オーストリアの若手男子では、南アフリカ出身のシュワイガーという選手も有望視されています(過去記事)
こちらはもっと多くの種目をカバーする選手のようで、やはり今年シニア入り。