本日早朝(というか深夜)、日本代表のラストマッチが行われました。相手はカナダ、ちょっと前には互角に戦ってきた相手です。
もうすでに、決勝トーナメントへの道は断たれています。次回の出場権となる、プール3位もありません。ただ、あのジンバブエ戦以来の勝ち星を挙げる事だけが目標のゲームでした。ただシンプルに、相手を倒すと言う事だけでした。
カナダはサイズを活かした(というと聞こえがいいですが...)パワープレイで押してきます。日本は前半に1トライを挙げるものの、防戦一方で後半を迎えます。いつもなら、徐々に息切れしてくるところなのですが、この試合は気迫の守りで凌ぎます。それでも、後半に2トライを喫して逆転されてしまいます。
そして、ロスタイム。フィジー戦のように、ひたすら攻める日本に勝利の女神が少しだけ微笑んでくれました。相手反則から、奇跡のトライと同点ゴール。
もちろん、引分けです。勝った訳ではありません。
それでも、震えるほど嬉しかった。日本代表の試合を観て、充実感を味わったのは久しぶりでした。
これで、日本のW杯2007は終わりました。あと一月、超人たちの戦いを見守ろうと思います。