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映画に 乾杯! / 知の彷徨者(さまよいびと)

名作映画に描かれている人物、物語、事件、時代背景などについて思いをめぐらせ、社会史的な視点で考察します。

田舎暮らしの記録 23

2009-11-04 20:48:59 | 田舎の暮らし
 宇宙の歴史(140億年)、いや地球の歴史(44億年)から見ると、私の人生なんぞはほんの一瞬にも満たない時間にすぎない。まして、そのうちの1年、さらに1月、1日なんかは、超微細、ほとんど無限小なといってもいいものにすぎない。それでも、この地球上のちっぽけな生物個体としての私にとっては、意味のある(はずの)時間だ。もう少し大切に過ごさなければ、とは思うのだが…。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 22

2009-10-15 21:09:45 | 田舎の暮らし
 この頃、早朝のモズの鳴き声が日を追うごとにけたたましくなってきた。「高鳴き」の季節になってきた。繁殖に向けた性ホルモンと闘争本能起動プログラムが働き出したらしい。春ごろは、かなりおとなしかったのに、今ではすっかり威張り腐っている。ほかの鳥たちは、モズの近くには寄らなくなった。このあいだまで踏ん反り返っていたオナガは、すっかりおとなしくなって、姿を潜めている。季節の循環は、また野外ステイジでの主役の交代劇でもある。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 21

2009-09-13 16:39:41 | 田舎の暮らし
 雨が続く。日本の各地でも豪雨や異常気象の被害が出ている。そこで考えた。昔の人たちが「正月を祝う」気分を。1年間を生き延びることができた幸運と喜びをかみしめ、そのありがたさを心に刻むということなんだ、と。科学技術と経済的欲望を膨張させてきた20世紀後半以降に育った私たちは、やはり傲慢だったのかもしれない。今の快適さと利便さを捨てる勇気はないが、しかし、地球の生態系と折り合いをつけてほどほどに生きる術を見出さないと。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 20

2009-07-29 21:35:59 | 田舎の暮らし
 県外の人びとから見ると、長野は観光地ばっかりという印象が強いようだが、ここに暮らせばごく普通の場所で、日常性が支配する居住地でしかない。「観光地」と呼ばれる土地柄に住んでいる者にとっては、生活はまさに「日常性の連続」だ。観光旅行者にとっては「日常性の脱却」なのだが。山野も日常の風景であって、よその県の景観がうらやましい。で、ときどき旅行者の目で見ると、日常風景のありがたさ、美しさが見えてくる。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 19

2009-06-15 21:28:16 | 田舎の暮らし
 冬が暖かかった年は、年間を通じて気候が不順である。これは、昔からの言い伝えで、大体当たる。今年も今のところ当たっている。春から暑い日と寒い日とが極端な波を描いて変動している。身体が寒暖の差についていくのが大変だ。寒い日には、暖房に頼るよりも、身体の筋肉を動かして芯から温まるのが、一番の健康法かもしれない。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 18

2009-04-26 15:25:14 | 田舎の暮らし
 不順な気候なりに春がやって来た。長野では近くの善光寺の御開帳が始まる。高速道路料金が安くなったので、各地からたくさんの人たちが来てくれるかもしれない。とはいえ、旅にはいろいろお金がかかるもの。地元の人が期待するほどではないかもしれない。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 17

2009-03-30 20:48:30 | 田舎の暮らし
 冬らしい気候を体験することも余りなく、冬が終わろうとしている。雪が少なかった分、山林は乾燥して、山火事の危険が高まっているだろう。スキー場では、2月のうちに、冬眠から覚めたリスが麓を走り回っていた。だが、彼らの食糧はあるのだろうか。あちこちに隠したドングリなどの木の実は十分だろうか。心配だ。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 16

2009-02-15 16:11:38 | 田舎の暮らし
 現在の行き詰まりのなかで、感じること。結局、上辺の外面的な競争での優位を求めがちだった経済的心性が露呈したような気がする。これはとりわけ、政治の世界において一段と酷い。自分の中身=足元を見つめないで、とにかく勝や優越を勝ち取ろうとする。「勝ち組」「負け組」といういい加減な2分法で仕切りたがる。仕切ったはいいが、仕切りの基準が自分のものでない。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 15

2009-01-19 21:22:10 | 田舎の暮らし
 深刻な経済危機の様相が漂うなかで2008年は終わる。日本の大企業の指導者たちは、すでに危機の兆候は顕在化していたのに、1年前にこの状況を理解することも、見抜いて経営計画を修正することもできなかった。根拠のない楽観的な見通しに酔っていて、異変の兆候に気がつかなかった。重役会にも状況を分析できる人間がいなかった。これが日本企業の「実力」だ。株価も下がって当然だ。 . . . 本文を読む

田舎暮らしの記録 14

2008-12-28 16:05:19 | 田舎の暮らし
 今のところ、暖かい冬となっている。とはいえ、気候は大きくスウィングしている。暴れている。標高の高いところでは、自然降雪ですでにオープンしたスキー場もある。家の庭では何度も結氷凍結が見られた。だが、もう冬が終わって春が来たかと思う日もある。まるで株価のようだ。  . . . 本文を読む