西沢利明の俳優ノート

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『ロミオ』の僕

2009-07-23 11:49:50 | Weblog
今日は大暑。

蚊取り線香とキンカンが離せない!

むしむしする。かゆいー!

だが、今日から秋へ移行するということかー。

実りの秋にしたいものだ。

先日のお芝居の時、

ずっと以前から僕を観て下さっている二人のお客さんが、

終演後、「あの頃は面白い舞台が沢山あったわね」と、

“ロミオ”や“ジャンヌダルク”のことを話していらした。

片付けものをしていたら、出て来た!

女性週刊誌のグラビアだ!

みずみずしいかも知れないが、ノッペリしている。

まあ、ロミオは少年だから、ほとばしる情熱があれば、それで良し!だったのかな?

いずれにしても、好きな顔じゃない。

東京公演では、今の天皇皇后様もお見えになった。

お話しもした。

その後は全国を回った。

稽古中、イギリスの演出家に怒られてばかりいた。

懐かしいが、今の方が、僕は面白い!

あの頃より、遥かに…!

今夜の一品

2009-07-22 21:09:36 | Weblog
今日は、小松菜とおあげの煮びたしを作った。

そこにお麩を加えるのがミソだ!

小松菜は鉄分豊富。

お麩はグルテン。

植物性蛋白質だ。

胃にとても良い。

ダシは鰹と昆布だ。

シンプルだけれど、美味しくて、パクパク食べてしまう。

しょっちゅう作っている。

飽きない。

モニカ(ウチのチビ犬)も大好物?!

皆既日食

2009-07-22 11:57:40 | Weblog
ゴーヤが幾つも大きくなっている!

お日様に感謝!

わあわあがやがや、うるさく、騒いでないで、

静かに、改めて太陽に手を合わせる日なのだ。

深い感謝の思いを込めて…!

トマトもみるみる朱くなっている!

暖かい日の光りの恩恵だ!

植物に限らず、生きとし生きるものは総て、太陽の恵みを受けて命を繋いでいる。

騒がず、静謐な一日を過ごそう…!

天照大神神社

2009-07-21 15:02:36 | Weblog
明日は皆既日食!

太陽は月の三百倍の大きさだ。

それなのに、月が太陽を隠してしまう!

遠近法の理屈だろうが、しかし、計り知れない宇宙の神秘…!

この日は、地球に住む人間にとっても、スぺシャルな、厳かな日に違いない!

天照神社に太陽への感謝の気持ちを込めてお詣りしに行くのだが、

今日は、明日の朝、迷わずに行けるようにと、リサーチに行った。

しーんとしていて、厳粛な佇まいだ。

早起きし、身を浄めて真剣にお詣りしようと思っている。

枯木に花

2009-07-20 18:24:16 | Weblog
枯れたと思っていた鉢植えの“ゼラニウム”が、みずみずしい綺麗な花を咲かせている!

枯れたと思われているかも知れない役者?も、花を咲かせて、見返してやらねばならないー!

なのに、今日の稽古はひどかった。

人物の尻尾位は捕まえたと思っていたが、駄目だ!

たたずまいが曖昧だ!

作品のタッチが、雰囲気が、ぼやけている。

こいつは厄介だ…!

花どころか、小さな蕾にもなっていない!

突破口を見つけねば、無駄な稽古を重ねることになる。

困ったぞ!

ヤコベッティーは、あの美しい彫像を刻むのに、

描いては消し、描いては消しを、何百回も繰り返して、一本の線を発見するとか!

おいらも、いろいろとやって見るか…!

本番は未だ先だしな!

トマトのフライ?!

2009-07-20 11:43:04 | Weblog
勝手に生えて来た裏庭のトマトが、やっと色つ゛いて来た!

直径8㎝くらいで、普通より小ぶりのようだ。

何という種類だろう?

ミニよりかじりがいがあるかな…!

“フライドグリーントマト”と言う映画があった。

姉妹か友達かがレストランをやっていて、そこのメニューにある。

アメリカの田舎の食堂だ。

トマトをフライにする習慣は日本にはない。

前から気になっていたが、一度試してみようかな…!

美味しいかも知れない。

塩をふって食べるのかな?

それはそうと、もう直ぐかじれそうな裏のトマト、

こいつは、ガブリと、素朴に野性的にいただこう!

フライになんぞしないで!

アントーシャ

2009-07-19 18:36:31 | Weblog
写真は19歳のチェホフ。

アントーシャ・チェホンテの名で小説を量産していた頃だ。

キリッとした表情をしている!

苦学しながら医学の勉強をしていた時期でもある。

大きな夢を抱いて…!

今度の芝居のニューヒンの台詞に
「酔うとなぜか若い頃を思い出して、どういうわけか逃げ出したくなる」ーとある。

ここに、大事なヒントがある気がする。

彼の若い頃の夢…それは、偉大な奉仕をすること、
何か、純粋で高尚な何かに、溢れんばかりの愛情をそそぐことではなかったか…!
その為に身を粉にして働くこと!損得を抜きにして…!

根っからの善人なのだ、ニューヒンは!

今、擦り切れた今、社会生活という機械の歯車が、ガタビシと壊れそうな今、

かと言って逃げるわけにはいかない!

死ぬまで歯車でいなければならない。

責任を負うとは、そういうことだ!

しかし、この機械、何も創りだしはしなかった!

愚劣なものしか!

ニューヒンの胸中は如何に…!

腐れ縁!しかし、彼のポジションは、そこにしかない!

少し見えて来たかな…?

今日はおしまいー。

相撲を観よう!

ブルガリアの大関は勝つかな?

土用丑の日にステーキ丼ー?

2009-07-19 12:13:48 | Weblog
土用の丑の日に鰻を食べるのは、

江戸時代からの習慣のようだが、ごく稀にしか食べない。

甘いタレが気に入らない。

砂糖で味付けしたものは、大体駄目だ。

鰻も甘いー。

今日は久し振りに、ステーキにしよう!

写真は新聞のオージービーフの宣伝だが、脂身が少なく、身体に良さそうだ。

シェイクスピアなどを演る時は、牛肉をよく食べる。

体力も付くが、何よりも声に良いのだ。

ロシアはスラブ民族だが、肉体的には西洋人だろう。

今は稽古中だから、体力はそんなに消耗しないが、夏バテ気味だ。

健康維持の為に夕食に戴くことにしよう!

野菜を添えてー!

ヨーロッパの血とスラブの血がせめぎ合っていた百数十年前、

トルストイも、チェホフも、ドストエフスキーも、新しい人間像を模索していた。

『煙草の害について』の僕の役も、そんな時代の産物だろうか?

未だピントが合わない…。

もう直ぐか?それとも…?

ロシアのオペラ演出家

2009-07-18 19:28:13 | Weblog
ここ数日、『煙草の害について』のニューヒン(主人公)のことばかり考えている。

一日中!

プロ野球(巨人戦)を観る以外はー。

夕刊の惜別の欄に、オペラの演出家ポリス・ポクロスキーさんのことが、写真と共に載っている。

何という厳しい表情…!

同じロシア人でも、僕の演じるニューヒンとはまるで別人格だ。

生前の彼の言葉が興味深い!

こうだ。

「オペラは音楽の芸術、声の芸術である前に、
劇として成立しなければならない。」歌手たちに高度な演技力を要求した。

「単に歌うのではなく、楽譜に込められた真実を表現する」ことを要求した。

当たり前ことだが、芝居でも、なかなかそれが容易ではない。

また、「グランドオペラでは親近感が生まれない。
室内オぺラには聴衆との心の触れ合いがある。」と。

最近、デカイ小屋で公演していない。

いいことかも知れないー!

『煙草の害について』も、キャパシティは80だ。

ちょうどいいに違いないー!

ニューヒンの台詞から真実をつかみ取らねばならないー。

時間が掛かりそうだ…。

今少しー?

朝のお吸い物

2009-07-18 12:17:55 | Weblog
オマセなゴーヤが一つ、食べ頃になった。

ちびだが、初収穫!

わたを取って、塩水で洗って細めに切ってお吸い物に!

こんぶと鰹だけのだし。他には何も入れない。

“ゴーヤのスープ!”

絶品!言うことなしの爽やかな和風スープ!

胃の中が洗われたような感じだ。

夏の朝はこれに限るかな!

ゴーヤはお吸い物が1番…!

夜はゴーヤチャンブルが1番!

渋谷

2009-07-17 22:16:33 | Weblog
久しぶりに渋谷へ出かけた。

今日は金曜日。

渋谷のハチ公前のスクランブル交差点は人の波!

田舎(?)暮らしの僕には、ちと酷!疲れた。

写真は、スクランブル交差点を歩いている僕。

BUNKAMURAでのイベント、“ドゥ マゴ パリ祭”の帰りだ。

地下の吹き抜けのフロアーに

パリの町角をイメージしたカフェやパン・雑貨など、ワゴンのお店がいろいろー!

お世話になっている『カフェ・シエスタ』の、じゅんさんとあかねさんの演奏も聴けるのだ。

バイオリンとアコーディオン。

パリにいるようだ!

看板犬のジュリーも侍っている。神妙にー。

僕のアイスコーヒーをジュリーと飲んだ!。

夕方だったせいか、演奏はしっとりと、しみじみと、心地良く、ゆったりとした気分を味わった。

ドゥマゴカフェのギャルソンは日本人だったので、

「カフェクレム! シルヴプレ!」とは言わずじまいだったが…!?

演出家宮本亜門さん

2009-07-17 15:49:24 | Weblog
僕の好きな演出家!

朝日の朝刊のインタビューに写真が。

いい表情をしている。人柄が滲んでいる。

偉そうでもなく、頑なでもなく、柔らかな、自然体!

随分前に、ダンスの振り付けで、お世話なった。

演出家になる前だ。

『アルプスの少女ハイジ』。

アルム爺さんの僕は、ダンスはない。

歌はいくつかあったがー。

その後間もなく、『アイ・ガット・マーマン』の演出をして、再演ん重ね、芸術祭賞(文化庁)を受賞する。

僕は観ている。

ミュージカルだが、人間が描かれていた!

以来お会いしていない。

活躍ぶりは知っている。

インタビューの結びに、こうある、
「演出家を辞めようと思わないのは、人間が人間を表現しようとする世界だから。
僕にとってこれほど毎日悩み、毎日興奮出来ることが他にないからです。」と。

僕が役者を辞めないのも、まさしく、そのせいなのだ!

新しい財布

2009-07-16 16:22:32 | Weblog
二ヶ月位前に財布を変えた。

占いの勉強を真面目にやっている友人に勧められて、

弁天様にお参りをして、その日の朝に変えた。

それ以来、貧乏なりに、何とか暮らしている。

縁起のいい財布のようだ。

「貧乏はするものじゃない、楽しむものだ」と言ったのは、昔の噺家だが、

ニッチモサッチモ行かなくなれば、楽しめやしない。

ここのところ、そんな風ではない。

貧乏なりに何とかなっている。

財布のせいらしい。

COMMECA ISM というブランドだ。

フランスの。

高いものじゃない。

使い易くもない。

が、空にならない!

必要な小銭がいつも入っている。

御利益があったと思いたい。

ずっとこうだといいのだが…!

しかし先のことは解りはしない!

とにかく、いい財布だなぁー!と思いつつ、開けたり閉めたりしているのだ。

大事に使っている。

僕のオサイフクン、今後ともヨロシクー!

葉っぱのカーテン

2009-07-16 12:09:48 | Weblog
窓辺のグリーンの簾が拡がって来た!

ゴーヤの葉っぱのカーテンだ!

涼し気だーー!

黄色い花と小さな実を幾つも付けていて、かわいらしい!

陽射しがやわらぐー。

今関わっている芝居の作者、チェホフは、草花を育てるが上手だった。

グリーンハンドだ。

医者にも作家にもならなかったら、庭師なっていただろうと。

自分でも言っている。

外光派なのだ。

僕はそんなでもないけれど、回りに緑がなかったら、息が詰まるに違いない。

下の方にレモンの青いのが見えていて、何だかわくわくする!

トマトもちらほら赤い!

台本を読もう――!