2日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、1万4000円台を回復した。取引時間中に1万4000円台をつけるのは5月30日以来約1カ月ぶり。前日の欧米市場が上昇したことや、為替相場が円安傾向になっているのを好感している。
前日終値比の上げ幅は一時、170円を超えた。午後1時時点は、前日終値より128円58銭高い1万3981円08銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同12・40ポイント高い1163・10。
午前の終値は、日経平均が同147円72銭(1・07%)高い1万4000円22銭。TOPIXが同12・75ポイント(1・11%)高い1163・45。出来高は14億9千万株。
最近の東京市場の下落を招いていた中国の金融不安がやや後退し、落ち着きを取り戻し始めているのも背景。ただ、日経平均は前日までの3営業日で1千円超上昇し、高値では利益確定の売りも出やすい。
「5月下旬の乱高下以降、投資家が売買を控える様子見ムードは依然として続いている。売買が増えないと、もう一段高にはなりにくい」(大手証券)という見方もある。
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