しおんの日記

愛犬しおん(ミニチュアダックスフント)の成長記を中心としたblogです。
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iPadのアップデート:日本語かなキーがようやく用意されました

2010-11-24 10:32:33 | iPhone/iPad
ようやくiPadのOSアップデートがありました。iPhoneではすでに提供されている機能がiPadでも使えるようになって、便利になりました。新たな機能はさておき(まだ試してないので)、アプリのフォルダ分け管理と辞書登録機能は歓迎です。特に後者は、住所録に変換辞書用の用語を登録しなくて済むようになったので個人的に超ありがたい。
#MacとiPhone、iPadで住所録共有してるんで、削る訳にはいかなかったのです

マルチタスクについては、それを活かすアプリの登場待ちですね。早くATOK PadのiPad版が出ないかな。

さて、個人的にもう一つ大歓迎しているのは、「日本語キーボードの搭載」です。なぜかiPadにはいわゆる日本語キーボードが設定されてなくて、英字フルキーでのローマ字入力・変換しかできませんでした。なぜiPhoneで好評の10キーフリック入力や、せめてかなキーモードがないのかと思ってました。

もちろん、僕が使うためではありません。高齢者用途としてです。実際にiPadを自分の母親に使わせているのですが、パソコンを常用していない人に日本語を「ローマ字に置き換えて入力して変換する」事を強いるのは無茶だと思うのです。まして、長文をガシガシ入力しない人にそれを覚えさせるのは無駄でしかないと思うんです。

今回のアップデートで、日本語キーボードが、しかもかな50音順のキーで用意されました。これについては、否定的な意見も目にします。でも、僕はこの決断は素晴らしいと思う。結局、iPadをキーボード弱者(嫌な言葉でごめんなさい)が使う場合、単語レベルで入力できればいいんです。Googleで検索するとか、楽天で品物名を入力するとか。だから、いわゆるJIS配列の日本語キーなんて不要なんです。ポチポチと仮名を入力すれば、推測変換で言葉も出てくるんですから。JISキーのこれまた変な仮名配列なんか覚えてもらう必要もないんです。

昨日、ようやく母親にこのキー配列でのネット検索を教えました。もう猿のように検索してます(笑) よほど楽しいんでしょう。

そういえば、この50音順の並びが「あ行が左端にある」ことに異を唱える意見もあるようですが、僕はこれで良かったと思います。これ、銀行のATMとかのJRの特急券券売機とか、本屋の検索機の文字配列と合わせたんじゃないかなと想像してます。この手のシステム(キオスク端末的なもの)の多くは、あ行が左ですからね。あくまでも、キーボードに弱い人向けの機能として突き詰めたんじゃないかと。
もちろん、普通の仮名入力がしたい人のためにJIS配列のキー設定や、ケータイのキー入力モードも用意してくれるのが一番良かったんですが、それは今後の期待としましょうか。