人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

月狼国に関するwiki等の記事内容について

2022-01-28 21:39:56 | 人狼物語~月狼国~について
この2021年12月31日をもって、月狼国の新規村建てを終了しました。
現在は最後の村も終了し、M、H、Eと三つあったサーバーのcgiデータは全てHサーバーの下位ディレクトリに引っ越しを完了しました。
これまでご利用いただいた皆さんには厚く御礼申し上げます。

一点だけ、こちらでお願いをさせていただきます。
人狼BBSは既に閉鎖されていますが、人狼BBSまとめサイトは人狼に関する記事やノウハウが多く紹介された有用なまとめサイトとして今も機能しています。
人狼クローンのページには、人狼BBS以外でウェブ上で人狼ゲームを遊べるサイト/アプリが紹介されています。
私は月狼国のサーバー契約者として、月狼国の紹介部分のみ記載、編集に携わっておりました。
人狼クローンページに月狼国の項目を書き加えたのも、私自身が行ったことです。
ですが、ここ最近はまとめサイトの記事を書き換える方がいらっしゃいます。

【改ざん1】
少し前に人狼クローンのページを閲覧したところ、月狼国のサーバー名になぜか私個人が所属するTRPGの卓名が書かれていました。
私の方で関係ない名前を削除しています。

【改ざん2】
ログ置き場への引っ越しを終え、3つのサーバーデータの引っ越し先を全て人狼クローンページに記載したところ、MサーバーとEサーバーへのリンクが第三者により削除されました。
2つのサーバーへのリンクを復旧すると共に、コメントアウト文にてこちらの立場をお伝えし、勝手に編集しないようお願いしてあります。

流石に二度目だったので、改ざん2の時には強めに言葉を残させていただきました。
おそらくご本人から匿名で返答もいただきましたが、本人曰く善意であるという旨が綴られておりました。

意図がどうであれ、ただの迷惑行為です。
善意であったと言われても、こちらにとってはただの押しつけにしか感じません。

責任者として引っ越し後のリンク先変更も責任を持って行っていますので、どうかこのような行為はやめてください。
今回の該当者に限らず、他の利用者の皆様にも重ねてお願い申し上げます。


コラム「間違いと誘導と」

2021-09-17 19:46:50 | コラム
人外が苦手という方の中に、時折「嘘をつくのが苦手」「心苦しい」という方がいます。
自分に自信がなく「嘘をついたらすぐに見破られてしまうのでは」と思い、人外利に誘導出来ない人もいます。


結論から言います。
村が真実ばかりに辿り着いていては、人狼はなかなか勝てません。

真占を真と決め打ち、白い村人を白と見なし、村にそれを浸透させる。
それでどうやって狼が生き残れますか?
人狼で勝つためには、必ずどこかに嘘を紛れ込ませなければいけない。
正しい推理を後押しばかりしていては、最終的には自分の潜伏幅を狭めることに繋がります。
真贋を悩ませて偽占の黒を吊り、白い村人をSGにし、そうしてようやく勝利への道が補強される。
誤った主張をすることで「疑われるかも」と怯えるのではなく、誘導のための第一歩と考えましょう。

最終目的は「勝利すること」です。
疑われないことでも、信用を勝ち得ることでもありません。
他者の顔色を窺うあまりに自分の勝ち筋を狭めてしまわないように。


人狼適正の一つに「面の皮が厚い」があると思うんですよね。
間違った推理をそうと知りながら自信満々に披露すること。
これって、人狼をやる上では一つの才能だと思うのです。

村を間違った方向に誘導する。
村人達の推理を掻き乱す。
間違った推理を堂々と展開し、反論で村人達の喉を潰す。
村人達に少しでも考えさせる。悩ませる。
「そうかもしれない」と、可能性を残す。
それが出来れば、どんなに素晴らしいことでしょう。

下手に怯えながら出すよりも、堂々とミスリードした村人然と振る舞った方が他者からは白く見られやすいものです。
間違った推理を出すことに、気後れしないように。
真実ばかり言っていては、最終的に自分が苦しくなってしまいます。


正しいことを言えば、それだけ白く見られやすい。
真実を切り売りすることで印象を稼ぐ狼も、スタイルとしては有ります。

ただ、その場合も自分が圧死してしまわぬように。
最終的に村が結束し、狼があぶり出されては意味がない。
村人擬態に徹するあまり村の中で緩やかに死ぬようなことのないように、お気をつけください。


「これを言ったら疑われるのでは」と思う場合には、自分が村人で推理を間違った村のことを思い出しましょう。
その時の自分が、どれだけ的外れなことを堂々と言っていたか。
村人だって、推理は間違える。
いや、むしろ村人の方が間違えるものなのです。
狼で間違った推理を展開することを、どうか恐れずに。


だいたい ここ で言っているのと同じような内容になってしまった気がします。
それだけ大事なことなんだということで一つ。





以下は当記事においては蛇足となります。
むしろ前述の内容を否定しかねない内容です。
話半分に見ていただければ幸いです。




真実を切り売りしたい場合は、せいぜい高く売りましょう。
売り時のコツは「懐柔」と「先駆者」です。

懐柔と言うと、聞こえが悪いかもしれませんね。
安易な懐柔はむしろ疑われる要素になり得ます。
なので、使いどころは慎重に。

白い白いと言うよりも、要素を持って誰かを理解する。
そして対象を理解したならば、その後の言動にもそれを反映させる。一貫性を持たせる。
手を放す時には、確実に相手が死ぬタイミングで。
誰をSGにするか、日々誰をどう吊っていくか。狼としての計画はとても大事です。
毎日見直しをかけつつ、先を睨んでしっかりと考えていきましょう。


「先駆者」とは、ずばりそのまま「先駆者になる」こと。
どうせバレてしまうことなら、誰かに言われて他の人が白く見られるよりは、自分の印象稼ぎに使う。
誰かが言い出してから自分もと出したなら、追従と見えかねません。
追従と思われずとも、先に言った人の方が印象強くなるでしょう。

やり過ぎては、最初に言った自分で自分達の首を絞める結果に繋がりかねません。
また、言わなければバレなかったようなことを自分から言ってしまうのも、良策とは言えません。

大事なのは、議論の流れを見ること。見極めること。
流れに応じて臨機応変に動く。
すぐに文章を纏めて投下する必要がありますので、瞬発力も必要です。


この内容に関わらず、狼には流れを読んで動くことはとても大事。
常にアンテナを張り巡らせ、いつでも動けるように身構えておきましょう。


サイト運営の話②

2021-03-01 19:12:06 | 人狼物語~月狼国~について
というより、人狼物語ソース改造の話。
どこに需要があるかもわからないけど、とりあえず残しておく。
ここからは、実際に人狼物語システムを改造していく時の話をしていきます。
こちらの続きです。



6、基本的なHTMLの話① ~<head>部分の記述~

まずシステムどうこうよりも先に、HTMLソースを見てみましょう。
人狼物語のソースには、デフォルトでロボット対策、いわゆる検索エンジンよけが入れられています。

head内の
<meta name="robots" content="noindex,nofollow">
<meta name="robots" content="noarchive">
こちらの記述です。
これらの記述はhtmlフォルダー内html_pc.plで調整が可能です。

ただし、この部分は削らないことを推奨します。
「なんで? 検索には拾ってもらった方がいいんじゃないの?」
と思った方もいるかもしれません。
あくまでこれは私個人の考えであり、強制ではありません。
が、検索避けを行った方が良い理由として以下をあげておきます。

①定期的にくるロボット、クローラーを回避する
頻繁に来られると迷惑です。重くなります。

②村の内容が検索エンジンに引っかからないようにする
国を運営していると、様々な村が建ちます。
「○×のキャラになりきって遊ぼう!」「○×というゲームの世界観で遊ぼう!」といった二次創作の村。
また普通の村の中でも、誰かが歌の歌詞などを書き込んだ場合、検索エンジンに引っかかってしまうとそこから発見される恐れがあります。

歌詞を書き込んだのが発見されると、なぜいけないのか。
日本にはJA○RACという音楽の著作権を管理する団体があります。(一応伏せる)
日本で広まっている多くの歌は、この団体に登録されています。
そして個々のアーティストにかわり楽曲の利用料金を徴収します。
つまりは「使用料払えやゴルァ」と言われる可能性が出てくるのです。
面倒臭いことこの上ないですね。

実際に書き込んだのはユーザーであっても、サイトの管理者に連絡が来ます。
実際の使用料がどれくらいであるかはサイトの形態で異なりますので、お調べください。
(広告を置いている場合、いない場合でも異なります)
https://www.jasrac.or.jp/info/network/index.html

とても大変というか、面倒臭いものです。
該当するものがあるかどうか、わざわざ管理人がチェックも出来ない。
でも、検索で引っかかれば、いつ徴収が来るかもわからない。
いちいち対処はしきれません。
というわけで、面倒ごと回避のおまじないでも思っておきましょう。

検索エンジンに拾われるというのは、それだけ良いことも勿論あります。
が、広く人目に触れることで、面倒なことも当然増えます。
この点に関しては運営する側の考え一つではありますが、私は避けておくことを推奨します。


それ以外、<head>内によく記載することといえば、jqueryを使用する方なら読み込ませておいた方がいいでしょう。
最近だとアップルタッチアイコン用の画像指定や、スマホ環境からサイトを見やすくするためのviewportもあった方が便利ですね。

なお、月狼国は
<meta name="viewport" content="width=device-width, user-scalable=yes">
で指定しております。



7、基本的なHTMLの話② ~発言部分~

村発言はhtmlフォルダー内html_vlogsingle_pc.plで調整します。
実際の細かい改造に関しては、難しい話になるので……「このファイルが関わっているんだな」くらいに思っておいてください。

人狼物語を使っている一部の国でも、HTMLタグが使える国があります。
発言の一部を太字にしたり、小文字にしたりなど色々。
発言の装飾ができると、使う人は喜んでくれるでしょう。

通常では発言の中にHTMLタグを書き込んでも、タグとしてではなく単なる文字列として処理されます。
なぜかというと、<と>の記号が記号そのままではなく特殊文字に変換されているからですね。
(この処理は多分libフォルダー内base.plで行われています)

じゃ、それを特殊文字からそのままの記号に戻したら、タグが使えるようになるのか。
考え方としてはその通り。
しかし、この機能の実装は少し慎重に行う必要があります。
なぜかというと「HTMLタグは該当発言以降、全ての表示に関わってくる」からです。

一つの発言の中で、<b>とタグを打った後、タグを閉じなかったらどうなるか。
<b>タグは文字を太字にするタグです。<b>と</b>で該当文字を囲み、その間だけ太字で表示します。

つまりは閉じるタグを記述されなかった場合「そこから先全ての発言、全ての文字が太字で表示されてしまう」のです。
誰か一人の閉じ忘れで、以降全ての表示が崩れてしまうことになる。
というわけで、タグを変換する場合は必ず「閉じるタグまでセットになった状態で処理する」ことを強く推奨します。

「こんな機能いらんわ! 文字装飾など不要!」という場合は、もうそのままでOKです。男らしい。
行いたい場合にだけ、覚えておいてください。


「で、実際どうやって特殊文字を<に書き換えるの?」という方。
正規表現で置換します。
perlの正規表現を用いた置換については、こちらのサイトが私の見た中では一番よく理解できました。
http://sak.cool.coocan.jp/w_sak3/doc/sysbrd/pe_k08.htm

「いやこれだけじゃなにをどうしたらいいのかもわからないよ!!!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれない。

ブログ内でソースまで書いて説明しようとしたら、同じ現象が起きたんだよ!!!
タグ書こうとしたら、タグが反映されて無理だったというね。
というわけで、細かい説明できませんでした。
勘弁してください。



8、基本的なHTMLの話③ ~その他~

これ以上細かく説明してもきりがないので、ざっとhtmlフォルダー内のどのファイルがどの部分に関わっているかだけ説明しておきます。
_pcとついているのはPC版、_mbとついているのはガラケー版です。

トップページ
html_index.pl

情報欄
html_vinfo_pc.pl
html_vinfo_mb.pl

村ログ全体の表示
html_vlog_pc.pl
html_vlog_mb.pl

メモ欄
html_memo_pc.pl
html_memo_mb.pl

発言欄
html_formpl_pc.pl
html_formpl_mb.pl

発言フィルター
html_sayfilter.pl

キャラセット画像
html_chrlist.pl

エントリー画面
html_entryform_pc.pl
html_entryform_mb.pl

村建て画面
html_makevilform.pl

改造する中でよく編集することになるファイルは、だいたいこのあたりでしょうか……?
先ほど説明した<head>記述のあるhtml_pc.plもよく使います。
どのファイルがどの機能に関わっているかを把握しておくと、改造がよりしやすくなるのではないでしょうか。




他のフォルダー内ファイルのことやconfig、メインのcgiについても触れたい。
が、そちらはいずれまた気が向いた時にでも。



サイト運営の話①

2021-02-28 12:24:50 | 人狼物語~月狼国~について
人狼物語のソースをお借りして長期人狼のサイトを設置した当初の話は全て人狼SNSに書いていたのですが、今となっては閉鎖され、その内容も見ることが出来なくなってしまいました。
短い期間ではありますが私が運営していた間のこと、設置した経験談などを書き残しておこうかと思います。
同じ道を辿ろうという方がいらっしゃるかはわかりませんが、もしいた時にはなにかの参考になれば幸いです。



1、サーバーの設置

人狼物語システムは、あず様が開発してくださった長期人狼用のシステムです。
http://asbntby.sakura.ne.jp/
perlというプログラムで書かれていて、cgiとHTMLの基礎知識があれば、それほど難しくなくサイト上に設置が可能です。

当然そこから改良しようと思えば、プログラム言語を覚えて書き換える必要は出てきます。
そこはまた置いておいて、ひとまず設置の段階までは、それほどハードルは高くはありません。

最近のレンタルサーバーってコントロールパネルからファイルのアップロードが可能になっていますよね。
正直、私はよくわかっていません。
今も昔ながらのFFFTPというソフトを使ってやっています。
アップロードする際には、ファイルのパーミッションだけお気をつけください。

なお、このブログでは詳細な解説は特にする予定はありません。
レッツ検索。



2、テスト環境

設置自体は出来たとしても、改良しようと思うと大変です。
何度もテストプレイや試行錯誤を重ねることでしょう。
しかし、その度にサーバー上にあるデータを書き換えていたのでは、おちおち村を遊べません。
進行中の村に影響を及ぼすかもと考えたら、実験なんて出来ないですよね。
そういう時のために、テスト用の環境を作ることを推奨します。

テスト用の環境といっても、わざわざ別にサーバーを用意する必要はありません。
自分のPC内に設置するのです。

perlを実行させるためのシステムをPC内にインストールすることで、自分のPC内でも人狼物語を動かすことが出来るようになります。
主に必要な物は以下。

①perl本体
②HTTPD

①のperl本体。
プログラムを実行させる部分。
お使いのPCにもよりますが、有名どころとして
・ActivePerl
・Strawberry Perl
などがあります。

私も最初はActivePerlから入りましたが、現在はStrawberry Perlを使わせていただいてます。
お好みでどうぞ。

②HTTPD
馴染みのない方には「なんだそれ?」と思われるかもしれません。
HPPTデーモンと言われる、自分のPC内にサーバーのような環境を構築するシステムです。

ちなみに、私はAN HTTPDという開発終了したソフトを今でも使っています。
使いやすいんだ……。

これら二つを正しく設定すると、自分のPC内でサイトを動かすことが可能となります。
これでサーバーにも負荷をかけず、ユーザーの邪魔することもなく、システム改良の実験ができますね。

ちなみに、私が運営していた国(月狼国)は魔改造ばかりしていました。
元々プログラム知識などないが故に、その大半がトライ&エラーによって成り立っています。
あって良かった、ローカルサーバー。



3、プログラムの話

先ほど人狼物語の開発者あず様のサイトを紹介しましたが、あず様のブログもあります。

http://asbntby.blog56.fc2.com/
https://asbntby.exblog.jp/

この中から一つ記事を紹介させていただきます。

Q: 人狼物語は人狼審問の後継スクリプトですか?
https://asbntby.exblog.jp/4839247/

この中に、人狼物語を設置するにあたって大事なことが書かれています。

> また実用面ですが、人狼物語は負荷面でぞんざいな作りになっているため、一度に多数の村を稼働するのはおそらく厳しいと思われます。

人狼物語は発言だけでなくキャラチップも表示され、長期人狼を遊ぶにはとても使いやすいシステムです。
ただ、機能が多ければ多いだけ、当然負荷も大きくなります。
多くの村を同時に稼働させる用の作りには元々なっていないことを、覚えておいていただけたらと思います。

私が運営していたサイトでは、負荷を分散させるためにいくつかサーバーを別に用意していました。
ユーザーの皆さんにはご負担をおかけしましたが、そのような理由であることをご理解いただけたらと思います。



4、負荷の話

改良して機能をつければつけるだけ、重くなります。
これも当たり前の話ですね。
便利な機能ほど負荷も高いことはままあります。

当国で設置した「単語検索」は、一日分の発言の中から該当するワードを含むものだけを表示するシステムです。
それを開くためには、該当日の全発言を精査して「そのワードが含まれているか否か」の検索をかけなければなりません。
開くのはごく一瞬ですが、裏ではプログラムが動いています。
新着レス機能(自分宛のアンカーが含まれている発言のみ表示する)にいたっては、アンカーがある度にそのアンカー先の発言を調べてまわる必要が出てきます。

あまりに重い機能はログの多くなる雑談村では使えなくしたりと色々対策は取っていますが、それでもやっぱり重いんですよね。
なので、月狼国は村数をかなり少なめの設定にしています。
サーバーの状態とプログラムの改造具合等も加味して判断してください。

村枠を絞る以外では、地上人数と見物の人数も絞っています。
地上はとりあえず20人いればいいかな~?なんて適当な理由です。
あまりに人数が多くなると、編成を考えるのも大変。
見物は元々見物人システムが好きではないという理由もあって、かなり少なめに設定していました。



5、霧の話

今では「霧ってなんぞ?」と思う方もいるかもしれませんね。
いわゆるサーバーエラー、サーバーに接続できない状態です。
RPや世界観を大事にする村では、システム的な用語を避けてサーバーが重いことを「霧が濃い」などと表現しておりました。

サーバー上に設置したゲームですから、サーバーエラーはそりゃもう起こります。
天敵です。
プログラムエラーも起こりえますが、負荷が高い時にも発生します。
今回はその高負荷状態のエラーについて話します。

当国でも度々503が発生しました。
(503がわからない人は、調べてみようね。サーバーエラーの一種だよ!)
サーバーの状態を調べても、転送量自体はレンタル元の定めた範囲内に収まっている。
ではなぜ?

どうやら「同時に多くの接続が集中する」と503が起きやすいようです。
トータルで見た時に転送量が規定値以下に収まっていても、波があってその波が一定ラインを超えてしまったら、サーバー側で規制がかかってしまう。
そのようなケースが度々発生していました。

人狼ゲームをやっていると、多くの日に処刑と襲撃が発生します。
村側は今日誰が襲撃されたか、気になることでしょう。
人狼だってひょっとしたら護衛されているかもしれない、ちゃんと襲撃は通ったかと心配になることも多い。
そう、一番同時に接続されることが多いのが「更新前後」の時間です。
この時に負荷が一定ラインを超えてしまいやすい。

負荷を軽減させようと思えば、なるべく「更新時間が被らないような村を建てる」ことをおすすめします。
おっと、これは村建てさん宛のお願いですね。
村枠を余裕のある数字に絞っても、建っている村が全て同じ時間に更新される場合は、その時間に全村の参加者、閲覧者が多く殺到することになります。
なるべく避けてもらえると嬉しいな~なんて、今更ですがお願いをしておきます。

話が横道に逸れてしまいました。
サイトの転送量自体はレンタル元の設定した数字を下回っていても、同時接続によってエラーが生じたり、規制がかかることがあり得ます。
これは覚えておいてください。

また夜のコアタイムは議論も活発となり、更新時間前後のような大きな盛り上がりではなくとも、全体的に高くなりやすい。
村を快適に遊ぶためには、村数を絞って余裕のある状態にしておくことをおすすめします。




続きというか他の話は、また気が向いた時にでも。
向くかはわかりませんが。あしからず。

コラム「狼視点の推理について」

2021-02-13 09:18:38 | コラム

友人が最近色々なことをnoteに書いてまして、その中に面白い記事がありました。

村人の推理と狼の推理

狼を苦手としない人は、どういうことをしているか。
自分が狼の時を思い出して羅列してみましょう。



①最初はまず、フラットに議事録に触れる

初日初動は、狼利とかそういうのはまず二の次。
頭を真っ白にして議事録に触れていきましょう。
あれこれと考えるのはその後です。

ただ仲間がどう取られているか、どう評価されていくかにはアンテナを伸ばしておきましょう。



②各人のイメージを構築する

この人はこういう人。
この人はこんなことを言って、こんなことを考えているんだろうなぁ。
相手の役職ではなく考え方、人となりを固めていきます。



③発言の中からチェックポイントを見つける

チェックポイントとは、いわゆる村人で言うところの「ここ気になる」「これはどうして?」という部分。
狼だからといってそれが持てないわけではありません。

自分が見ている中で、培ったイメージ②との差異。
それを見つけていきましょう。

同じ人の中で差を感じた場合は「どうしてそうなったんだろう」という疑問に繋げる。
「君の考えなら、こうだと思っていた」
AさんのBさん評に対して差を感じた場合は「Bさんはこう思っているんじゃないの?」とチェックをつけておく。
それ以外でも気になる発言があった場合は、チェックをつけていきます。

逆に「ここはいいな」「なるほど」と思った部分も積極的にチェックしていきましょう。
これは加点部分のチェックとなり、違和感を持った部分とは使い方は逆になりますが、こちらもまた有用です。

このチェックポイントが多ければ多いほど、自分が色々と思考しているように発言に盛り込んでいくことができます。
喉が潤沢にある村ならば、その都度対話を持ちかけて相手に確認していくと良いでしょう。



④自分の推理を固める

自分が培ったイメージ②、拾ったチェックポイント③とその確認を元にして、自分の考えを纏めます。
②に近い過程ですが、そこよりもさらに深める。
灰や占い師の中に序列を作り「誰がより信頼に値する人物か」を作り上げる。

そう、いわゆるグレースケールや真贋部分の構築です。
推理出来ない立場だからといって、これが作れないわけではない。
簡単にではありますが、以下にグレースケールの作り方を一つ置いておきましょう。


1、スキル順に並べる

灰を強者順に並べます。
強者とは、いわゆる人狼ゲームに長けた者。
発言力と推理力のある対象。
強い相手はそれだけ、GS上位にいることが多い。


2、チェックポイントを加算し、並び順を入れ替える

プラス評価ができるチェックポイントならば、GS上位に。
マイナス部分のチェックポイントならば、GS下位に。
それぞれ調整していきましょう。


この二つだけでも、おそらく「それっぽく」は見えるのではないでしょうか。
さらに以下も加えていきましょう。


3、村内評価を勘案する

狼から見て発言強者であっても、村からは白く思われないこともあります。
ベースを1ではなく、村内評価を元にすることも可能です。
また、自分が思う以上に相手が村内で評価されていない場合は、それによってGS位置を下げることも検討しましょう。
「自分からはこう見えるんだけど、皆からは違うのか……」
「ひょっとして自分が間違えているのか……?」
こんな疑問を差し挟んだならば、立派な村人偽装になります。

村内評価と剥離しすぎていると「なぜそう思うのか」といった疑問から「知っているのではないか」と勘繰られてしまいやすい。
差を持たせる時は、説得が可能な材料をしっかりと用意しておくこと。
また、対象の位置を引き上げることで自分のアピールに繋げるくらいの気持ちでいましょう。


4、狼としての打算、計画を組み込む

Cさんはこのままなら吊れそうだから、GS下位に置いておこう。
Dさんは狼を白く見てくれているから、GS上位にいて発言力を持ってもらおう。
Eさんは真占を偽視してくれているから、吊りたくない。等々。

狼とて村参加者の一人。
その評価は村の総意に組み込まれます。
発言力を上げたい相手は積極的に上げていき、また発言力を落としたい相手はGS下位にいてもらうことにしましょう。


・対象の発言力を上げる場合
相手が「村人として違和感がない」ことを主張します。
加点部分のチェックがあれば、積極的にそれを開示する。
相手の村内位置が上がったならば、相手の発言はそれだけ浸透しやすくなります。

また、発言力を高めるためには「他の人もそう思っている」と見ている誰かに思わせることが大事。
「こうだと思うんだけど」
この主張だけでは「へー」で終わりやすい。

「こうだと思うんだけど」「わかるー」
ここまで聞こえると「そうなのか」と思われやすくなります。

狼にとって有利な発言が出たならば、積極的に「なるほど」「確かに」「わかるわー」「それいいね」と相づちを入れていきましょう。
それだけで、相手の主張になんとなーく信憑性を持たせることができます。(※1)


・相手の発言力を下げる場合
大雑把にわけると、二通りの方法があります。
「相手が狼だと思わせる」か「相手の推理があてにならない」と思わせるか。
前者の場合は、そのまま相手をGS下位に入れてしまいます。

「相手の発言が不都合だから、疑いを向ける」わけではありません。
「おかしな発言をしているから、狼じゃないかと疑う」のだと思っておきましょう。いえい。
もし相手の口調が強ければ「どうしてそうまで思うの?」「そう言い切れるの?」から、誘導している狼だったら、という不安に繋げる。
それ以外の場合でも「本当にそうなんだろうか」と首を傾げるだけで、相手の発言内容は否定でき、かつ相手を疑ってもおかしくはありません。

やり過ぎると「わざと理解しないようにしているのでは」と言われます。
ご利用は計画的に。

それとは別に「こいつは白だと思うけど、でも推理が当たっているとは限らない」と位置づけることもできます。
あまり良い言い方ではないんですけどね。

たとえば村の中で偽占い師が信用を取っている中、一人だけ「いや、こいつは偽物だ!」と声高に主張をして、偽占を偽視&真占を擁護している灰がいるとしましょう。
相手を狼だと思わせる場合は「こいつ真占の信用を落としたいんだろう」として、相手を狼位置に持っていく。
相手の推理があてにならないとしたい場合は「こいつ狼だと一人で悪目立ちしすぎなんだよなー。多分村人だと思う。まぁ、真贋は全然あてにならないけど」と"ミスリード村人であること"を印象付けてしまいましょう。

これらの小細工を行う場合は、自分の発言力もある程度持っておいた方が便利です。
発言力を保持させるためにも、発言は常に要素ありきで行い、説得力を持たせる。
また仲間には自分をあまり低評価させず、良い位置をキープできるようにしておくといいでしょう。



※1を利用して、自分の発言にも信憑性を持たせることができます。
コツは「誰かに投げかけて同意させる」こと。
投げかける相手の選定が大事です。
自分と全然違う意見を持つ相手に投げかけても「えぇ、そう?」と言われて終わります。

a、自分と近い推理をしている人に投げる。
b、フラットに見ている人に投げる。
c、あるいは、他者の意見に流されやすい人に見える。
d、自信のない人に投げる。

aは当然肯定的な返信が期待できます。
bは相手をこちら側に引き寄せるつもりで、発言に説得力を持たせられると良し。
c、dも同様に、相手を引き込むつもりで行います。

同意がもらえたならば、それだけ「村内で賛同されている」というイメージがつきます。



途中からなぜか誘導の仕方に脱線してしまいました。
ともあれ、ここまででだいたいのグレースケールはできたのではないでしょうか。
序盤はだいたい、これで推理者としての体裁は整うと思います。

終盤になってくると、もっとしっかりとした「狼陣営の推理」が必要になってきます。
単体での狼視ではなく、狼陣営全体を推理する段階ですね。
そちらはまた、気が向いた際にでも。

気が向く予定は、今のところありません。あしからず。