函館-大間で魚を求めて

仕事で下北半島方面に行きました。噂には聞いてましたが、とにかく交通網が不便。結局、羽田から函館に飛んで、大間までは船で下る事に決定。
・・・意図せずに、函館・大間とお魚さんツアーになってしまいました。

○初日：函館の夜
数年前に函館で仕事をしていたのですが、行きつけと呼べるほどの居酒屋とは出会えませんでした。函館駅の界隈をぶらぶらして入ったのが、「ヤン衆海のガキ大将」。お値段見合いで悪くなお店でしたよ。

まずはお刺身の盛り合わせ。ブリもトロの部分ですね。ちゃんとウニやホタテもいらっしゃいます。


面白いところで、ジャガバターにイカの塩辛を乗せて食べます。


焼物は当然ホッケ。今回のは脂乗りがとてもよろしうございました。


かなりお腹いっぱいだったのですが、締めでラーメンを食べに行きました。「龍鳳」の塩ラーメンです（函館は塩ラーメンですね）。わたくし、基本的に塩ラーメンを食べませんので、世間一般的にどの程度の味なのかまでわかりませんが、不味くはなかったですよ。


○二日目の夜：大間！大間！マグロ！！
そして、大間にも宿泊しました。大間と言えば、高級マグロの代名詞です。気合いを入れて向かったのは、居酒屋「海遊亭」。
まず目に飛び込んで来たのは、これ。


お薦めって書いてあるけど、三点盛りで5500円ですよ。たっけーーーー
勇気を出して、頼んでみる。きた。これが名高い大間のマグロ。


さんざん引っ張っておいてなんですが、時期じゃないんですね（涙）。大間のマグロのシーズンは7月下旬から。つまり、今の時期は冷凍もんです。正直、これなら5500円には見合わない。同じ店で食べた普通のマグロ（にぎり寿司ね）の方がずっと美味しい。どんなものでも旬を外しちゃダメだって見本ですね。もう一度、生で食べられる時期に再挑戦したいと思います。
ちなみに、僕が今までで一番美味しかったと思うマグロは、珠洲市の谷野旅館で出されたものです。たまたま、本マグロが港に上がったとかで出してくれたんです。あの赤身はおいしかったなあ...

○三日目の昼：再び函館
初日には行けなかった、朝市で食事です。ずっと通っていた名店、「マルヤマ」さん。相変わらず旨いなあ。まずはイカ刺し。ちょうど漁民の皆さんが原油高騰で漁を止めちゃった、とかで全体的にイカ不足のようですね。政治は何をやっているんだ！


透き通るようなイカ刺し。甘いし。でも、ちょっと小さめかな。そして、メインは大好きな「ハラス定食」。


函館で朝市だと、どうしても海鮮丼とかウニ丼に目が行きがちですが、ぜひ焼き魚も試してみてほしいです。このハラスとか、ホッケとか、全然違いますから。ホント美味しいですから。

しかし、魚ばっかり食べてたので、お肉が恋しいです（笑