野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

粘菌 ムラサキホコリのなかま

2023-07-28 | 自然観察会

粘菌 ― ムラサキホコリのなかまー

 

枯れて落ちていたコナラの木の枝、人の腕の太さぐらいの木の枝の端に変形菌(粘菌)を見つけました。

 

ムラサキホコリの仲間は「変形菌(へんけいきん)」だが

「菌」とつくものの、変形菌は菌類(キノコやカビの仲間)とはまったく別の生物と考えられています。

しかし、20世紀半ばまでは、変形菌は菌類に含まれ、「ムラサキホコリカビ」という名で「カビ」だと思われていました。

 

単細胞のアメーバとして生活したり、集合して変形体で移動したり、キノコのような子実体をつくったり。とても神秘的な生き物です。

変形菌は「変形体」と「子実体」は見かけは全く違っいます。

子実体の姿がおわると、写真のように毛のような軸だけがのこりやがてかれていまいます。


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