野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

和泉葛城山のブナ

2023-09-18 | 野生生物を調査研究する会の紹介

和泉葛城山のブナ

 

「生きている大和川」では金剛山のブナ林を取り上げたが、和泉葛城山にもブナが残っている。

大和川の調査のときには、9月に和泉葛城山のブナも観察している。

 

毎年実をつける樹木もあるなかで、ブナは10数年に一度という間隔で実をつけます。

つけるときは大量にできるので、虫などにたべられても生き残ることができるようになっています。

生き残った実でも、ササの生い茂った場所に落ちるので、発芽して大きな木になるのは大変な確率になります。

和泉葛城山ブナ林は、1923年(大正12年)に国の天然記念物に指定され、今年(2023年)に指定100周年になります。

現在ブナ林の保護と増殖のため、コアゾーンとバッハゾーンに保全場所での計画的な育成をおこなっています。

 


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