放送タレントの永六輔が21日放送の読売テレビ系の旅番組「遠くへ行きたい」(日曜午前7時)に7年ぶりに出演する。
パーキンソン病、前立腺がんと闘病中で車いすでの旅となったが、会いたい人の多い京都を堪能した。
「遠く-」は昭和45年10月にスタート。
著名人が旅をするスタイルで、永は第1回の「旅人」として出演以来、今回で、俳優の故渡辺文雄さんの366回に次ぐ79回目の出演となる。
80歳を数えるが、本人が「旅に出たい」と希望。
旧友や会いたい人の多い京都を選んだという。
車いすでの移動に一時は躊躇したが、担当プロデューサーの「車いすだからできる旅もあります」との後押しもあり、いすに乗ったままでロケは行われた。
孫の育之介さんが随行する中、45年来の交友がある僧侶で作家・瀬戸内寂聴さんの住む「寂庵」を訪問した際には“法話の会”に飛び入りで出演。
初めて回転寿司へ同伴した黒柳徹子が隣の客が食べ終えた皿を取り皿と間違った話や、故小沢昭一さんが永の体を気遣って乗せたタクシーが事故を起こし、病院をたらい回しにされた話を面白おかしく披露。
「(事故の)翌日、小沢さんが『昨日はろれつが怪しかったけど、今日は何を言ってるか分かる。
事故で治ったんだ。
聞こえなくなったラジオをたたくと直るのと一緒』だって」と話すと、約200人の聴衆から笑いが起きた。
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